鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(5/29)

2013-05-29 08:30:00 | 日記
 初夏の魚でお店の魚売り場が賑わい始めました。アジ、トビウオ、イサキ、シロイカがそれらの代表です。もう少しすると、日本海のマグロが出始めます。
 トビウオは産卵回遊のため西の海域から対馬暖流に乗ってやって来る淡白な魚です。特に、山陰の初夏を象徴します。それ以外の魚は脂の乗った旬のものです。
 これらの魚はスーパーでも鮮度の良いものが並べられますが、この時期、気温が高いことから鮮度落ちが激しく、魚屋に出向く際には保冷容器と保冷材が必要です。買う側は買物袋に入れた鮮魚の温度がいくらなのかを常に考えながら行動する必要があります。売る側ももう少し気を利かせる必要もあります。
 日本人の魚離れが顕著になっているようですが、この原因には若者の魚に対する思いの希薄化に加え、鮮度保持の面倒くささもあるように感じます。このままでは、日本の食文化は衰退してしまいます。獲る側、売る側、買う側で日本の食を育んでいく努力が必要です。
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