HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

音楽からReach to Marsへ

2013年09月23日 | FoZZtone
なんだか本当申し訳ないぐらいにブログ書いてませんでした。
書きたくないわけではなくて、ほんと仕事に追われ過ぎて、家に帰ってネットに
繋ぐ元気すらないような日々を更新しておりました。

書きたいと思うことはその時に書かないとすぐに鮮度は落ちて
やがて書く気もなくなるわけで、それは仕方がないのかなと
思っています。

ただ、今日は久しぶりに今書くぞ!っていう気になって
書いてます。

今から5年ぐらい前の事です。
FoZZtoneが「音楽」という曲をリリースしました。
その曲を初めて聞いた時に私は
「Sci-Fi、あのSci-Fi、明日を照らして」というフレーズが
とても耳に残りました。

そして、その頃にはすっかり忘れていた
レイ・ブラッドベリを思い出し、
そして彼の作品のひとつである
「火星年代記」を思い出しました。

今考えてみれば、この時にすでに
「Reach to Mars」の種は蒔かれていたんじゃないかと
思うわけです。

今年で10周年のFoZZtoneですが、
この5年間の間に目まぐるしくいろいろな事がありました。

まさに♪「同じ毎日」なんて言葉は無いよ♪でしたね。

そして♪君に聴かせたいよ
僕の選曲を 素晴しいから♪

とオーダーメードアルバムというものもその5年間に
3回もやってしまったわけです。

その第一回目の選曲のひとつに私が選んだ「白鯨」という曲。

この曲も実はレイ・ブラッドベリが繋がるわけです。

ブラッドベリは火星の話も書きつつ、映画「白鯨」の
シナリオも執筆していたのです。

この執筆中のアイルランド滞在記をブラッドベリは書いてるのですが
そこには「音楽」が溢れていました。

「たしかにこの世で大事なのはおカネだよ。」
「だけど、この世のいざこざをおさめてくれるのは音楽だ。」

この言葉が特に印象に残っています。

そして、去年ブラッドベリはこの世を去りました。
でも、彼の描いた火星を彼の愛した音楽で
歌にしているバンドがこの日本にいるのです。

FoZZtoneというバンドです。

このFoZZtoneのフロントマンである渡會さんはソロの曲で
「I'm in Mars」という曲を作って歌っています。

私は今この地球にブラッドベリがいないのがとっても残念です。
もし、今地球に彼がいたなら、このフォズの曲を彼に聴いてもらえたのにって。

あと、この5年の間にいろいろあった中で
いっとき、地面に縛り付けているような時期もあったけれど
今「火星」へと思いを巡らすようになったフォズは
また音楽によって自分たちを解放したんだなって
広い世界を抱くようになったんだなって。

そして、この地球はそれぞれの考え方によって
小さくも大きくもなるんだなって思いました。

小さな地球だからこそ環境とか人々の暮らしとか
大事にしなくちゃいけないし、
大きな地球だからこそ自分を見失わないように
夜空に光る星やそして惑星たちに心を馳せて
地球を感じていかないといけないのかもしれない。

ブラッドベリのアイルランド滞在記の中に出て来た言葉
「行動せよ」
まさに
 GO!ですね。

7月の大阪でのライブの時に最初が「Reach to Mars」で
アンコールが「音楽」という、まさに私にとっては
とても感動的な繋がりでした。

これからまた彼らがどんな風になっていくのか。
私は陰ながら見守っていけたらと思っています。









コメント
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