4月24日~25日に東アジア・ASEAN経済研究センター(The Economic Research Institute for ASEAN and East Asia: ERIA)は、インドネシア・ジャカルタの本部で、「アジア総合開発計画(CADP)3.0に向けたインフラプロジェクトに関するワークショップ」を開催しました。このワークショップには、ERIA関係者に加え、ASEAN各国から著名なエコノミスト等が参加しました。カンボジア総合研究所CEO/チーフエコノミストの鈴木博もプレゼンターとして参加しました。
ERIAでは、アジア総合開発計画1.0を2010年に策定し、ASEAN首脳会議に提出しました。2015年にアジア総合開発計画2.0を策定し、2020年に同3.0を策定する計画です。それぞれの計画でリストアップされたインフラ事業は順次完成しています。アジア総合開発計画1.0では、国際的生産ネットワークに注目し、同2.0では各国間の連結性に重点を置きました。アジア総合開発計画3.0では、IT化が進む現状に鑑み、イノベーティブ産業にも配慮した計画策定を行う方針です。
カンボジアは、これまで近隣国との連結性を強化することにより、国際的サプライチェーンを活用した外資導入が成功してきました。今後は、ITを活用したイノベーティブ産業に期待が集まるところです。そのための電力や通信等の基礎インフラ整備とともに、人材育成やスタートアップ支援が重要な施策となってくるものと見られます。
(写真は、東アジア・ASEAN経済研究センター提供)
東アジア・ASEAN経済研究センターのサイト
http://www.eria.org/news-and-views/eria-hosts-workshop-on-cadp-30-infrastructure-projects/
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ERIAでは、アジア総合開発計画1.0を2010年に策定し、ASEAN首脳会議に提出しました。2015年にアジア総合開発計画2.0を策定し、2020年に同3.0を策定する計画です。それぞれの計画でリストアップされたインフラ事業は順次完成しています。アジア総合開発計画1.0では、国際的生産ネットワークに注目し、同2.0では各国間の連結性に重点を置きました。アジア総合開発計画3.0では、IT化が進む現状に鑑み、イノベーティブ産業にも配慮した計画策定を行う方針です。
カンボジアは、これまで近隣国との連結性を強化することにより、国際的サプライチェーンを活用した外資導入が成功してきました。今後は、ITを活用したイノベーティブ産業に期待が集まるところです。そのための電力や通信等の基礎インフラ整備とともに、人材育成やスタートアップ支援が重要な施策となってくるものと見られます。
(写真は、東アジア・ASEAN経済研究センター提供)
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