鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(2/4)

2020-02-04 08:30:00 | 日記
 新型コロナウィルスの発生と伝染が大きなニュースになっています。このニュースに触れ、十数年前のSARSの流行と私の心不全発病を思い出しました。
 平成15年、SARSの流行が世界的話題になり、日本でも国を挙げて侵入予防対策等が取られました。幸い、我が国への進入は抑えられましたが、衛生関連機関では収束までの間、大変神経を使っていたようです。
 ちょうどこの年、私は春先から体調が悪く、夜中に咳が出たり、微熱が出たりしており、取り敢えず掛かり付け病院で診察を受けることにしました。医師は私の渡航歴などを問診し、肺のレントゲンを撮りました。私に渡航歴などありませんでしたが、医師は紹介状を書き、総合病院への受診を指示しました。
 診察の結果は僧房弁閉鎖不全による心不全でした。僧房弁が壊れており、弁形成が必要とのことでした。それからしばらく間をおいて弁形成手術を受け、その後は平穏で今に至っているところです。
 心臓手術に至ったのは、掛かりつけ医の頭にSARSのことが浮かんだこと、レントゲンの陰が町医者の手に負えない状態にあるという判断があったこと、この二つが総合病院への紹介状へとつながったからだと思っています。風邪から来る肺炎程度にしか診られなかったら、今の私は無いかもしれません。コロナウィルスと聞くと、その時の心不全を思い出します。
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