カンボジア経済

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故高田警視殉職から25年 カンボジアで慰霊の集い

2018年05月08日 | 社会・風土
 カンボジアで国連平和維持活動(PKO)に参加していた岡山県警警視、高田晴行さん(当時警部補、33歳)が武装集団に殺害された事件から25年となった5月4日、カンボジアで追悼行事が行われました。
 1993年5月4日昼過ぎ、タイ国境に近いカンボジア北西部のバンテイメンチェイ州アンピル村で、同村に駐在している国連カンボジア暫定統治機構の日本人文民警察官5人が、オランダ海兵隊UNTAC部隊の護衛を受け、国道691号をパトロール巡回中に、ポルポト派とみられる身元不明の武装ゲリラに襲撃されました。10人程度とみられる武装ゲリラは、先頭車両を対戦車ロケット弾で攻撃し、車列が停止すると、自動小銃で一斉射撃をしたとのことです。オランダ海兵隊も応戦しましたが、現場で高田警部補が死亡、他の4人の日本人文民警察官も重傷を負い、ヘリコプターでバンコク市内のプミポン空軍病院に搬送されました。
 25年目の命日となった5月4日には、在カンボジア日本大使館等により「慰霊の集い」が、プノンペンのタン・コーサン寺院で行われました。式典には、堀之内秀久駐カンボジア大使、藤田幸久参院議員(民進党)や在留邦人代表、カンボジア外務省幹部ら約30人が参列し、慰霊碑に献花しました。
 カンボジアのために命を懸けた日本人がいたことを決して忘れてはならないと強く思っております。高田警視と中田厚仁さんのお二人のご冥福を心よりお祈りしております。


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