エルダーBP

登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

八ヶ岳で起きた雪崩事故地図の巻

2013-12-21 | 登山、ハイキング
OSACでは今年の冬も八ヶ岳に入る予定です。
私は冬山を初めて20年経過、八ヶ岳から始め、良く行くので、以前から事故状況はフォローしていました。
今回改めて情報を整理し地図に落としました。
基本的には登山ルートに急斜面が有り数十cm以上の積雪が有ればどこでも危険ですが、例えば赤岩の頭の場合、北風で飛ばされた雪が溜まる場所で、新雪が多く降った後、表層雪崩のリスクが高くなります。ここを通過する時、斜面に入ったら弱層テストを行いましょう。
また地蔵尾根の場合、尾根の頂点を歩くコースになっていないので、雪が溜まり易くやはり危険です。
私が年末に通過した時は鎖が出ており、全く心配有りませんでしたが1~2月になると積雪量が増えるはずです。
阿弥陀岳の北斜面も大変勾配があり、夏道を歩くと雪崩が起きるコースが重なり危険です。
私は以前バリエーションルートで登り、下りに夏道を使いましたが、3人の内1名づつ安全確認して危険個所を通過しました。
もし何かあった場合、救出する人を残すためです。
また南沢大滝の下部から登山路に向いた雪崩跡(デブリ)を見たことがあり、氷瀑登りをする人は注意が必要です。
写真の日付は実際に死亡事故が起きた日付です。





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