○ドヴォルジャーク 交響曲第8番 インバル/フィルハーモニア管弦楽団 1991年7月
ドヴォルジャークの8番について、次にどの演奏を紹介しようかと色々聴きましたが、中々、最後まで聴く気になる演奏はありませんでした。そんな中、最後まで聴いたのが、この演奏です。
インバルというと、一時期、フランクフルト放送交響楽団と録音したマーラー、そしてブルックナーの交響曲全集が話題になりましたが私自身はあまり聴く指揮者ではありませんでした。
この録音は、廉価だったからという理由で購入しましたが、しばらく聴くこともなく、お蔵入りしていました。
今回、初めて全曲を通して聴いてみましたが、中々興味をひく演奏でした。
全体的に野太く、たくましく、スケールの大きい演奏と思います。また時に伴奏を浮き立たせているなど、ユニークな解釈も見られます。中でもティンパニが元気で、第1楽章はもちろんですが、特に第2楽章は、私にとって理想的に思えました。
第3楽章では、中間部で主題をオーボエが吹いた後の弦の合奏の終わりのところをさりげなくテンポを落としていて、チャーミングでした。終楽章は、強引なくらい突き進みます。
ときどき、唸り声が入るのが気になります。
ドヴォルジャークの8番について、次にどの演奏を紹介しようかと色々聴きましたが、中々、最後まで聴く気になる演奏はありませんでした。そんな中、最後まで聴いたのが、この演奏です。
インバルというと、一時期、フランクフルト放送交響楽団と録音したマーラー、そしてブルックナーの交響曲全集が話題になりましたが私自身はあまり聴く指揮者ではありませんでした。
この録音は、廉価だったからという理由で購入しましたが、しばらく聴くこともなく、お蔵入りしていました。
今回、初めて全曲を通して聴いてみましたが、中々興味をひく演奏でした。
全体的に野太く、たくましく、スケールの大きい演奏と思います。また時に伴奏を浮き立たせているなど、ユニークな解釈も見られます。中でもティンパニが元気で、第1楽章はもちろんですが、特に第2楽章は、私にとって理想的に思えました。
第3楽章では、中間部で主題をオーボエが吹いた後の弦の合奏の終わりのところをさりげなくテンポを落としていて、チャーミングでした。終楽章は、強引なくらい突き進みます。
ときどき、唸り声が入るのが気になります。
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