ドル円の下値リスクが払拭されない以上、クロス円の買いはなかなか手を出しにくくなっています。
ポンド円はストレートでの上値抵抗線上抜けによって急上昇し、249円台中盤を実現し、その後も底固い動きを見せています。
ユーロドルは、先週末のリーブオーダーが成立していますが、大きく動く様子もなく小動きに終始。ユーロ円は、ドル円の下落プレッシャーを受けて、最高値の168円台後半からはやや遠ざかっています。
ポンドとユーロの乖離的な動きによって、ユーロポンドも下げているとの予想は立ちますが、ポンドの独歩高は堅調なものがあります。
ドル円は日足での基準線が、ちょうど重要なポイントである122.50あたりで概ね水平的な動きをしており、暫くは動きそうにありません。クロス円等の圧力で瞬間上昇するようなステージではこのレベルを売ってもリスクは限定的に見えます。
勿論、セオリーとしては手前売りの裏ストップであり、不安定な状況のドル円は、いずれにしても短期スパンで入り口探しが適当に見えます。
さて本日は、順調なポンド高トレンドを捉えるために買い戦略を占って見ます。
外為ガイドブック
TOPへ