福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は貝原益軒の没した日です。

2024-08-27 | 法話

今日は貝原益軒の没した日です。
以下人物逸話辞典等に依ります。
「貝原益軒。儒者、また博物学者。名は篤信、字は子誡、久兵衛と称す。・・福岡黒田候の臣。正徳四年1714八月二十七日没す。年八十五。一生の著述極めて多く、著述を通しての偉大な社会教育家であったとも見ることが出来る。」「貝原益軒は平生はいかにも穏やかで仁愛が深く身を持つことが確実・貞信だったそうで、その仮名書きの書物を多く出版せられたのは何ともして人々に道の名目なりとも知らせてそれを階梯として学問に進めさせたいという惻怛の情からせられた由で、・・その農業全書が版になったので諸国の百姓達がこれをみて益になることが甚だ多いようでございます(熊貝遺事)」
養生訓から・・
「人となりて此世に生きては、ひとへに父母天地に孝をつくし、人倫の道を行なひ、義理にしたがひて、なるべき程は寿福をうけ、久しく世にながらへて、喜び楽みをなさん事、誠に人の各願ふ処ならずや。此如くならむ事をねがはば、先(まず)、古の道をかうが(考)へ、養生の術をまなんで、よくわが身をたもつべし。


「養生の術は先(ず)心気を養ふべし。心を和にし、気を平らかにし、いかりと慾とをおさへ、うれひ、思ひ、をすくなくし、心をくるしめず、気をそこなはず、是心気を養ふ要道なり

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