GAMAの菜園&フォト日誌

SINCE JUNE 2005・・・菜園情報と写真で綴るGAMAの雑記帳

プルトニウム検出報道の本当の怖さ

2011年10月02日 17時45分55秒 | ガマのつぶやき
今10月ですよね。一体今頃になってどうしてプルトニウム検出が話題になっているんでしょうね。自分のブログではすでに4月の中旬頃にプルトニウムやストロンチウムの原発敷地外検出についてギャーギャー言ってます。すなわち、その時点ですでに分っていたという事。それなのに避難地域の指定だの緊急時退避地域だのそちらの話題ばかりでいっぱいになっていて本当に恐ろしい話題から目を逸らされていたように思えます。

何が恐ろしいかって、国民は結局本当の原発事故の恐ろしさをまだ知らされていないということに他なりません。放射性ヨー素は80日くらいで、放射性セシウムにしても32年くらいで半減期に至るのでまあ言うなれば現世代の問題で済ませられるのですが、プルトニウムやストロンチウムになると話が違います。そもそも放射能の性格が先の二つとは全然違う。別物です。ヨウ素やセシウムがダイナマイト級の破壊力ならプトニウムやストロンチウムは原爆級です。出てくる放射線も前者がベータ線なのに対して、後者はアルファ線やガンマ線で内部被曝による健康被害は比べものになりません。大体、放射性ヨウ素や放射性セシウムが出すベータ線という放射線の測定器ではアルファ線やガンマ線の放射線レベルは検出も測定もできないということすら知られていないのではないでしょうか? 放射線レベルが下がったから非難指定地域解除などを打ち出したり、原発から放出される放射能レベルが400万分の一になったなどとあたかも危機が去ったが如き発表ですが、万が一どこかにプルトニウムやストロンチウムのホットスポットが存在しているとしたらそこに鉢合わせした住民は一体どうなるというのでしょう。それすらも調査されていない、というか調査不可能ですから当然できませんが、事故が起こってから「人智を超えた想定外の状況で不幸だとしか申し上げられません」と釈明するのでしょうかね。

第二次世界大戦時に報道管制で国民は戦争の実態を知らされることなく悲惨な運命を背負わされましたが、体質的に全く同じことがこの原発問題では行われていると言っても過言ではないかもしれない。あまりヒステリックになるのはいけませんが、21世紀の民主的先進国家においてまだその程度の情報公開や国民の幸福擁護への十分な配慮が担当政権から示されないということは大変な悲劇というか、嘆かわしい事だと思わざるをえません。それにつけても、皆さんもご覧になった1号機や3号機の水素爆発の映像。あの時恐ろしい程の放射能があの粉塵とともに舞い上がっていたというのにそんな危機感を政府の対応や報道から感じられた人はほとんどいなかったんですよね、私も含めて。


さて、菜園便りです。
綺麗になった苺畝をUPします。菜園中の雑草を表土とともに削り取りました。除草+除染完了。^^ ここがホットスポットでないことをただただ祈るのみです。といっても今更実は高濃度汚染地区だったとしてもさんざん飲み食いしてしまったのでもう後の祭りです。^^
クリックで大きくなります。




Yahooは土浦の花火選手権大会です。

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2 コメント

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Unknown (イザワ)
2011-10-03 00:25:53
本当に真実はどこまで開示しているのでしょう・・・
そう思うと本当に怖いことです。
今日も千葉でマラソン大会の撮影でしたが、
ひょっとしてこの空気中にも・・・と考えると
本当に恐ろしくなりますね。
なんか、保証金を受け取るための書類が膨大で
判りづらいようですが、とんでもない話ですね。
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イザワさん (つくばのガマ)
2011-10-03 04:36:09
お疲れ様でした。
美しい被写体ばかり撮りたいところでしょうが
、仕事ではそんなこと考えてもいられませんね
?^^ 依頼に沿った結果を求められる訳です
から。 それにしても、知らされないという事
はいつの世でも問題ですね。自分は内容もさる
ことながら、そういう権力の体質がいつまでも
かわらないことに一層のはがゆさを感じます。
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