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カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

灌漑の効果

2008年07月10日 | 経済
 バッタンバンには30年以上前に作られた貯水池と用水路がある地域「コンピンプイ地域」があります。写真はダムから見た用水路です。
お米にとって、水があるかどうかは、大違いで、この地域では既に二期作の第一期目の稲刈り(!)が行われていました。また、その米の品種もアジアで「緑の革命」を引き起こしたと言われる高収穫米のIRという品種だそうです。
カンボジアでは、多くの場所で天水に頼った米作りをしており、灌漑により水が来れば、その効果は非常に大きいものと思われます。特に、貧困が問題となっている農村部では、お米の収量ひとつで大きな違いがあるものと実感しました。また、食糧価格高騰が世界的な問題となっている状況でもあり、カンボジアに用水路を作る支援が期待されるところです。

広大な貯水池です。観光地にもなっていて、泳いで遊ぶ若者たちもいました。


ダムの上で、蓮の実(中の白い実を食べます)を売っていたOさん(19)。


二期作の一期作目の稲刈りをしていました。


JICAの支援でできた施設で刈り取ったばかりの籾を乾燥させていました。
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