GAMAの菜園&フォト日誌

SINCE JUNE 2005・・・菜園情報と写真で綴るGAMAの雑記帳

ミニトマト、ナス、きゅうり

2016年06月20日 20時23分46秒 | 農場日誌
ミニトマトのキラーズ(ナント種苗の薄皮イエロー種です)。接ぎ木苗を100本購入。越冬トマト
が終了した後につなげます。
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オーソドックスな水ナス100本。これも農家の狭間を埋めます。
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9号ハウスのきゅうり。
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10号ハウスのきゅうり。指導を受けている農家さんは9号と10号の苗たちの葉色の違いをピタリ
と言い当てる。自分にはわからない。実際、9号は窒素肥料を10号の半分しか施肥していない。
その違いで10号の方がジベレリン活性が活発で葉色が良くなっていて不思議でないのだ。それを
勘で見抜く力量にはアングリコ。うどんこ病やベト病は発症してからの投薬では遅いので、中央
通路に珪酸を多く含む肥料を追肥した。珪酸はこれらの病気への免疫力を高めてくれる。同時に
1,000倍希釈のうどんこ病、ベト病予防薬も葉面散布した。雑草も病気を運ぶので合わせて掻いた。
使った農薬はダコニール。
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農薬嫌いな人がぎょうさんいらっしゃるので、農薬というだけで肩身が狭くなる思いですが、自分は
農薬の適正使用はむしろ推奨しますね。普通じゃなかなか完全無農薬・有機栽培で利益を上げる
のは至難の業ですからね。簡単にやってのけちゃう人は尊敬に値します。

ところで農薬と言っても大きく3種あります。殺虫剤、殺菌剤、成長促進剤とか栄養剤の類いですね。
一番問題なのは殺虫剤でしょう。これは我々も気を使います。同じものは繰り返し使えないし。
有機リン酸系とかピレスロイド系とか、それらでないものとか。肥料も化成頼みはしません。有機肥料
がすべてですね。化成は確かによくありません。でも、人間が使っている薬はほとんどが化成なみです
からね。そんな薬を飲みながら有機無農薬栽培にこだわるなんてちゃんちゃらおかしいです。^^

農薬は正しく使って、見目麗しく、栄養満点、美味しく、安全に限ります。ましてや、それで農家の
人たちが人並みに幸せに暮らせるなら万々歳ではありませんか。いたずらに有機有機とバカの一つ覚え
のように唱えるのはやめて欲しいですねぇ。ちなみに、有機肥料をたっぷり入れると臭いますよ。
すげえ臭いです。でもそれがオーガニックな香り。ハエやアブが大喜びで飛び回ります。^^
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5 コメント

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Unknown (すぎさん)
2016-06-20 23:03:31
つくばのガマさん、こんばんは(^^)/

ピンキーじゃあないんですねヾ(゚0゚*)ノ?
キラーズか(⌒-⌒)
赤じゃないと甘くない気がしませんか?
時々色違いを作るんですが、固定種じゃあ結果があまり良くないです。
野菜の無農薬っていうのは都会の話ですね。
田舎じゃあ、そんなの見ることもないし手に入れることはできません。スーパーにももちろん売ってませんし、そういう専門店もありません。
家庭菜園等だけの話ですね。こちらでは。
でも家庭菜園していても無農薬でやってるって聞いたことありません。
やっぱり都会の話ですね、きっと。
家庭菜園では生活はかかっていませんから、ほとんど使うことはありませんが、無農薬でなければいけないみたいな強迫観念はありません。玉ねぎのべと病みたいに広がれば全滅する恐れがあっても、防げる可能性が殆ど無いようなものに使ってもしょうがないし。
とうもろこしのアワノメイガは壊滅的ですが、囲ってしまえば大丈夫だし。
トマトのサビダニ病、農薬を使わないと発生し、広がれば収穫ができなくなる病気で、出始めると毎年のように出てくる病気、これには躊躇なく使用します。
ほとんど害のない天然の薬もあるし、使えば間違いなく治せる病気。使わないで毎年蔓延させるほうが選択しがたい。まあ、家庭菜園での話なのでガマさんの農家さんや消費者に対する話とは次元が違いますが。
うちで作ってるキャベツにはナメクジがいます。
もし買ってきたキャベツがナメクジだらけなら二度と買わないかもしれません。
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すぎさん (つくばのガマ)
2016-06-21 04:44:28
おはようございます。
正に良識であり常識ですよね。
ナメクジだらけのキャベツは受けますね。^^
畑の野菜を家に持ってくると、時々悲鳴が聞こえて
きます。^^ それが普通なんですよね。なのに
スーパーでそんなことが有ったらもう大変です。口コミ
で客が半減するでしょうね。嫌な世の中です。
直売所はそれでも、多少は大目に見てもらえるので
いいのですが。一番問題なのは、余った農薬をもったい
ないとかけてしまったり、同じ薬を何度も使って虫に
耐性をつけさせてしまい、効かないからと多めに使う
人ですね。結構、同じ虫が対象でも、野菜によって
使えない薬があるのですが、それを無視する人も
います。我々は自己申告とともに、立ち入り検査と
販売前成分分析をして、不正や過失があれば販売
させないというルールでやっていますが。
市場から一般店頭に流れる野菜はほとんどが検査
してないから、危ないって言えば危ないですね。まあ
それでも、日本のものは中国産に比べれば月とスッポン
ですが。
返信する
Unknown (HAL_K)
2016-06-21 05:25:44
おはようございます HAL_Kです。

ハウスの中で伸び伸びと育てるんですね~
畝がもったいなく感じます(笑)

農薬か~
家庭菜園では無農薬、有機栽培に拘る方が多いですよね。
オイラは師匠が青虫退治やアブラムシやヨトウムシ予防に使ってたので拘りはほとんどありませんね。
それに、小豆や黒豆などの穀類では無農薬で何度壊滅したか・・・
まずは採れることが目標なもんで(笑)
肥料は化成がメインだけど、これは師匠の真似事です。
ガマさんから化成がメインだと土が痩せていって満足な収穫ができなくなると聞いてるのですが、今のところ感じません。
土質が砂壌土で水はけが良すぎ、肥料分がすぐに抜けるという、そもそも痩せた土地だからかな?
返信する
HAL_Kさん (つくばのガマ)
2016-06-21 18:26:41
HAL_Kさんの畑は、言うなれば水耕栽培の培地の
ような環境になっているんでしょうね。通常の圃場作り
の考え方は、所謂有機依存だと、微生物を繁殖させ、
微生物によって分解された栄養素によって作物を育て
るということですが、HAL_Kさんの畑には微生物が
多くは繁殖していないわけで、有機分を投入する意味
がないとも言えます。ミミズがほとんどいないのではないか
と思います。ただ、心配なのは化成頼みで投入量が
多いと、地下水が汚染され、環境問題に影響する
ということです。井戸水や地下水の硝酸濃度が
高かったら要注意ということになりますね。有機でも
投入量が多過ぎれば同じことが起きます。だから
予定作物に応じた適正な施肥設計が必要になる
ということです。でも家庭菜園ではなかなかねぇ。
理屈で分かっていても簡単ではありません。ブログで
拝見する限り、お師匠さんは作物が必要な量を
勘でご存知のようですよ。適正量なら何の問題も
起きません。少なくとも、過剰施肥のようには見えて
いませんから、この方法でいいのではないでしょうか。
返信する
Unknown (mimi)
2016-06-21 22:36:30
「人間が使っている薬はほとんどが化成なみです
からね。そんな薬を飲みながら有機無農薬栽培にこだわるなんてちゃんちゃらおかしいです」

どんな方法で作業をやろうとそれは本人の勝手です おかしく思うなら関わらなければ良いじゃないですか 余計なお世話です 
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