HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

惹かれる空気感

2009年01月23日 | 音楽・映画・本
私が今日本で大好きな俳優3人といえば、以前にもここで書いたけれど
相変わらず加瀬亮氏と松山ケンイチ氏とオダギリジョー氏です。

職場でドラマの話になって、そこからどんな俳優が好きかっていうことに
なって、この3人をあげたら、

「なんか分かる気がする。あなたがこの3人を好きなの。」

と言われました。

でも、その方はぜんぜん対象外のようで、それよりジュニーズ系の
人の方がいいみたいです。オダギリジョー氏だけはわかるらしい。



私がオダギリジョー氏をいいなぁ~って思ったのは
かっこいいとかそういうことではなくて
彼の好きな映画(ジャームッシュの映画)や好きな音楽(トム・ウエイツ)の
世界が私自身も昔から好きだったからで、

そういう感覚を持っている俳優だということが
私にはすごく素敵に思えたところから
彼の映画を見て、ますます好きになったわけ。


松山ケンイチ氏はどの役も個性があって、しかもいろいろ変われる
ところがおもしろいし、魅力的な人だと思う。
でも、結局「デトロイトメタルシティ」は見れてなくて
はやくDVDが欲しいと思うわけです。

デスノートのLの役はかなり好きです。


そして、今「ありふれた奇跡」に出ている加瀬亮氏は
おそらくこの3人の中でも一番好きかも。

彼から出るオーラっていうのかな
繊細で暖かみと哀愁のあるオーラ。


「ありふれた奇跡」はおそらく加瀬氏と仲間嬢の2人で
なかったら、絶対に成り立たなかっただろうなと
思います。

独特の台詞

「わかった。」
「そうなんだ。」
「大丈夫。」
「そんなことない。」
「絶対ない。」

のようなプチっと切って行く台詞。

それが畳み掛けるように全編に出てくる。

演技がへたな人がやると
浮きまくるような台詞。

それをこの2人だと
深みをもって、
独特の空気感を出して
放っていける。

今日なんて加瀬氏の役の翔太が自分の仕事場での
辛い思い出を語る場面で
カメラはずっとそこ一点を見据えたままで
なんのカットもなく、かなり長いスパンで
そのシーンが撮られていたんだけど、
そこで長い台詞と間でこぼれる涙。
「すごい」って思いました。
一方、仲間嬢の方は台詞なしで
そのスパンを表情と立ち姿で演じて行くわけで。
それもへたな役者だとその場の空気を壊しかねないけど
彼女は見事に演じて、加瀬氏の演技をさらに光らせて
魅せてくれました。

この2人最高だなぁ~って思いました。


加瀬氏は私の好きなミッシェルゴンドリーの映画にも
出ているんですよね。これも見たいな。


とにかく、これからの活躍も楽しみです☆
コメント
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