理論物理学者の米沢富美子氏が逝去されました。以前女史の講演を聞いたことがありますが「(現象界では)分かっていないことがほとんど100%。わかっていると思っていることはほとんどないに等しい」という趣旨の発言をされていました。逆に言うと「すべてわかっている」などどいう人は偽物だということだと言いたいのだとその時思いました。考えると「人生」も「信仰の道」も同じと思いました。最先端の物理学者が「全てわからないことだらけ」と言っているのですから、まして物理よりはるかに奥の深い人生や信仰の道も「分からなことが殆どすべてと分かる」ことが本物への道であるのかもしれません。世の不条理を嘆いて未熟な身で「天道是か非か」などと思うのは僭越というものかもしれません。
最新の画像[もっと見る]
-
金剛頂瑜伽中發阿耨多羅三藐三菩提心論 1年前
-
一日は定光佛・熱田大明神・妙見様・天神と地神の日 3年前
-
万人幸福のしおり 4年前
-
佛説彌勒大成佛經 (全巻書き下し) 5年前
-
四国八十八所の霊験・・・その97 7年前
-
四国八十八所の霊験・・・その92 7年前
-
四国八十八所の霊験・・その89 7年前
-
四国八十八所の霊験・・・その88 7年前
-
四国八十八所の霊験・・・その83 7年前
-
四国八十八所の霊験・・・その76 7年前