英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

TOKYO エアポート ~東京空港管制保安部~ 第4話「100年の夢を運ぶ航空管制官」

2012-11-09 20:15:20 | ドラマ・映画
・恋人の本上(平岡祐太)のために管制官になった香織(深田恭子)……
 大怪我をした本上に「パイロットにはならない」と言われ、管制官を務める意義に疑問を感じる。そんな迷いの中の管制で、パイロットへの指示が甘くなりうまく伝わらなかった。
 また、矢野(梶原善)の指導は放任主義。香織自身があれこれ考えてしなければならなくなり、負担が大きく、進歩も遅い。
 そんな中、ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーの解禁イベントの手助けをしようとしたものだから、ツンツン竹内(瀬戸朝香)に「あなた何のために転職したの。いつまでもグラウンドスタッフの気分でいたいのなら、管制官にならなければ良かったじゃない。自分の業務に専念しなさい」と嫌味を言われてしまう(叱られてしまう)。

・たくさん資格を取り、転職も視野に入れている真奈(佐々木希)……
 今回の企画立案者の矢吹(木南晴夏)手伝いをするうち、好きなワインの仕事に携わりたい気持ちが生じる。

・矢野の放任主義では、香織がステップアップする前に潰れてしまうと危惧し、苛立ちを感じる竹内(瀬戸朝香)……
 その苛立ちゆえ、香織にきつい事を言い、矢野と指導法で対立する。


 その他、
長い目で香織を指導する矢野
自分の仕事に誇りを持ち、何とか作り手のこだわりが詰まったワインをイベントで紹介したいと自分の首を懸ける矢吹
矢吹の気持ちに応えるため、奮闘する悠(佐藤江梨子)たち
 と、見どころは一杯であった。
 特に、ワインを味わうお客に、矢吹の純粋なワインへの思いを汲んだ悠が、彼女の怪力(笑)でお客の前に引っ張ったシーンはよかった。でも、ラストの方で、矢吹は真奈に感謝していたけれど(笑)。

 ただ、いろいろ詰め込み過ぎたため、散漫で描き込みが不足気味になった。
 竹内は厳しいこととツンツンする事を履き違えているし、矢野の放任主義の利点や欠点が良く分からないし、矢野は何を根拠に香織を信頼して任せたのかが分からない。
 真奈は軽い気持ちで管制をしていたようで、今回、首を掛けた矢吹の仕事ぶりに、ようやく真剣に仕事に取り組むというのも今更感が強い。
 香織の管制官の仕事をする意義が有耶無耶のままだった。(本上への接し方や気持ちの整理はついたようだ)
 山場となった、香織と真奈の管制指示の適正さも良く分からなかった。視聴者には分からなくても良いから、彼女たちが真剣に指示を出すシーンはもっと長くした方がよい。

 一応、来週も視聴しようと思うが、レビューを書くかは微妙になってきた。

 それはともかく、木南さんの演技が良かった
 恥ずかしながら、彼女を知ったのはこの間の『トッカン』が初めて。あの時は、嫌な女→ツンデレ(ヒロインに対して)と、気の強い役だったが、今回は、強い意志を持つが、純粋で、どちらかと言うと気弱な感じ。
 最初のポスターを張っていたシーンは、彼女が木南さんとは気づかなかった。私の目がフシ穴のせいかもしれないが、「女性は怖い(信じられない)なあ」と。
 どちらが彼女の素に近いのかなあ。どちらも好きです。

【ストーリー】番組サイトより
篠田香織(深田恭子)は、変則的なチーム編成で矢野元治(梶原善)の指導を受けながらターミナルレーダー室での管制を行っていた。放任主義の矢野の指導方法に不安を抱く竹内裕美(瀬戸朝香)。

ある日の終業後、香織は桐島悠(佐藤江梨子)と城之内玲子(山口紗弥加)の待つレストランへ向かった。飯田博之(浅香航大)がワインの飲み過ぎでぐったりとしている中、2人は間近に迫ったボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーの解禁イベントの実行委員になり、飲み比べ企画に使用するワインを選んでいることを説明する。桐島が味の違いがわからないとぼやいていると、同じ店で飲んでいた酒井真奈(佐々木希)がやって来て一口飲んだワインの詳しい解説をした。取得が難しいワインエキスパートの資格を持っていると話す酒井に、様子を見ていた企画の立案者であり、系列会社でワインの買い付けを行っている矢吹典子(木南晴夏)は感激。イベント用に取り寄せているワインが、作り手のこだわりが詰まったいかに素晴らしいワインであるかを力説する。
後日、酒井は山下佑司(瀬戸康史)らに矢吹からワインの買い付けスタッフにスカウトされたと嬉しそうに話す。

一方、出社途中の香織の前には車イスの本上圭介(平岡祐太)が現れた。本上は香織に近づいてくると口を開き…。
コメント (2)
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