My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

フリッチャイ同曲異演、同演異盤 その5

2024-06-14 12:50:39 | フリッチャイ
○モーツァルト 交響曲第40番
セッション録音とライヴ録音各1種の2種があります。
(1) ウィーン交響楽団 1959年11月26、29日(セッション録音、DG)(S)

(2) RIAS交響楽団 1952年3月17日(ライヴ録音、audite)(M)


演奏時間
 (1) Ⅰ 9’25 Ⅱ 9’15 Ⅲ 4’28 Ⅳ 5’11
 (2) Ⅰ 9’16 Ⅱ 8’53 Ⅲ 4’30 Ⅳ 4’33

演奏について
(1)の演奏は他に類例がないほど遅く、暗く重い雰囲気が漂っています。「悲しみのシンフォニー」と言われるこの交響曲、学生時代の友人はフリッチャイのこの演奏の全体を覆う暗さ、遅いテンポを「悲しみ過ぎたシンフォニー」と評しましたが、なかなか的を射ているのではないかと思います。(2)の演奏も第1、第2楽章は(1)と同様に遅いテンポで驚いたものです。しかし、(1)のような悲壮感はありません。なお、(2)はオーボエを欠いた版を使用しています。

(2)の音質等について
交響曲第29番のライヴ録音同様、おかしなノイズが散見されます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする