福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

二十七日は盧遮那仏・三上大明神・天御蔭と日御蔭の日

2021-03-27 | 法話

「二十七日は盧遮那仏・三上大明神・天御蔭と日御蔭の日。
・盧遮那仏(「三十日秘仏」。密教辞典では「旧訳華厳経如来名号品第三には佛号中に「盧遮那仏」がある。・・佛身観の展開に伴ってこの世に出生した釈迦は宇宙の意思者によってあらわれた本地実身であるとされ、宇宙に遍満して三世常恒に説法する仏身は報身であり、印度に生じた釈迦を応身・変化身と考え、報身の悟る法を法身と称するようになった。大乗仏教の仏身観では異説も生じ、毘盧遮那を法身佛、盧遮那仏を報身佛、釈迦牟尼を応身とも考えた。」
・三上大明神 (禁闕守護の三十番神「 江州 元正帝養老年中自天此所降ル日本第二ノ忌火ト云 本地千手」『佛神霊像図彙』。滋賀県野洲町の御上神社。「本地垂迹資料便覧・三上大明神事」には「一 三上大明神者、三十番神内二十七番、忌火第一の神、日本に二火一水の神と云也、一 御影向は仁王四十四代元正天皇の御宇、養老元年三月十五日と云也、一 御本地事、阿弥陀とも弥勒とも不動とも云也・・」
・天御蔭と日御蔭(我が国守護の三十番神)。神が籠もる宮殿のことか。延喜式祝詞・祈年祭に「・・皇神の敷き坐す下つ磐根に宮柱太知り立て 高天原に千木高知りて 皇御孫命の瑞の御舎を仕へ奉りて 天の御蔭・日の御蔭と隠り坐して 四方の國を安國と平らけく知ろし食すが故に・・」

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