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HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

復活してもらいたいバンドは!

2011年03月27日 | DETROX/栄喜/SIAM SHADE
CDTVのアンケートで復活してもらいたいバンドの
第一位に輝いたのがSIAM SHADE。

なんかうれしかった。

SIAM SHADEは私が日本で初めて真剣に好きになった
ロックバンドであり、いろんな思い出を作ってくれた
バンドだから。

今でも、最初に彼らの名前をテレビで見た時を覚えている。
(単に名前だけを見たんだ。顔とかまったくなくて
文字だけ。)なんて不思議なバンド名だろうって
思った。

初めてPV見たときは
めちゃハードロック系バンドの容姿のギタリストたちと
金髪短髪ボーカルのコントラストに圧倒されたし

初めてタワレコで買った彼らのZEROというアルバムを
聴いた瞬間の感動は忘れられない。

一曲目に入っていた「Dear・・・」
泣けてくるほどすてきな曲。

そんなSIAM SHADEが解散したあとに
ボーカルの栄喜さんはACIDっていうバンドを
やったり、ソロ活動したりして、
今はDETROXをやっている。

去年見たDETROXのライブは最高だった。

解散したあともずっとロックを鳴らし続けてくれている
栄喜さんは、SIAM SHADE時代は
エイズで苦しむ子ども達のために
ずっと支援活動をしていた。

アミューズがやっているライブアゲンストエイズの
コンサートに一回参加して終わりではなくて、
それから何年もそのコンサート以外でも
募金箱をライブの時に設置して、ちゃんと
ルーマニアの子どもたちのところに届けていた。
彼自身も自分のお金でルーマニアに行ったこともあった。

そんな彼は今年の正月早々に大事な友達を
突然失った。あまりにも突然で、彼は何がなんだか
わからなかったと思う。
突然大事な人を失う辛さを彼は知っている。
だからこそ、今回の大震災での多くの人の
苦しみを彼は痛いほど感じているのが
彼のブログから感じられた。

ファンに許可した
彼の曲をここに載せたいと思う。
これは大事な人を失ったことを歌ったものだけれど
涙を流しているってことが生きているってことだと
歌ってる。人が心を痛めることは
今生きているっている証拠なんだね。



コメント (2)
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SIAM SHADE~重なりあう影

2010年10月24日 | DETROX/栄喜/SIAM SHADE
来週、SIAM SHADEのトリビュートアルバムが出る。
同時にベストライブアルバムも出る。

今、なぜSIAM SHADE?って思う人もいるだろうけれど
私のようなSIAM SHADEファンにとってはこれは必然のように思える。

2002年に解散して以来、彼らの後継者となり得るバンドはまったく
出てこなかったから。

彼らはまさにオンリーワンのロックバンドであり、
今のそれぞれのメンバーの音楽活動を見る限り、
彼らは根っからの音楽好き、ロック好きだったんだと
わかる。

変に芸能界に入ってセレブ気分のどこかのバンドの
人たちとは違って、今も音楽を純粋に追いかけて
歌い、演奏し続けているのを見て、ファンであって
本当によかったと今も思えるんだ。

DETROXで実際にライブを見て、
CDを聴いて、栄喜さんが今も
進み続けて、新しいロックを作り出しているのが
本当にうれしいし、信じていてよかったって
思うと同時に

日本でナンバーワンのギタリストだと思っている
DAITAさんも常にギターを弾き続けて
BINECKSや氷室さんのバンドでその歌うような
深いギターの音色を聴かせてくれている。

ベースのNATCHINも
ドラムの淳士さんも
ギターボーカルの一馬さんも

自分たちのバンドやサポート
元イエローモンキーのアニーと
バンドやったりして
それぞれの音楽を止めることなく
追い続けている。

SIAM SHADEっていう名前を
最初に目にしたとき

なんだこれは?って

すごく不思議な感覚になった。

直訳すると「タイの影」って

余計わからない。


この名前はメンバーが英語の辞書を見て
探したらしいけれど、

何かのインタビューでは「重なり合う影」って
いう意味だと書いてあった。

タイはとても熱い国で
日差しが強いから影もくっきり映る。
そのイメージから強い「光と影」が
ファンになった当時
このSIAM SHADEという名前から感じられた。

彼らが当時はすべてだった。
だから、彼らが解散するときの絶望感は
かなりのものだった。

そのあと日本でもう好きなロックバンドって
出てこないのかもって思ってたところ

ELLEGARDENと
JET KELLYに出会って

今に至るわけだけれど

この2バンドも今は実際のところなくて

細美武士氏や
真田暎人氏の
音楽活動が私の支えとなっている。

音楽は変遷していく。

ずっと同じものをやっていくのは
とっても難しい。

だからローリングストーンズは本当にすごいと
思うし、GLAYもある意味すごいと思う。

でも、変化していくことを拒絶することは
しない。いい音楽がまた生まれるなら
バンドが活動休止しても解散しても
希望を抱き続ける。


ただ、またそのバンドのライブを見たいと
願うのがファンだ。

ELLEGARDENのライブもまた見たいし
JET KELLYやJET LILY STARのライブも見たい。


そしてもう一度、SIAM SHADEのライブが見たいんだ。


栄喜さんが言ってたんだ。

「万が一、このトリビュートアルバムが一位になったら
メンバーを集めて、ライブするかもしれない。」って

もちろん、他のメンバーの気持ちもあるから
栄喜さんだけの思いでは実現しないかもしれないけれど

栄喜さん自身はそう思ってくれているんだ。

そう言ってくれるだけでも私は幸せだ。


こうして、いまだに昔のファンのことも
思ってくれている栄喜さん。


いまだに熱くてロックに対してひたむきで
ライブに全力投球でファンを大事にする彼。


私は栄喜さんのファンであり続けて
本当によかったと思う。


トリビュートに参加するのがほとんど海外の
大物ばかりで驚くけれど、

それだけ彼らの実力が世界的に通用するものだったと
わかるよね。

DAITA氏からおそわったDREAM THEATER。
今このバンドのドラマーは私の大好きなAvenged Sevenfoldの
サポートドラムをやってくれている。

いろんな部分で好きな音楽は手を繋ぎ合って行く。

下記の曲は私が初めて買ったSIAM SHADEのアルバムに
入っていた1曲目の曲だ。彼らの歌は「1/3の純情な感情」しか
知らなくて、実際どんなバンドかわからずに
エイって感じで思い切って(視聴なしで)買ったら
この曲が最初にきて、これで一発でやられた。

これは栄喜さんがファンに向けて書いた曲だ。
彼の愛情が溢れている。

この映像は解散ライブの映像なので
途中で栄喜さんがぐっとくる部分もあるけれど
それを含めて、彼のピュアな音楽魂が
この日で終わらず、今も継続中なのが
曇った今の音楽業界に晴れ間を見せてくれる。
















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DETROX at 京都MOJOに追記

2010年05月01日 | DETROX/栄喜/SIAM SHADE
長々と前回の日記にDETROX及びSIAM SHADEの思い出を
書かせてもらいましたが、あっこれも書かないと・・・って
思ったことがありましたので、追記します。

「Out of the Shell」っていう曲はまさにヘヴィメタというか
ハードコアっていうか重量感たっぷりの曲だし、それを歌う
栄喜さんのボーカルも重量感たっぷりなのに、その合間に
入ってくるメロディックラインではその荒々しい声が透明な
せせらぎのような声に変わって、そのシンメトリーに歌の
立体感が生まれて、でっかく自分の方に押し寄せて来る気がして
すっごく迫力がありました。


あと、書こうと思ってうっかり書き損ねてしまったことですが
栄喜さんの書かれた文字はとっても魅力的な文字で
きっと私の大好きなフランス人の画家(ビッフェ)
が日本語を書いたらこんな字だろうな
っていうような画家が書くような芸術的で美しい文字でした。
(これは本当に書こうと思ってたことなので、慌てて書いたのではないですよ!)


曲に戻りますが
「hooligan」もすっごく深みがあって、心を頂点にまであげて
くれて、あまりの熱さにライブ中胸がはりさけそうなくらい
でした。素敵な曲です。

また、思い出すたびに追記が増えるかもしれませんが

記憶のあるうちに書いておきたいと思って。






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DETROX at 京都MOJO

2010年04月29日 | DETROX/栄喜/SIAM SHADE
気がつくとずいぶん日が経ってしまいました。

もう4月も終わろうとしているのに。

今月4月3日(土)に京都のMOJOでDETROXを見て来ました。

DETROXとは元SIAM SHADEのボーカルの栄喜さんがKAZさんと
結成したユニットです。実際はウッチーさんというベーシストさんと
ユースケさんというドラマーさんとのバンド形式になっているけど。


ここで自分の過去を振り返るっていうのもなんですが、
私は10年ぐらい前はほんとうにSIAM SHADEが好きで好きで
彼らのライブのために他のライブを日程に一切いれないという
徹底ぶりでした。といってもツアーをすべて回るというのではなく
自分が行けるのが大阪だけ(関西では大阪だけしかライブなかったから)
だったので、その日程が他のライブと重なったら困るし、ライブが
いつ決まるかわからないし、しかもチケットなかなか取れなかったので
とにかくSIAM SHADEのために万全体制にしておいたわけです。

ゆえに一年にライブ行くのは1回か2回という少なさ。
でも、それでも幸せでした。

彼らを見た厚生年金会館大ホールは3月で無くなっちゃったけれど
あの場所は私にとっての唯一のSIAM SHADEとの思い出の場所でした。


SIAM SHADEと出会ったのは深夜のローカルな音楽番組。
30分ぐらいでさわりだけ曲が流れるランキング番組。
そこでSIAM SHADEっていう名前を見て、不思議な名前だなぁ~って
印象に残っていきました。そんな中で「1/3の純情な感情」のPVを
見て、ヘヴィメタ系のギタリスト陣の中にビリーアイドルみたいな金髪を
立ててにらみつけて歌う人がいて、この不思議なバランスと曲の
素敵なメロディとそのボーカルの声に一発で心を掴まれてしまったわけです。

ある1月23日に父と私は映画「タイタニック」を見に行きました。
その帰りに、タイタニックのサウンドトラックが欲しくなりタワレコに
寄ったところ、そこにコーナーを陣取ってディスプレイされていたのが
SIAM SHADEのメジャー3枚目のアルバムとなる「SIAM SHADE ZERO」。

それを見て「あ、あのバンドだ。」って思い、CDを手に取ってみる。
そのアルバムジャケットの写真も菅野さん(HIDEやGLAYなどの写真を撮られてる写真家)
による味のある写真で一曲しかしらないバンドのアルバムを買うのはちょっと勇気がいりましたが
買ってしまいました。

それが運命。


それが今の音楽すべてに結びついているのかもしれないです。

SIAM SHADEが解散後、少しSIAM SHADEの曲を彷彿すると
買ったのがミルクランのアルバムで、そのミルクランが名前を
変えて、AUDIO RULEZになったときに対バンしたのが
Jet Kellyで、同時にそのミルクランからインディーズのバンドたちと
繋がって、そこからELLEGARDENやABSTRACT MASHを知ったわけだし。

で、話を戻しますが、
そして家に帰って聞いた一曲目の「DEAR...」で一発でやられました。
すべて素晴らしい曲ばかりで。何度くりかえし聞いたことか。

私にとって、日本のバンドで初めて真底好きになったバンドだったんです。
その後さかのぼって既にでているアルバムもすべて買い、その後もずっと
シングルからすべて買いました。

そのアルバム「ZERO」を買ったとき、ほんとうに感動したので
それを手紙にして送ったら、以前にも書きましたが、栄喜さんから
自筆でお返事をもらえて、しかもそこにはDAITAにも見せておいたからと
書いてあって、ほんと今でもそれは宝として大事にもっています。

紫色のペンで綴られていて、彼は紫が好きなんだろうなって
今もmixiのバックの色が紫ですものね。

消印も彼が住む世田谷で。

その思いがけない返事でますます彼そしてSIAM SHADEが好きになりました。
実は、一馬さんも素敵な曲を作られるのでそれを手紙にしたら、彼も短い文だったけれど
ちゃんとお返事くださったんですよ。彼は字がとても達筆な人でした。

そんな思い出深いSIAM SHADEでしたが、
解散してしまってから随分と年月が経ち、
当時、よく登場したマネージャーの新一さんも
若くしてお亡くなりになって、つい最近が命日で
栄喜さんもお墓まいりに行かれたようです。

彼と新一さんが着ぐるみきている姿の写真が
思い出されます。

さて、そんな年月を得て、私は栄喜さんに巡り会えました。
しかもMOJOという私のインディーズバンドとの出会いの
始まりの場で。不思議なものです。

あんなに遠くに見えた栄喜さんがすぐ側に見えて、
しかもステージに入るときはすぐ側を通っていって、
こんな近くで!っていうほどで、もう感動しました。

なんか誤解されそうですが、恋心ファンと間違わないでくださいね。
私は日本人でこんなにロックをやれるバンドあるいは人を
彼ら以外に当時は知らなかったし、今もエモ系やパンク系の洋楽っぽい
バンドはいるけれど、正統派ハードロックで洋楽と対抗できるような
バンドってほとんど出会ったことがないから、栄喜さんは唯一無二の
ヘヴィロッカーなんですよ。ロッカーとして最高なんですよ。


DETROXはメンバーチェンジとかあったので、今はKAZさんと2人ですが
初期の頃のアルバムに比べて、最新作はどこかSIAM SHADEを彷彿させる
アルバムで、余計に気持ちがかき乱されました。

ライブのセットリストは正直思い出せませんが、

オープニングは新譜の最初のインスト曲からでした。

「flashback」を生で聞いたときは鳥肌がたちました。
これは大好きな曲だし、SIAM SHADEっぽい曲なんですよね。
心を揺らす名曲ですね。

今回は新譜からの曲がほとんどで、

「MUSIC」では言葉を畳み掛ける感じのところと
メロディアスな部分が交互に出てくるところが
余計に会場を引っ張っていってました。

KAZさんのギターの音色がすっごく素敵で
私はこういう音が大好きだって改めて思うと
ともに、栄喜さんも好きなんだなぁ~って

そうどこかDAITAさんと重なる部分があったんです。

KAZさんはドレッドヘアで背の高い方で
Avenged Sevenfoldにでも入れそうな雰囲気で
しかも端正な顔立ちで、ほんとうに音と演奏とともに
佇まいも素敵な方でした。

そうそう、栄喜さんのタトゥーをやっと生で近くで見れました。
右腕に「努力、気合、根性」に「信念」が加わってましたが(記憶が正しければ)
左腕には彼の愛犬の姿(かわいいの)のタトゥーと絵本「やっぱりオオカミ」の
オオカミくんが健在でした。それ以外、見た目には増えてなくて
それが最近のミュージシャンにいっぱい描かれているタトゥーと比べると
シンプルで新鮮でしたね。

ほとんど栄喜さんはMCはしないのですが、
ドラムのトラブルの間に偶然MCタイムが訪れて
栄喜さんがいろいろ話をしてくれました。

大阪のライブの後に飲みにいったら
そこにPTPのKくんがいて、そして
海外のニューファウンドグローリーや
ゼブラヘッドの連中もいて、英語わかんないけど
話してたという話。背丈は栄喜さんたちの方が
でかかったそうです。

そういえば、パンクスプリングだったなぁ~って
PTPも出てたしね。私も3年程前にひとりで
パンクスプリング見に行ったのを思い出しました。
そのときもニューファンドグローリー出てたしね。

ゼブラヘッドってSIAM SHADE時代に栄喜さんが
好きって言ってたから、結構会えてうれしかったんじゃ
ないのかな?

京都で本能寺を訪ねたら、今は老人ホームになっていた
というような話もしてました。

本能寺会館のところじゃなかったんですね?
私もよくわかりませんが。


栄喜さんの歌声を久しぶりに何年ぶりかに
生で聞けて、相変わらず透明感のある高音だなぁ~って
心に染み込んできました。


もっともっとDETROXがでかいステージで
暴れ回るのを見てみたいですね。

いつかサマソニで見たいな~

絶対にサマソニが似合うユニットだと思う。


Avenged Sevenfoldとかと共演してほしい。

あとPTPと対バンツアーしてほしいなぁ~。


私が一番うれしかったのは

これだけの年月が経っても
あの音楽に対しての心のもち方が
昔とぜんぜん変わってない栄喜さんだったこと。


いつも真剣に歌う姿。
絶対にふざけた感じじゃ歌わない。

緊張感をもって、
一生懸命に歌うその真摯な姿が
ほんとうにまっすぐな彼の音楽への
姿勢そのままで。


これからも
何歳になっても
彼は彼のままでいてほしいです。
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