南三陸金華山国定公園移動を終えて、海岸沿いに北上し唐桑半島へと向かった。
途中、津波で酷い被害を受けた雄勝の町を通過したが、建物の上にバスが乗っている姿は、神様の悪戯にしては、あまりにも酷い事をするものだと、当時の惨状を思うと、ぞ~として立ち尽くしてしまった。
唐桑半島へは、気仙沼の街を抜けた先なのだが、気仙沼の海岸近くは通らないので、気仙沼の被害状況は見る事無く、唐桑半島に辿り着いた。
この辺一帯は、地盤が高いので全体的には、穏やかな風景が見られたが、途中海岸に近づく地帯では津波の痕跡が濃く残っており、土地の人々が復興作業を続けて居られた。
私は、現地に向かう前に地図を調べて、有名な巨釜半造を観る周遊道の半蔵側に有る駐車場を予定地に決めたいと考えて目的地に辿り着いた。そして駐車場に一角にあるレストハウスにお願いした所、快く翌朝までの運用を認めて下さった。
近くの広場には、埼玉県から来たボランティア達のテントが建てられていたが、洗濯物か干してあっただけで、人の姿は見えなかった。きっと活動のために何処かへ行っているのだろう。
写真の中央は、巨釜の折れ石、右は八幡岩だが、この眺めから津波は想像出来ない美しい景色だ。
こちらは、半蔵側の磯だ。ゴミ一つ見当たない。
津波は自然には悪さをしなかったのだろうか・・
アンテナを建てるにはコンクリートの駐車場にはステーロープを支えるペグが打てない等で難しいが、幸い端に小さな緑地が有ったので、其処を使わせて頂いた。
この日の朝、女川町コバルトラインで北米向けに運用したため、撤収作業が終わって可成り遅くなって出発した事と、唐桑までの距離を概略80kmと考えて居たのだが、曲がりくねった海岸線沿いの道程は、約150kmも有ったので現地到着が遅くなってしまった。
それから急いでアンテナを立てるなどセットアップを済ませて運用を開始したのは午後4時半頃になってしまった。 既に28Mのパスは、終盤に差しかかって居たこと、更にヨーロッパ方向へは、唐桑半島の山間部が徐々に高くなって続いて居る事も原因して居るのだろう、電波の飛びが今ひとつ伸びなかった。それでも翌朝の北米も含めて何とか122局をログに記録出来た。
交信数 交信国数
14MHz 23 15
18MHz 22 13
21MHz 1 1
28MHz 76 23
---------------
122 52
全体を通しての交信カントリー数= 23
14MHz: イタリア, ウクライナ, カナダ, スエーデン, セルビア, チェコ, ドイツ, フィンランド, フランス, ブルガリア, ベラルーシュ, ポーランド, ユーロピアンロシア, アジアテックロシア, 日本,
18MHz: イタリア, ウクライナ, オーストラリア, スロベニア, ドイツ, ニュージーランド, フィンランド, フランス, ブルガリア, ベルギー, ポーランド, リトアニア, 日本
21MHz: 日本,
28MHz: アメリカ, イタリア, ウクライナ, オランダ, スペイン, エストニア, スロベニア, セルビア, チェコ, デンマーク, ドイツ, ニューカレドニア, ニュージーランド, ハワイ, ハンガリー, ブルガリア, ベルギー, ボスニアヘルツェゴビナ, ポーランド, ユーロピアンロシア, アジアテックロシア, 日本
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途中、津波で酷い被害を受けた雄勝の町を通過したが、建物の上にバスが乗っている姿は、神様の悪戯にしては、あまりにも酷い事をするものだと、当時の惨状を思うと、ぞ~として立ち尽くしてしまった。
唐桑半島へは、気仙沼の街を抜けた先なのだが、気仙沼の海岸近くは通らないので、気仙沼の被害状況は見る事無く、唐桑半島に辿り着いた。
この辺一帯は、地盤が高いので全体的には、穏やかな風景が見られたが、途中海岸に近づく地帯では津波の痕跡が濃く残っており、土地の人々が復興作業を続けて居られた。
私は、現地に向かう前に地図を調べて、有名な巨釜半造を観る周遊道の半蔵側に有る駐車場を予定地に決めたいと考えて目的地に辿り着いた。そして駐車場に一角にあるレストハウスにお願いした所、快く翌朝までの運用を認めて下さった。
近くの広場には、埼玉県から来たボランティア達のテントが建てられていたが、洗濯物か干してあっただけで、人の姿は見えなかった。きっと活動のために何処かへ行っているのだろう。
写真の中央は、巨釜の折れ石、右は八幡岩だが、この眺めから津波は想像出来ない美しい景色だ。
こちらは、半蔵側の磯だ。ゴミ一つ見当たない。
津波は自然には悪さをしなかったのだろうか・・
アンテナを建てるにはコンクリートの駐車場にはステーロープを支えるペグが打てない等で難しいが、幸い端に小さな緑地が有ったので、其処を使わせて頂いた。
この日の朝、女川町コバルトラインで北米向けに運用したため、撤収作業が終わって可成り遅くなって出発した事と、唐桑までの距離を概略80kmと考えて居たのだが、曲がりくねった海岸線沿いの道程は、約150kmも有ったので現地到着が遅くなってしまった。
それから急いでアンテナを立てるなどセットアップを済ませて運用を開始したのは午後4時半頃になってしまった。 既に28Mのパスは、終盤に差しかかって居たこと、更にヨーロッパ方向へは、唐桑半島の山間部が徐々に高くなって続いて居る事も原因して居るのだろう、電波の飛びが今ひとつ伸びなかった。それでも翌朝の北米も含めて何とか122局をログに記録出来た。
交信数 交信国数
14MHz 23 15
18MHz 22 13
21MHz 1 1
28MHz 76 23
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122 52
全体を通しての交信カントリー数= 23
14MHz: イタリア, ウクライナ, カナダ, スエーデン, セルビア, チェコ, ドイツ, フィンランド, フランス, ブルガリア, ベラルーシュ, ポーランド, ユーロピアンロシア, アジアテックロシア, 日本,
18MHz: イタリア, ウクライナ, オーストラリア, スロベニア, ドイツ, ニュージーランド, フィンランド, フランス, ブルガリア, ベルギー, ポーランド, リトアニア, 日本
21MHz: 日本,
28MHz: アメリカ, イタリア, ウクライナ, オランダ, スペイン, エストニア, スロベニア, セルビア, チェコ, デンマーク, ドイツ, ニューカレドニア, ニュージーランド, ハワイ, ハンガリー, ブルガリア, ベルギー, ボスニアヘルツェゴビナ, ポーランド, ユーロピアンロシア, アジアテックロシア, 日本
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リアス式海岸と学校では習いましたが、同じように津波は押し寄せてきたのでしょうけれど、人工物が無ければ幾多の災害や風雪に晒されてきた自然は結構強い物なのですね。
散策中に綺麗な貝殻を見付けたので、確かに此処まで波は来たと思いますが、津波があったとは思えない程綺麗でした。
また、沢山の白い花が咲いていました。海岸の植物は塩分に負けない様に進化していたのですね。