明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

LEDと蛍光灯

2014-01-17 | その他
我が家の一室の照明器具が古くなって故障したため、新しいペンダント灯を購入しようと電気量販店に行って見た。



ところが、売り場に並んで居る物は、殆どがLEDの物ばかりでした。
最近は省エネでLEDを奨励しているご時世である事は承知していましたが、これ程徹底しているとは驚きだった。

嘗て、地デジテレビが一般化する段階で、ブラウン管テレビの方が色が良いのにメーカーはこぞって液晶やプラズマのテレビを作り、ブラウン管方式は故意に世の中から抹消された感が有った。我が家は、ブラウン管の地デジテレビを買ったため、素晴らしくふくよかな色のテレビを見ている。
時々お店で見るテレビはのっぺりとして、立体感のない何とも貧相な画面に驚かされるが、これが今の世の中の主流だと思うと、世の人々が可哀相だとさえ思えてしまう。

LEDの照明灯は、値段が高いのが難点ですが、実はそれだけで無いんだ。
LEDの光は、青色の発光体と、黄色の蛍光体の組み合わせで成り立っている。従って赤色が褐色に見える欠点がある。

私は、長くアウトドアで釣りやキャンプでLED照明のライトを使って来た。LEDライトは明るいのだが、何か今までの懐中電灯と見え方が違う。光が冴え冴えとしているだけでは無い何かが違うんだ。
そこで、調べて見た。結果、LEDの分光特性に赤色が極端に欠如している事を知ったのだ。

アウトドアで使う分には、少々分光特性が悪くても明るければ良いと割り切って使って居る。しかし、毎日生活している室内で、この偏った色の世界には耐えられない。

さて、LED灯は、省エネだろうか、店頭に並んだLED灯の明るさと消費電力だが、大体4000ルーメンで40W、6000ルーメンで60W(端数省略)程度だった。 蛍光灯器具も殆ど同じだ。蛍光灯と比べて殆ど変わりが無い事が分かった。

もう一つの問題は、LEDの点灯は、電流制御なので、LED発光体と直列に安定抵抗を付けなければ成らない、この安定抵抗は、即ち電熱器なのだ。従って、放熱器を付けて、室内に熱を分散させる事に成る。冬場は良いが、半端な熱では無いのだから、夏場は大変だろう。

そこで、何としても蛍光灯のペンダント灯を買う事にした。 しかし、何処の店にも売れ残り程度しか置いてないんだ。某店で、展示品を見て、これなら良いなって思ったが、既に箱入り品は売り切れて居り、展示品は一部破損状態なので諦めた。
結局その品番を元にネットで探したが、何処のWeb店も蛍光灯方式のペンダント灯は、全てが「お問い合わせ」「お取り寄せ」などと成って居る。

それでも諦める訳には行かない、前にも買った事がある某店に注文を入れた。
それから既に10日以上経っている。或日「只今お取り寄せ中です。しばらくお待ち下さい」とメールが来たが、果たして何時届くか、兎も角入荷をじっと待っているしか無い。


某電機メーカーのHPで、LED灯の黄色蛍光体に赤の蛍光物質を混ぜて分光特性を改善したニュースが載っていた。普通に見えるLED灯が一般化するまでには未だ未だ何年か先になりそうだ。
それまで、消費者は何も知らずに買わされ続けるんだろう。
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謹賀新年

2014-01-01 | その他


新年おめでとうございます。
災難や病気に負けない様に頑張りましょう。
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