5月10日、マイクロファイナンス機関のLOLCは、社債をカンボジア証券取引所に上場しました。社債は、カンボジアの通貨であるリエル建てで発行され、発行総額は800億リエル(約2000万ドル、約22億円)です。2種類の債券を発行しています。クーポンレート固定型は、額面10万リエル(約25ドル、約2700円)、期間3年、金利9%/年です。もう一つは外国為替指数連動変動型で、額面10万リエル、期間3年、金利8%/年で、リエルの為替レート変動リスクをヘッジしたい顧客向けとなっています。
上場前の公募で人気が高く、完売となっていました。主な購入者は、機関投資家で、外資金融機関が多かったとしています。機関投資家が購入したため、カンボジア証券取引所に上場したものの、活発な取引は期待できない状況です。
カンボジアでの社債発行・上場は、昨年のハッタ・カセコー(HKL)に続き2社目となります。社債発行は、株式の上場よりも手続等が簡単であるため、資金調達手段としての役割が今後拡大していくことが期待されます。また、リエル建てでの運用先に困っている金融機関から見ると、重要な運用手段の一つとなっていくものと見られます。
カンボジア証券取引所のサイト(英文です)
http://www.csx.com.kh/news/notice/viewPost.do?MNCD=8020&postId=423#.XN0aKvZuI2w
LOLCのサイト(英文です)
https://www.lolc.com.kh/eng/fx_indexed.aspx
ブログ「カンボジア経済」2019年3月5日「マイクロファイナンスのLOLC 社債発行へ」
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/0855121b0067f22d261da4e6dc9f6844
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カンボジアでの社債発行・上場は、昨年のハッタ・カセコー(HKL)に続き2社目となります。社債発行は、株式の上場よりも手続等が簡単であるため、資金調達手段としての役割が今後拡大していくことが期待されます。また、リエル建てでの運用先に困っている金融機関から見ると、重要な運用手段の一つとなっていくものと見られます。
カンボジア証券取引所のサイト(英文です)
http://www.csx.com.kh/news/notice/viewPost.do?MNCD=8020&postId=423#.XN0aKvZuI2w
LOLCのサイト(英文です)
https://www.lolc.com.kh/eng/fx_indexed.aspx
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