エルダーBP

登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

人類の系譜、日本人のルーツのー6 稲作渡来民の巻

2012-11-11 | 民族学、考古学!?
今度稲作渡来民と言う本を読みましたが、中々深い内容でした。
私が過去に読みその段階では納得した大野晋先生のタミル語が日本語のルーツでタミル人が稲作を伝えたと言う説に付いてもう一度良く考える必要性を感じました。
まだ私として考えがまとまりませんが、この本の知見も加え、頭を整理し、近いうちに、ブログに投稿します。
この本の主張は中国で始まった稲作が縄文時代末期に山東半島、朝鮮経由で九州に伝わり弥生時代に入ったというものです。
またその前提となる当時の船の歴史を解析しています。その部分を添付しますが、当時の船で外洋を航行するには大変危険が伴い、多くの人々が大挙して日本に渡ったとは考え悪く、渡来した漂流民は元々そこに居た縄文人の言語に同化したと考えられるというものです。
私はこのことには全く異論がなく、そうであれば、元々日本に居た縄文人がどこから来たのか、その縄文人の言葉のルーツを考える必要性があります。
まだ結論では有りませんが、同じルーツの民族で同じ言葉を話す人々が有る程度継続的に日本に移動したと考えられます。
そのためには日本が陸続きの時樺太経由で入ったように私は思いますが、沖縄に石器時代の人骨が出ているのでこれをどのように考えるか課題もあります。
ただ以前書いたように日本人とDNA的に一番近いのは現在バイカル湖付近に居るブリアート人と考えると説明はつきます。
ただその場合タミル語と日本語の共通性の話はとん挫します。
ここでこれから考えるのはタミル人の移動の痕跡(中国からインドまで移動した可能性がある)とブリアート語とタミル語の共通性です。
また少し本題から逸れますが、今まで読んだ本ではアイヌは本来、南から来た民族と言うことでしたが、船の構造が北方系だそうで、ここに矛盾があります。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
稲作は (まや)
2012-11-12 23:45:04
日本発祥だと思います。

まだ痕跡が発見されていないだけです
返信する

コメントを投稿