みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

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「米金利は雇用統計発表後に低下した」- 公的年金に隠れて東証を買ってきた外国人投資家、様子見に転じる

2014-07-13 | 注目投資対象・株価の推移
              ↑ USD/JPY(ZAI) 5月中旬に似てきたが、上値を切り下げているのに注意

通常なら続伸する筈の指標好転で、逆に反落や停滞が生じるのは警戒信号だ。
敏感な投資家が警戒レベルを引き上げ、ポジションを手仕舞う契機となるからだ。

だから、こうした際に市場に過剰期待があると大きく崩れ易くなる。
先週の市場の推移を見る限り、過剰期待の存在は証明されたと言える。

他方で重大イベントの米中間選挙が刻々と近づいており、
益々マーケットでは上値を追いにくくなっている。

当ウェブログが何度も指摘しているように
南欧国債の利回りは異様に低い水準になっており、
何か想定外が起きると脱兎のようにマネーが逃避すると容易に予想できる。
これは突発的な円高を招く強力な要因である。

米指標の好転を無視して米国債利回りもすっかり沈下しており、
JPMの佐々木融氏がロイターのコラムで唱えた「ドル96円説」が、
刻々と現実化に向けて動いているようだ。

「非常に珍しい現象が起きた。
 ドル円が停滞しているのに東証が上昇、停滞するドル円との連動性が薄れた」

「気になるのは今の日経平均がドル円ではなくS&P500への連動性が強いことだ。
 過去25日のデータを見ると完全相関に近い驚くべき数値になると言う」

「両国の経済回復のペースが偶然に一致することは考えにくい。
 元々東証は外部要因に振られる傾向が強いから、
 今の堅調さは実力ではなく「上げ底」である可能性がある」

「そうした意味で、1万5000円台を維持し続けられるかは
 今年の日本経済の行方を占う上で非常に興味深いポイントとなってくる」

「ここ暫く為替との連動性が薄れ、SP500指数に連動していた東証だが、
 再び為替との連動を強め、NYに劣後し易い局面に入りつつあると判断する」

「驚くほど良好なADPに仰天して雇用統計の好転に備えていた訳だが、
 もっと驚いたのは同様に良好だった雇用統計に対して
 株式市場も為替市場も限定的な反応しか示さず、
 典型的な肩すかしとなったことである」

「これは、市場が指標好転を当て込んで前のめりで取引し、
 既に景況改善を織り込んで動いているということを意味する」

と書いてきた当ウェブログの想見方を維持している。

「通常の底打ちではガツン! と巨額の外国人買いが突然入ってきて、
 驚いた売り手が急激な買い戻しを強いられる。
 その後も継続的な資金が海外から入ってきてチャートに局面転換が刻印される。
 具体的には下げ基調が反転して異なる角度のラインが形成される。
 今回は買い戻しだけである。個別銘柄でも底打ち確認は多数派ではない」

「2005年の東証は米中間選挙をものともしなかったが、
 当時は住宅ブームと中国経済の成長に助けられていた。
 今年2014年はそのいずれも欠けている上に年頭は過剰期待だった。
 外国人は見かけ倒しのアベノミクスの非力を見抜いている。
 あらゆる面で2005年よりも状況が悪い」

「東証は1万5000円台を回復したが、半信半疑といった感じだ。
 明確な底打ちをもたらす海外勢の巨額の買いではない。
 上がっているから仕方なく買う、というスタンスである」

「ユーロはECBが手の内を見透かされ反転したが、
 ECBの危機感が強く注視しておいた方が良い」

「ドルは米金利の反発が鈍く、依然として良い状況ではない」

「米利上げはまだまだ先のことだから、油断は禁物である。
 需給が好転する秋冬まで大人しくしてくれるような市場ではない。
 必ずひと波乱、ふた波乱ある筈だ」

「今月、来月と加速度的上昇トレンドを維持できれば話は別だが、
 この可能性は今のところ低いと見ている」

と当ウェブログは書いてきたが、これらの見方も変わらない。

「佐々木融氏がロイターのコラムで「ドル96円説」を唱えている。
 詳しくはそちらを参考にされたいが(熟読を強力に薦めておく)、
 QEを巡り投資家が大挙してFRBの金融政策を先取りして動くため、
 QE開始で金利が上昇し、QE終了で金利が低下するという
 一見すると逆転した現象が起きてしまうとの見解だ」

「極めて合理的で、説得力のある説である。
 氏の主張に従えば、米金利は2%近くにまで低下することになる」

「ユーロ高で欧州の対外購買力が増している筈なのに、
 中国の欧州向け輸出は低迷している」

「東証は今年大きく下げてきた不動産が底打ちかと思える状況だが、
 もう一段の下げを想定しなければならない可能性が高まってきた」

「内閣府が景況判断を引き下げている。
 落ち込みは一時的ですぐ回復すると思い込んでいる向きが多いため、
 もしそれが裏切られたら衝撃は大きい」

「アベノミクスの成長政策は「口先だけ」だと海外投資家には見抜かれている。
 法人減税は株主を潤すので効果はあろうが所詮、成長性を高めない限定的なものに過ぎない。
 再び米経済が加速してドル円が再上昇するまで大きな期待はできないと見ている」

「日本の個人投資家がユーロ買いを膨らませている一方で、
 円高を見込む大口オプションの存在が指摘されているのも懸念材料だ。
 (こうした場合、一般的に情報の精度と質に優るプロが勝つことが多い)」

という当ウェブログの想定を依然として維持している。
ドル円は3月下旬の103円台に戻る推進力が足りない。

「低金利の環境下で米国株が伸びる一方で、
 ドル円が停滞するため東証は劣後することになろう。
 次元の低いアベノミクスで日本経済は着々と成長率予想が低下しており、
 人口動態が健全な米経済と差が開きつつある点も痛い」

「ドル急落の衝撃は大きく、チャート上では強い下方圧力の発生が見える。
 市場心理の悪化で悪材料に対しセンシティブになり易い局面である」

「連動している中国経済と豪州経済はすっかり停滞している。
 2009年の際の力強さは完全に消滅しており別の経済圏のようだ。
 こちらも東証の反発力を抑える要因である」

「ウクライナ問題がすっかり長期化の様相を見せているため、
 ロシアとの取引が多いユーロ圏経済にじわじわ問題が波及し、
 それが米経済にも影を落とすシナリオも懸念される」

「シリアに似た状況に見えるが、
 ユーロ圏経済への悪影響はシリアの比ではない。
 特にロシアに多額の投資を行っているドイツ経済への懸念が強まろう」

「ドルもダウも下落している場合、東証を支えるものは何もない。
 スペックの売り仕掛けも鈍重な投資家の投げ売りも重なり易くなる」

「予想もしないタイミングで緩和策が出ると市場に激震が走るであろう。
 東証もその余波を受けて大揺れになるのは必至だ」

「所詮、東証は外国人によって「作られた」相場に甘んじるしかなく、
 彼らの集団心理や仕掛けによって振り回される運命にある」

「追加緩和は「単発」なのでスペックの売り崩しに対するカウンターとならなければ
 たちまち寄ってたかって好餌にされてしまうのが目に見えている。
 もっと市場センチメントが悪化してからでないと空砲になるから
 いま追加緩和に期待するのは市場の駆け引きを分かっていない人間だろう」

「香港インデックスがムンバイに遂にキャッチアップされた。
 市場を見る限りでは、中国の高成長は「終わった」と言えよう。
 この市場の動きが、中印の成長率逆転を予言するものかどうか、注視したい」

「シリアには化学兵器の放棄という落とし所があったが、クリミアにはない。
 従って、シリアのように急激に危機前の状況に復帰する可能性は極めて低い。
 今回、米露とも大規模軍事介入は不可能である。
 米軍はウクライナでロシア軍に対抗することは地政学的に不可能だし、
 ロシア軍が大規模軍事加入を行えば米欧から強烈な経済制裁を受けて自国経済に大打撃だ。
 だからロシアは口では平和を唱え、裏では覆面軍事介入を続けるだろう。
 一方アメリカも妥協できない。オバマは弱腰として批判されており、
 クリミア独立編入を座視したら欧州に批判されるだけでなく国内で袋叩きになる。
 また、ウクライナ東部でロシアの影響を受ける勢力が一斉に蜂起し
 次々と「クリミア化」を進めてウクライナを二分してゆくだろう」

「米露とも決め手を欠き相手の出方と国内世論を窺いながら
 威丈高かつ慎重に度胸試しを続けることになろう。
 経済制裁もブラッフをかませながら小出しにして
 決定的対立をぎりぎりで回避しようとするだろう」

「ウクライナではクリミアの分離がほぼ既定事実となっており、
 そうなるとウクライナの穀倉地帯や資源関連も分離工作の対象となるのは避けられず、
 米欧露のパワーゲームと小競り合いの継続は必至である」

「緊急性が何一つない集団的自衛権の行使容認に血道をあげるという、
 だらしなく弛緩し切った安倍政権の政治ゴッコが続く間に、
 外国人投資家はアベノミクスを小馬鹿にし足蹴にし始めている」

「早くて今年、遅くともあと2年でアベノミクスなどという「次元の低い」バズワードが
 ただの幸運に恵まれたキャッチフレーズに過ぎないことが発覚する」

「バフェットは「潮が引いて初めて、誰が裸だったか分かる」と言っていたが、
 景気停滞や後退が起きて初めて、鈍い有権者は安倍政権の無力を悟るであろう」

「日本企業の決算数値を見て、今期の見通しの低さに懸念を持った投資家は多かろう。
 昨年の増益を見て安心している愚か者は、根本的にリテラシーがないと考えてよい。
 今の東証の沈滞は、必ず数ヵ月後の経済指標の悪化となって反映されることになる」

以上が、これまでの当ウェブログの見解である。
東証が今の堅調を維持できるかどうかには今のところ懐疑的である。
ウクライナは改善傾向だが、推移を見極める必要がある。

下の見通しも依然として維持している。
香港市場はムンバイから抜き去られてしまった。

「年初は1万3000円台までの調整は充分あり得ると考えていたが、
 1月、2月と余りにも市況が悪くモメンタムが完全消滅したので、
 今はその弱気すら修正せざるを得ないと考えている」

「市況悪化で、1万2000円台までの下落が視野に入ったと判断する。
 東証ロングもドルロングも円ショートも刻々と状況が悪化している。
 能天気で市場の怖さを侮った金融関係者の言葉を真に受けるからそうなるのだ。
 最も動きの遅い投資家が恐怖に襲われた時、下落幅は予想外の大きさになる」

「今年はショートを適切に使わないとパフォーマンスが大きく低下する、
 それが当ウェブログの見方である」

「株価は代表的な先行指標の一つであり、実体経済を先取りして動くものだ。
 景況が持続的に改善している時期にこのような下落が起きる訳はない」

「世界経済の回復が緩慢である以上、2006年のような外需成長は期待薄であり、
 内需落ち込みが予告されている以上、日本経済への急ブレーキと、
 今迄は幸運に恵まれてきた安倍政権の転落は不可避である」

「市場の女神が微かに囁いているのを感じる。「Sell their Abenomics」と」

以下の当ウェブログの見解も維持している。

「ドル円やクロス円の年初の高値を奪回する
 モメンタムが残っているようには到底見えない」

「ドル円もクロス円も頭打ちで上昇力が弱い。
 特に問題はユーロだ。理由不明だが明らかに弱い。
 何かユーロ圏に問題が発生しているのか注視したい」

「どうせドル高方向だろうと油断すること自体がリスク要因である」

「実際、ユーロ圏の指標が良い割にユーロは上昇していない。
 市場参加者の考える水準が市場の現実から乖離し始めているのである」

「堅調すぎるほど堅調な市況、しかしそれだからこそ却って嫌な予感がする。
 2014年は暢気な楽観論者がいきなり横っ面を張られるような
 大波乱の年になるかもしれない」

「何度も言うようにIMM通貨先物での円ショートは高水準であり、
 急反動が生じると大きなインパクトが与えられるのは必至」

「円安急伸は東証にとって強力な追い風であるが
 その分、2014年の日本株のパフォーマンスが削られる可能性を見ておきたい」

「1月最初の週の暗雲漂う市況は、矢張り純朴で単純過ぎるリフレ派が
 恥辱とともに滅ぶ前兆であると考えざるをえない」

「力を誇る者は力に滅び、富を誇る者は富に滅び、
 市場を侮る者は市場に滅ぶ。これが万古不変の定理である」

「昨年末の先物主導の上昇と、記録的な円売りポジション残高のもたらした
 「脆弱な高値」が急落をもたらしたのだ。市場の論理から言えばそうなる」

「市場心理の面においては、東証の活況を能天気に信じ込んでいた外国人投資家が
 想定外の下落に慌てふためいて続々と悲観派に鞍替えしているのが現状である。
 従って年初の日経平均1万6000円台の奪回には相当の時間を要する」

「この期に及んで強がって「年末に日経平均は1万8000円」と強弁する論者は
 市場を全く理解していない。市場は愚かな人間よりも遥かに的確に未来を予見する。
 年初からこの急落に襲われたという事実は、今年の景況が予想よりも悪いことを示唆する」

「それ以前の二次曲線的落下も事実だった訳で、
 ひとまず市場心理悪化は食い止められたが
 いつでも問題は再燃する可能性があると思われる」

以上が当ウェブログの直近の見通しである。
「悪い円安」は暫く遠ざかったが、いずれにせよ
大勢の低所得者が苦しみ、じわじわと不満が安倍政権に向かうだろう。

「外国人にとって日本市場はいまだに「新興国」の部類である。
 米市場と違って金融政策の効果は限定的で、
 (幻覚を見ている日本人が多いが、真実は必ず明らかになる)
 外乱要因による影響を受け易くボラティリティが高い」

「国内投資家のプレゼンスも大幅低下しており
 回転が速く動きの俊敏な海外スペックに翻弄され易い」

「日本株下落や円高の時は口を極めて外国人を諸悪の根源のように罵った低能なメディアは
 彼らが東証を大幅に押し上げると「アベノミクスのおかげ」と大本営発表の片棒を担ぐ。
 健忘症の連中は、数年後にまた「外国人の日本売り」「投機」と批判するだろう。
 お前達の言説の方が遥かに風見鶏であり投機的である」

「「悪い円安」の黒い影が刻々と接近していることを認識していない者が非常に多く、
 2014年は前半でピークを付ける「二日酔い状態」になりかねない」

「ドル高円安が進行することで日本の輸入物価高・CPI上昇を招き、
 スペックの仕掛けによる自己実現的な円安トレンド定着の可能性も見えてきた。
 2013年前半にジョージ・ソロスが不吉な予言を行ったように、
 「円安が止まらなくなる可能性」を見ておくべきである」

「財務省の法人統計で衝撃的な数字が出た。
 米経済回復でドル高円安が進み輸出業に大きな恩恵が及んだにも関わらず、
 日本企業の自己資本比率は過去最高の水準となったのである。
 投資増の勢いは依然として弱く、人件費に至っては前年比で5%も減少している。
 自民党政権と経済界が結託して労働者の実質所得を減らしていると考えざるを得ない」

「このような内向きの日本企業を優遇したところで、
 日本経済が強く回復する筈がないのは火を見るよりも明らかである。

「成長率が低下しているにも関わらず政策に嘴を挟む大企業と癒着し、
 経営層や株主ばかりに恩恵を及ぼす自民党の旧態依然の体質が露見する。
 2014年に急落するのは間違いなく安倍政権の支持率である。
 2015年にはリフレ派への評価は地に墜ち、アベノミクスは嘲笑の対象となろう」

当ウェブログの以上の見解も変更しない。
消費税引き上げの前迄は概ね変わらないだろう。

「機を見るに敏なエコノミストは、所謂アベノミクス効果と見えた現象が
 米経済好転に支えられた偶然であることを示唆し始めている」

「東証急騰は、機を窺っていた海外ファンド勢の一斉突撃によるもので、
 日米経済回復を当て込んだ「思惑」による作られた相場であるのは明白だ」

「ドルが100円に達するスピードが速過ぎたため、
 今後は梯子を外される反落の可能性を見ておくべきである。
 IMM通貨先物では再び円ショートポジションが積み上がってきており、
 海外ファンド勢には相場を吊り上げて売り浴びせるだけの力がある」

と書いてきた当ウェブログの見解は今週も維持する。
…2014年は紛れもない「失望の年」になりかけている。

「市況を見れば分かるようにアベノミクスはもう既に過去の材料になった。
 投資家の目はアメリカに集中している。
 米経済指標を睨みながら前のめりな姿勢を強めるだろう」

「米経済が回復し日米金利差が拡大すれば
 民主党だろうが自民党だろうが円安ドル高の恩恵で東証は上がるに決まっている。
 所詮はアベノミクスの3本の矢など誤差の範囲に過ぎない」

「たとえ民主党政権が続いていたとしても円安に転換し、東証は上がったであろう。
 しかしアベクロコンビがスタンドプレーに走ったせいで上昇が先食いされてしまい、
 来年、再来年の株式のパフォーマンスは総じて低下せざるを得まい」

「上昇を先食いしたために東証の足元は脆弱になっている。
 2014年、2015年には無理をした今年前半の報いで
 相当厳しい市況になることは容易に予想される」

「論より証拠、IMFは今年の日本の成長率を2%程度、
 2014年の成長率は鈍化して1%程度と予想している。
 まさに「馬脚をあらわす」である」

「2015年以降は、安倍政権や黒田日銀が何と言おうが
 マーケットはそれを嘲笑し完全無視して動くであろう」

「来年度、再来年度は上値が重い展開になると予想されるので、
 今年度の内に打つべき手は打っておかなければならない」

「ドルへの資金回帰の奔流はドルを押し上げ円を沈ませる。
 回り回って東証に資金を導く強力な援護射撃となろう」

「円安の援護のない東証は「片肺飛行」で
 モメンタムが著しく失われることがはっきりした」

「中国があのベア・スターンズ破綻の段階に近いとバロンズが書いているそうだが、
 個人的にはまだ2007年のパリバショックの前あたりだと考えている。
 まだ市場に強い恐怖感は漂っておらず、警報は弱い」

「「VaRショック」の10年ぶりの再来も警戒される。
 不動産セクターは安易に買ってはいけない。
 安直な黒田バズーカが国債市場を壊してしまっているので
 そのマグニチュードは予想外の域に達する可能性がある」

「IMFのブランシャール氏が所謂アベノリスクを事実上認め、
 財政再建や構造改革を実現できなかった場合、投資家の信認が失墜し
 世界経済のリスクとなる恐れがあると指摘した」

「参院選での野党の自滅で自民党の古い体質が墓場から蘇るだろうから
 今後警戒すべきは「ねじれ解消リスク」である」

「自民党は歴史的に利益誘導・分配型の政党であり、
 80年代以降の自民党政権の実績が証明しているように、
 経済政策を成功させる力量に欠けることは明らかだ。
 自民が参院選で盛大に勝てば勝つほど、次回の選挙は惨敗することになる」

「マーケットはねじれ解消で政治が安定すると見ているがそれは甘い。
 ねじれを解消させてしまったために電力利権や道路利権等の抵抗勢力が続々と蘇り、
 財政悪化と人口動態の劣化が容赦なく進むであろう」

「東京オリンピックは結構なことだが既に政治の道具にされている。
 数値から見て成長率改善効果は殆どないに等しく、
 歴史的教訓から考えて景況の落ち込みは必至である。
 今の喜びが大きければ大きいほど、かつがれたと知った時の怒りは大きくなる」

当ウェブログは以上の見解を依然として維持している。
VaRショック再来は当面遠ざかったが、
輸入物価高、自動車関連ひとり勝ちの懸念が強まっている。

一方、長期金利の動きから見て「事実上のマネタイズ」との見方は的中しつつある。

「目先の円安に幻惑され、日本の将来に不吉な影がかかっている」

「当ウェブログが予測していた「悪い円安」が、異様な速度で到来することになる。
 安倍・黒田コンビが市場を軽視したために、財政危機もほぼ確実に接近する。
 「剣によって立つ者は剣によって滅びる」との箴言と同じく、
 金融政策によって立つ者は金融政策によって滅びるのであろう」

「黒田総裁の「次元の違う」量的・質的緩和は、事実上のマネタイズである」

「日本の国債市場は再起不能になり、財政再建を果たす可能性はほぼ失われた」

「黒田バブルに便乗して億単位の稼ぎを得る者が続出するだろうが、
 今から警告しておく。決して調子に乗って騒いではならない。
 ツケを回された国民の強い怒りは決してそのような輩を許さないであろう」

一方、以下の当ウェブログの見解はほぼ的中と言えるだろう。
ユーロ大反転は確定した。

ここで言うゴールドはドル建ての想定であり円建てでは高値だが、
金利も配当も付かないゴールドを持つ理由は全くないので修正する必要は感じない。
FRBの緩和縮小観測で更なる下落の可能性が高い。

「ゴールドは「完全に終わった」と断言して良い」

「香港や上海市場を見ても分かるように、
 今の中国では内需主導で高成長を持続するのは不可能である」

「円安は明確に日本経済にとってポジティブである」

「ユーロ圏は深刻な経済悪化ではないだろうが停滞は必至」

今年は苦難の始まりの年となるだろう。
危険な「悪い円安」の時代がもうすぐそこまで迫っている。

↓ EUR/JPY(ZAI) 下に抜けると大きな動きになりそうな形


↓ GBP/JPY(ZAI) 依然として過熱感が強く、鋸の刃のような鋭角形成で続伸が難しくなった


夏枯れの兆候がありありと窺われる先週、
ロイターが「官製相場」と言われた直近の戻しの内実をレポートしている。
実際には「官製」を装った外国人買いだったようだ。


「官製相場」の本当の主役、海外投資家の日本株買いが一服(reuters)
http://jp.reuters.com/article/jp_fed/idJPKBN0FD0SK20140708
”「官製相場」と呼ばれる足元の日本株市場だが、けん引役はやはり海外投資家だ。市場に広がっている公的資金の買い観測をうまく使い、6月に入ってから、買いを膨らませている。
 足元、一服しているのは、彼らが様子見に転じたことが大きい。
〔中略〕
 8日の日経平均は取引序盤に、150円以上下落したが、後場は一時、プラス圏に浮上するなど底堅さをみせた。最近、こうしたときに必ず出るのが、公的資金の買い観測だ。
〔中略〕
 だが、データを見る限り、公的年金の売買を経由する信託銀行の日本株買い越し額は減ってきている。5月は6873億円と大きく膨らみ、「官製相場」の思惑が市場に広がったが、6月に入っては、第1週が1113億円、第2週が892億円、第3週が787億円と買い越し幅は徐々に縮小、第4週は9週ぶりにマイナス(46億円)となった。
 市場では「株価が下がれば買い支えるといった機動的な売買を年金が行うとは考えにくい。日経平均で1万4000円割れの水準からGPIFのウエート変更に先んじて、買い始めたが、それも一巡したのではないか」(大手証券)との観測が出ている。
〔中略〕
 序盤の国内年金の買い越しが「官製相場」を形作ったとはいえ、データを見る限り、買い越しのボリュームは減少してきている。日経平均は5月中旬の1万4000円割れの水準から、約1500円上昇したが、信託銀行の買いは5月第5週の2499億円をピークに規模を縮小してきている

 <海外勢が代わって主役に>
 入れ替わるように買いのボリュームを増やしてきたのは外国人投資家だ。現物と先物を合わせた買い越し額は、5月第4週の2223億円、第5週の2652億円と続き、6月第1週は7247億円と急増した。「公的資金の買いが日本株を押し上げるとの期待に乗って外国人投資家の買いが強まった」(米系証券)という。「官製相場」の材料をうまく使ったのは、外国人投資家だ。
 6月第4週には910億円の売り越しに転じたが、その裏では「外国人投資家」の中身が変わってきていることがあるという。
 5月下旬から6月上旬まで日本株を買った外国人投資家は、数日、もしくは数週間で売却する短期的な売買を得意とする商品投資顧問業者(CTA)などだとみられている。その間の現物と先物の買い越し額を比較すると、短期筋の買いが多いとみられている先物のボリュームが多いのが、その根拠だ。その後、6月中旬からは、短期筋が利益確定の売りを出す代わりに、政府系機関投資家など中長期の投資家が日本株買いに動いたとみられている。
 大和証券・投資戦略部課長代理の熊澤伸悟氏は、米国で為替ヘッジ型の日本株ファンドの資金流入が減少する一方、為替ヘッジなしの方が増えていると指摘する。「円安による株高を期待する短期筋は為替ヘッジ型を選好するが、中長期投資家は、円安はドル建ての日本株投資のパフォーマンスを低下させるので、ヘッジなしを選ぶことが多い」という。

 <今後はグローバルマクロに期待>
 今後、日本株が上値を追うことができるか、ポイントになるのが、グローバルマクロ系ヘッジファンドの動きだ。世界各国のファンダメンタルズをベースに投資する彼らは売買のボリュームが大きく、彼らが様子見に転じていることが、最近の売買代金低迷や上値の重さの背景だとみられている。
 市場では、「米国のテーパリング(量的緩和縮小)が終了すれば、グローバルマクロが、一時的にせよ新興国株から資金を回収する一方、消去法的に日本株が選好される」(大手証券)との期待が出ている。
 一方、JPモルガン・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・マーケット・ストラテジストの重見吉徳氏は「堅調な経済指標が明らかになり、消費増税による景気減速への懸念が後退した。またコーポレート・ガバナンス改善への期待も海外投資家の買いを後押ししている」と指摘。企業業績が順調に伸びることが確認されれば、海外勢の資金は年後半も流入するとの見方を示している。 (伊賀大記 編集:宮崎大)”

非常に良質の分析だ。熟読しておきたい。
しかし、金融関係者のコメントには当然バイアスがあり、
為替やNYの動きで大きく振られる点に言及していない。

当ウェブログは、グローバルマクロが大きく動くのは
米中間選挙まで控えられる可能性が高いと見ている。


ドルが対円で下落、米長期債利回り低下で(reuters)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0PJ4NN20140708
”8日終盤のニューヨーク外為市場では、米長期国債利回りの低下を反映し、ドルが円に対して下落した
 企業決算シーズンを控えて米国株に高値警戒感が広がり、安全資産である長期国債が買われて利回りが下がった。
 ソシエテ・ジェネラルのシニア外為ストラテジスト、セバスチャン・ゲーリー氏は「市場で少しリスク回避ムードが広がっており、米国債利回りは低下傾向にある。ドルはそれと歩調を合わせて下落している」と説明。「株価主導の動きだ」と指摘した。
 終盤のドル/円は0.30%安の101.51円。
〔中略〕
 ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのチーフ通貨ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は、米国債利回りはなお日本国債利回りを大幅に上回っているとはいえ、米国債利回りの低下が円の追い風になっているとし、「ドルは米金利に敏感になっており、その米金利は雇用統計発表後に比べて低下している」と話した。
 8日は10年物の米国債と日本国債の利回り格差が202ベーシスポイント(bp)と、3日時点の208bpから縮小した。
 ドルは3日の米雇用統計発表後の円に対する上昇分が帳消しになった一方、対ユーロでは2週間ぶりの高値近辺で安定している。
 アナリストは、米連邦準備理事会(FRB)が来年中の利上げをもっと強く示唆しない限り、ドルの上昇余地は限られると見ている。米ミネアポリス地区連銀のコチャラコタ総裁は8日、最近の米失業率の低下を歓迎するとしながらも、FRBの雇用目標が達成できる状態にはまだほど遠いとの見方を示した。
 リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は、今年はインフレ率が上昇しており、過去数カ月間のデータは一部で考えられているような「ノイズ」ではないと述べて、タカ派姿勢をあらためて印象付けた。〔以下略〕”

矢張り市場は雇用統計の好転を既に織り込んでいたようだ。
景況回復を見込んで上昇してきたため、所謂「事実で売る」形である。


ドル101円前半でもみあい、リスク回避の円買いは一服(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN0FG0DT.html
”東京市場午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べわずかにドル安/円高の101円前半。前日海外時間はポルトガルの銀行をめぐる懸念が浮上してリスク回避の円買いが進んだが、東京時間はひとまず落ち着いた値動きとなった。
 前日海外時間、ポルトガル最大の上場銀行であるバンコ・エスピリト・サント(BES)の経営状態への懸念などから円が買われ、ドル/円は一時101.06円と約2カ月ぶりの安値まで下落した。米10年債利回りは一時2.5%を下回り、約1カ月半ぶりの低水準に落ち込んだほか、ユーロ/円も137.56円と約5カ月ぶりの安値をつけた。
 東京時間のドル/円は、朝方から落ち着いた値動きとなった。輸入企業を中心にドルの押し目買いの動きが広がり、仲値にかけてじり高の展開となった。「値ごろな円安水準とみて買う動きが出ていた」(邦銀)という。午後、日経平均株価の下げ幅が100円超に拡大した場面では101.21円まで弱含んだが、その後、株価がやや持ち直すと下げ渋った。
 ポルトガルの銀行への懸念は、個別行の話にとどまるとの見方が市場では広がっており、「システム不安に発展するような話ではないのではないか。東京市場では不安心理は和らいでいる」(邦銀)との指摘があった。ただ、「低ボラティリティ相場が続いているので、下押し材料には反応しやすい」(国内証券)との声もあり、一時的に円高に振れる展開を警戒する向きもある。
〔中略〕
 前日海外時間、米10年国債利回りは一時2.5%を下回ったが、午後3時過ぎ現在は2.5305/2.5268%の気配となっている。やや持ち直しているものの、水準は依然として低く、ドル買い意欲を盛り上げるには至っていない。
 3日の米雇用統計が市場予想を上回る内容になったにもかかわらず、ドル/円は足元のレンジを抜け出せなかったことから、市場では「今の焦点は、経済指標の良し悪しでなく、それが利上げに結びつくかどうかだ」(邦銀)との声が出ている。
 この日の海外時間には、フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁、アトランタ連銀のロックハート総裁、シカゴ連銀のエヴァンズ総裁など当局者の発言機会があり、米金利への影響という意味で市場参加者の関心を集めている。〔中略〕 (杉山健太郎)”

金曜日にはこのような状況。
この後NY時間にはダウが切り返し、ひと息ついたようだが
ポルトガル以外にも銀行セクターが痛んでいる南欧国は複数存在しており、
「延焼」に敏感に反応する可能性が充分にある。

    ◇     ◇     ◇     ◇

注目銘柄、短期の竹内を結構残しておいたのが奏功した。
(しかし、今年中に再び3,000円を割り込む可能性がかなりあると見ている)

 ↓ 輸出関連(Yahoo.finance) 竹内だけ1Qのポジティブサプライズで驚異の急伸、他はみな沈降



 富士重工(東証一部 7270) 467 → 670 / 573 → 1,283 / 1,938 → 2,563
               2,267 → 2,947     

 マツダ(東証一部 7261)  232 → 306 / 178 → 275 / 87 → 217 / 130
               298 → 314 / 332 → 425 / 380 → 522

 竹内製作所(JASDAQ 6432) 636 → 1593 / 743 → 1,672 / 1,678 → 2,200 /
                2,250 → 2,286 / 1,924 → 2,878 / 1,995 → 2,878
                3,020

 ユナイテッドアローズ(東証一部 7606) 1,044 → 1,215 / 1,087 → 1,284
                     1,146 → 1,526 / 1,341 → 1,752
                     1,906 → 3,160 / 3,410 → 3,650
                     4,025 → 3,345 / 3,780(ショート)

 ユナイテッド(東証マザーズ 2497)   2,800 / 1,696

 トーセイ(東証一部 8923) 25,170 → 59,300 / 83,600 → 102,100 / 67,200 → 79,100 / 82,100 → 64,200

 サンフロンティア(東証一部 8934) 61,600 → 114,600 / 77,700 → 154,100 / 88,300 → 154,100

 マネックスG(東証一部 8698) 455 / 393 → 455 / 343(ショート)

 丸紅(東証一部 8002) 404 → 437 / 453 → 587 / 450 → 587 / 542 → 608
             494 → 577 / 540 → 577 / 541 → 602 / 529 → 602
             489 → 706 / 518 → 706 / 705 → 752

 東京建物(東証一部 8804) 298 → 312 / 277 → 413 / 541 → 615 / 857 → 923
              1,128 / 932(ショート)

 昭和シェル石油(東証一部 5002) 987 → 1059 / 966 → 1008
                  716 → 723 / 688 → 1008

東京建物もマネックスも順当に下げている。

 ↓ 不動産関連(Yahoo.finance) タカラレーベンが謎の上昇、仕手化している?




機械受注、5月19.5%減 過去最大のマイナス幅(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL100IK_Q4A710C1000000/
内閣府が10日発表した5月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標とされる「船舶・電力除く民需」の受注額(季節調整値)は前月比 19.5%減の6853億円だった。減少は2カ月連続で、マイナス幅は統計を遡ることができる2005年4月以降で最大。QUICKが9日時点でまとめた民間予測の中央値(0.9%増)も大きく下回った。
 3月に過去最大の伸び幅(前月比19.1%増)を記録してから4月(9.1%減)、5月と大きな減少が続いた。内閣府は機械受注の判断を前月の「増加傾向にある」から「増加傾向に足踏みがみられる」へと下方修正した。
〔中略〕
 主な機械メーカー280社が製造業から受注した金額は前月比18.6%減の2835億円と2カ月連続のマイナス。電気機械向けの熱交換器やコンピューター、化学工業向けのボイラーやタービン、コンピューターなどが落ち込んだ。
 一方で、船舶・電力を除いた非製造業から受注した金額は前月比17.8%減の4270億円と3カ月ぶりに減少した。マイナス幅は過去最大
〔中略〕
 4月と5月の落ち込みを受け、4~6月の「船舶・電力除く民需」が前期比プラスになるためには、6月が前月比47.6%増以上にならなければならず、5四半期ぶりにマイナスに転じる公算が大きい。設備投資が本格的に回復してくるかはまだ見極めが必要になりそうだ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕”

市場関係者に大きな衝撃を与えた機械受注の下振れ。
これが続くとさしもの日経も安倍批判を強めることになろう。

「予想通りの結果ではあるが、自民党の失政で内需は早くも失速しかかっている。
 間接税を高齢層バラ撒きに蕩尽している訳であるから当然の話だ」

としてきた当ウェブログの見通しは完全に的中した。
非製造業からの受注悪化を見れば明らかである。

『日経会社情報』2014年夏号 2014年 07月号


    ◇     ◇     ◇     ◇

  【 いとすぎの為替ポジション 】

ドル円もクロス円も順当に下を向いている。

 2014/07/04 138.87 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)

    現在 > 137.88 ユーロ/円(損益109%)← 今年の損益率
         173.60 ポンド/円
         101.36 米ドル/円

 ◎ 2013年の損益率(手数料等除外)> 164%
 ◎ 2012年の損益率(手数料等除外)> 142%
 ◎ 2011年の損益率(手数料等除外)> 138%
 ◎ 2010年の損益率(手数料等除外)> 147%
 ◎ 2008年秋~09年末の損益率(手数料等除外)> 353%

  ▼ ポジション解消済み
 2014/06/20 138.77 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/06/13 139.26 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/06/02 171.59 GBP/JPY Lev ×1.5
 2014/05/09 140.47 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/05/02 173.03 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/04/23 171.60 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/04/16 171.02 GBP/JPY Lev ×1.5
 2014/04/04 171.81 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/03/28 170.28 GBP/JPY Lev ×1.5
 2014/03/07 172.55 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/02/28 170.77 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/02/21 170.50 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/02/07 167.91 GBP/JPY Lev ×1.5
 2014/01/24 168.75 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2014/01/17 141.12 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/12/18 167.10 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/12/05 167.32 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/11/01 157.27 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/10/25 157.54 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/08/27 151.16 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/08/14 150.89 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/08/09 128.68 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/07/31 149.01 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/07/26 150.88 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/07/17 151.30 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/06/21  97.89 USD/JPY Lev ×2.0
 2013/06/11 152.83 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/06/07 150.87 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/05/24 153.41 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/05/16 101.94 USD/JPY Lev ×1.5
 2013/05/10 154.46 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/05/03 130.01 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/04/26 129.02 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/04/16 150.10 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/04/12 129.73 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/04/04 145.91 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/03/21 144.80 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/03/15 144.46 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/03/07 142.28 GBP/JPY Lev ×1.5
 2013/03/01 120.89 EUR/JPY Lev ×1.5
 2013/02/13 124.85 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2013/02/08 125.97 EUR/JPY Lev ×1.5
 2013/01/24 120.99 EUR/JPY Lev ×1.5
 2012/12/26 136.78 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/12/21 136.36 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/12/12 132.76 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/11/29 131.44 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/11/09 126.37 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/11/02 83.12 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/10/25 128.91 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/10/18 127.47 GBP/JPY Lev ×1.5 (ショート)
 2012/08/29 81.23 AUD/JPY Lev ×1.5
 2012/09/12 125.27 GBP/JPY Lev ×1.5
 2012/07/27 81.86 AUD/JPY Lev ×1.5
 2012/08/15 123.83 GBP/JPY Lev ×1.5

 …以下省略…

「ユーロはECBが手の内を見透かされ反転したが、
 ECBの危機感が強く注視しておいた方が良い」

「ドルは米金利の反発が鈍く、依然として良い状況ではない」

「あれほど米雇用指標が良くてもドル円は後退、
 相当強い下方圧力があると考えざるを得ない」

というスタンスを維持。ユーロは下を見ておく必要あり。
「反発局面ならポンドがドルやユーロをアウトパフォームする」との見方も維持。

先週に続き「米金利や株式の反発が意想外に弱いので、ドル円クロス円とも売られ易い展開と見ている」。

※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
※ このウェブログを参考とし、めでたく投資収益を得られた方は、
  収益への課税分を社会に貢献する組織・団体に寄付して下さい。
  (当ウェブログのこちらのカテゴリーも御覧下さい。)
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