外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

様子見 ポンドは下値リスクあり ドル円とクロス円は逆相も想定

2007-07-12 22:03:52 |    -南ア・ランド円

昨日のドル円もイメージは合っていましたが、エントリーの設定を第二ターゲットを基準に考えれば助かっていました・・・。

連敗街道まっしぐらといった形となっています。本日は122.50をバックにドル売りを想定しても良さそうですが、さすがに本日は一休みさせていただきます。

メジャーなクロス円は概ね全戻しを果たし、ドル円の動きから乖離をしています。現状を把握すれば、明らかに対円相場は円の高・安で動いているのではなく、テーマはドルとみて問題は無さそうです。

確かにドル円の下落がクロス円の売りストップを付け、円が一時的に全面高という展開をしましたが、ドル円が戻りきれない中でドルストレートが上昇した結果、クロス円が回復したと見て良いでしょう。従って今後、ドル円とクロス円が乖離した動きを見せることが想定でき、例えばこれまでのようにドル円が上昇したので、ポンド円を買うという戦略は機能しない場合が有りそうです。

決して断言はできませんが、例えばZAR円は、ここまでドル円の上下に合わせる形で、概ね15.25-17.25円のレンジ取引を継続して来ました。今回のドル売りが発生する直前でZAR円は上抜きを果たし、上昇に拍車を掛けようとしたところでの円高で、やや水を掛けられた形です。

しかし、週足で先行スパン上限を確認したまでともみえるZAR円と、下落リスクが消えきらないドル円とは、もしかすると2004年末から2005年初に見たような逆相を作る可能性がありそうです。

非常に勇気の要る決断となりますが、16円台なしと決め付けて17円前半での買いを持ってみるのもありだと思います。

 
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コメント
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