石仏散歩

現代人の多くに無視される石仏たち。その石仏を愛でる少数派の、これは独り言です。

122日本石仏協会主催石仏見学会-4-(静岡市清水区由比町)

2016-05-13 05:14:57 | 石仏めぐり

興津から由比へ。

東海道の宿場を東へと進む。

◇臨済宗妙心寺派金谷山桃源寺(静岡市清水区由比町)

宿場町は道幅が狭い上に駐車場が少ない。

バスを降りて歩いて寺へ行ったら、なんのことはない広い寺の駐車場があった。

山門前に石仏群。

秩父、坂東、西国、四国巡拝供養塔。

宝暦三年(1753)造立。巡拝塔としては大きい方か。

御幣持ち双体道祖神。

井戸さんの配布資料には「当地域では珍、信州石工の置き土産?」とある。珍なのは、双体道祖神なのか、御幣持ちなのか聞き逃した。

地蔵立像。

馬頭観音。

角2本、耳2本とすると牛頭観音になるが・・・

文字馬頭観音の両側に「大日如来」文字碑。

像塔は良く見かけるが、文字「大日如来」は少ないのではないか。

境内に入る。

金毘羅さまを祀る鎮守堂の前に大きな庚申塔がある。

本堂まえには、羅漢さんが在す。

十六羅漢か。

墓地入口に七観音。

彫りがシャープだなと思ったら、高遠石工、北原佐吉の作と銘がある。(写真に撮ったがぼけている)

素晴らしいので七観音全部を載せておく。

   不空羂索観音

   如意輪観音

   准胝観音

  十一面観音

   馬頭観音

    聖観音

   千手観音