HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

スターウォーズ・エピソード3

2005年07月18日 | 音楽・映画・本
なんだろう。この気持ち。最後の方のあるシーンで涙が出てきた。ぐわ~って心をえぐられるような感情。繋がった・・・あの頃にあの時代に。やっと時が合流した、そんな思いとせつなさと。思いっきり号泣したい気持ちだった。でも、もちろん人がいっぱいの映画館だし、そこはぐっと抑えた。

幼き日に見たエピソード4、5、6。あの時「どうしてルークのお父さんであるダ-スベイダーが悪の帝王になったか」という謎。それが28年の時を得て、今日わかった。とてもせつないものだった。

これは宇宙の大スペクタクルな叙情詩ではあるけど、不偏的な人間の本質というものを実は描いているんだろうね。アナキンのダークサイドに向う心理状態・・・これは今の未成年の子どもたちの犯罪に向っていく心理とどこか重なる。少しずつ、心の歯車が噛み合わなくなっていく感じ。

とにかく、このエピソード3で締めくくれたのはとてもよかった。とても深く心に残った。
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正座して聴く☆

2005年07月18日 | 音楽・映画・本
たまたま目についた記事。あのアンドリュ-・W・Kがこう言っていた。「自分の好きなアーティストの作品を初めて聴くときは気合を入れて、それに集中できるようにスピーカーの前に座って、アートワークを楽しみながらアルバムを聴く」というような事。

私もティーンエイジャーの時はお金がないから、何ヶ月もおこずかいをためて一番その時に欲しいアルバムをワクワクしながら買ったものだ。そして聴く時はやはりスピーカーの前に正座して聴いた。どれだけ心臓をどきどきさせたことか・・・。では最近はどうか・・・というと、昔よりはお金をある程度動かせる(笑)ようになったから、月に何枚も買えたりする。するとついつい聴き方が雑になる。正座して聴くなんてめったになくて、CDからすぐにMDにダビングして通勤時に聞けるようにしてしまう。

このアンドリュ-の言葉を読んで、あ~なんてことだと反省する。

申し訳ないだろう?そのアルバムを作ったアーティストに・・・もちろんMDに入れて何度も聴くわけだけど。なんか違う気がした。

でも、実のところ、これは不思議なんだけど、私が好きなインディーズのバンドが出したCDを家で聴く時は結構スピーカーの前で正座して聴いている。それはなぜか。

メジャーのバンドのCDは全国的にリリースされて、一斉に多くの人の元に届くし、その前からラジオでもオンエアされるけど、インディーズで特にまだ事務所にも属して無いバンドはそのライブや一部のショップでしか手に入れられないわけで、まさに自分の家で聴くのが最初であり、その自分自身が彼らの曲を聴く最初の何人かになる可能性が高いわけで、それゆえにドキドキするんだ。大袈裟かもしれないけど、なんかすごい歴史の発見者の一人になるような感じ?

誰の手も借りず、自分たちだけであれやこれやと苦悩しながら、作り出すインディーズバンドのCDは私にはものすご~く純度が高くて、繊細で、壊れやすいもののように思える。ゆえに丁寧にきちんと聴こうと思ってしまうし、大事にしたいと思う。

今、私がよく知る某アーティストの方と某バンドの方がアルバム作りに没頭している。きっと大変な作業なんだろうね。どんなものが出来上がってくるのか本当に楽しみ。そして、それが完成した暁には、スピーカーの前で絶対に正座して聴く・・・その産み落とした大事なものを。

待っているから・・・ライブに行けなくても・・・音楽は愛し続けるから

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