「『将棋世界』8月号 実戦に役立つ5手7手詰 その2」(10月20日記事)の解答です。
2二の金の守備力が強いので、▲1三飛(途中図1)と揺さぶりを掛けます。
△1三同玉は▲1四金で詰みなので、△1三同金(途中図2)は仕方がありません。
これで、玉方の守備金が無力化されました。(無力どころか、玉の逃げ場所を塞いでいます)
金がいなくなったので▲3二馬と指したくなりますが、△1二玉と逃げられると玉方の4四の角が良く利いていて詰みません。
また、▲3二馬のところ、▲3二銀不成と1二に逃がさないようせまるのは、△3三玉とするりと逃げられてうまくいきません。
そこで、▲3三金(途中図3)ともう一工夫します。
これに△3三同玉は▲3二馬で詰み。3三に玉を呼び込んだので1二には逃げられません。なので、△3三同歩と取りますが、そこで▲3二銀不成とすれば、3三には歩がいるので詰みです。
初手、右からがつんと飛車打ち、3手目、左にゴツンと金打ちの強烈なコンビネーションで詰め上がりも爽快です。
玉方の4手目の応手ですが、△3三同玉や△3三同角でも5手詰ですが、攻め方の持ち駒が余ります。詰将棋のルールとして「最善の防手」をするとあります。持ち駒を余らせて詰んでしまうのは最善ではないと考え、攻め方の持ち駒を使い切らすのが正解手順となります。
【詰手順】
▲1三飛△同金▲3三金△同歩▲3二銀不成まで5手詰
この作品は、何も考えず両王手をしていきます。飛車と玉が追いかけっこして詰む様子をお楽しみください。
【詰手順】
▲3七飛△2六玉▲2七飛△1六玉▲2六飛△1七玉▲1六飛まで7手詰
2二の金の守備力が強いので、▲1三飛(途中図1)と揺さぶりを掛けます。
△1三同玉は▲1四金で詰みなので、△1三同金(途中図2)は仕方がありません。
これで、玉方の守備金が無力化されました。(無力どころか、玉の逃げ場所を塞いでいます)
金がいなくなったので▲3二馬と指したくなりますが、△1二玉と逃げられると玉方の4四の角が良く利いていて詰みません。
また、▲3二馬のところ、▲3二銀不成と1二に逃がさないようせまるのは、△3三玉とするりと逃げられてうまくいきません。
そこで、▲3三金(途中図3)ともう一工夫します。
これに△3三同玉は▲3二馬で詰み。3三に玉を呼び込んだので1二には逃げられません。なので、△3三同歩と取りますが、そこで▲3二銀不成とすれば、3三には歩がいるので詰みです。
初手、右からがつんと飛車打ち、3手目、左にゴツンと金打ちの強烈なコンビネーションで詰め上がりも爽快です。
玉方の4手目の応手ですが、△3三同玉や△3三同角でも5手詰ですが、攻め方の持ち駒が余ります。詰将棋のルールとして「最善の防手」をするとあります。持ち駒を余らせて詰んでしまうのは最善ではないと考え、攻め方の持ち駒を使い切らすのが正解手順となります。
【詰手順】
▲1三飛△同金▲3三金△同歩▲3二銀不成まで5手詰
この作品は、何も考えず両王手をしていきます。飛車と玉が追いかけっこして詰む様子をお楽しみください。
【詰手順】
▲3七飛△2六玉▲2七飛△1六玉▲2六飛△1七玉▲1六飛まで7手詰