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福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

第16回・福聚講関東36不動霊場巡り(2012-5-13晴れ)

2012-05-26 | 開催報告/巡礼記録
    第16回・福聚講関東36不動霊場巡り(2012-5-13晴れ)
<第30番札所・王山不動院總願寺(不動ヶ岡不動尊)>埼玉県加須市不動岡2-9-18

 御本尊;不動明王(秘仏)
 開山;源信
 寺宝;御本尊(智証大師御作)、倶利伽羅不動剣、羽生城主奉納宝剣、黒門、散蓮華模 様板碑、芭蕉句碑、不動堂(天保年間)他。



東武伊勢崎線加須駅改札出口10時集合。駅前から続く商店街を抜ける。歩いていく道沿いには赤やピンクの彩り豊かな躑躅が咲いている。10時40分、不動ヶ岡不動尊着。境内は広いが人は殆どいない。ここは関東三大不動に数えられている古刹。

 仁和二年(886年)、光孝天皇が病に倒れたために、病気平癒を不動明王に祈願するよう円珍にお命じになったところ、天皇の病が癒えた。天皇は御礼のために円珍に不動明王像を刻むよう命じ、その後、この不動明王像が紫宸殿に安置され歴代天皇の守り本尊となる。しかし九百年前、事変により武州の吉見領へ移されたが、大洪水で尊像が流され、岡村の岸に着いた。そこへ不動明王の化身が現れ、村人はこの霊託により像を引き上げ、堂を建て安置した。これがこの寺の開創という。本堂外陣にて、納経。

 広い境内には、中央付近に丈の高い不動剣。本堂左手の茂みには散蓮華模様の青石塔婆。また古くからある黒門、赤門など見るべきものが多い。年を経て枝を八方に伸ばしている何本もの大銀杏は、葉を青々と茂らせ空を覆うほど。境内にて昼食後、11時30分寺を辞し徒歩にて加須駅へ。

 東武伊勢崎線・加須駅発12時15分発、久喜駅12時26分着。久喜駅にて12時27分発急行に乗り換えて春日部駅へ。春日部駅にて東部野田線の大宮行きに乗車、12時39分発、岩槻駅12時56分着。駅前から伸びる大きな通りを歩く。「お雛様」などの人形の店が多く、目を引く。国道122号線を右折。広い大きな通りを暫く進む。案内板に沿って左折し岩槻大師の総門に。徒歩20分、岩槻不動13時20分着。

<第31番札所・光岩山釈迦院彌勒密寺(岩槻大師・尊喜多向き不動尊)>埼玉県さいたま市岩槻区本町2-7-35

 御本尊;五大明王(中尊・大聖不動明王)
 開創;開成和尚・宝亀5年(774)
寺宝;寛元の梵鐘、妙澤沢筆の不動三尊



<岩槻大師のホームページより>……開成和尚(光仁天皇の第一皇子桓武天皇の兄君)は、摂津の国勝尾山への修行の途中、当岩槻の地で疫病に苦しむ人々に出会う。その救民のため当地に金色の弥勒菩薩を安置し、開山。その後、大同2年(807)5月弘法大師ご巡錫の折り、当地にて、ご本尊大日大聖不動明王他尊仏を謹刻、五大力尊として安置。鎌倉中期には、後北条重時・時宗の庇護を得、古ヵ場地区、箕輪等の各所に末寺を持つ本寺として栄えたが、明治の廃仏毀釈により西光寺のみとなる。昭和53年、鉄筋コンクリート、半地下入母屋造りの本堂へ新装落慶。同60年、山門を始め、薬師堂、稻荷堂、交通祈祷殿、子育て人形大師像、身代わり地蔵、庭園等を整備、境内を一新した。……

 山門正面に建つ不動堂(本堂)は、前庭の緑に映えて堂々としている。不動堂内陣にて納経。その後地下仏殿へ。暗闇の中を歩み五鈷鈴に触れご縁を頂いた後、御大師さま、四国八十八ヶ所のお砂踏み参拝する。巡拝後、岩槻駅近くの蕎麦屋で懇談後解散。.

<参加者>高原師、高橋、岡村、淵野、角田、細田、鈴木、菊池、河本、関口2
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