明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

フィールドデー コンテスト      8月6、7日

2011-08-10 | アマチュア無線
 今年も恒例のフィールドデーコンテストの季節がやってきた。社団法人日本アマチュア無線連盟主催のこのコンテストは、野外に出て、アンテナを立てて参加する事に意義が有るのだから、今年も山に登って参加した。

場所は、須賀川市の東部、阿武隈山地の一角に位置する「羽山」690mである。今年で3年連続で、この地で参加してきた。



山頂からは、福島空港が眼前に見渡せる。滑走路全体が展開している。
時々発着する定期便は、箱庭の中のオモチャの飛行機が動いている様な錯覚さえ覚えてしまう。



眼下には、何年か前に催された「ふくしま未来博」の会場跡地が一望できる。中央の建物が子供たちが科学の面白さを体験出来る「虫テックワールド」だ。



山の上とは言え、30℃を超える酷暑の中で設営は少々身に堪えたが、休み休み4本のアンテナを立てた。
14MHz帯と、21MHz帯2バンド共用の"Bunting loop"を使って見た。(左側)
28MHz帯用は、ヘンテナを立てた。(右側)



50MHz帯は、例年と同じ6エレメント八木、7MHz帯は20mウインドムアンテナとした。



オペレーションデスクは、スクリーンタープの中に設置した。
年々装備が重たくなって来たが、それだけ使い勝手も良くなるので仕方が無い。

今年は、夕方になると定期便の様に、雷鳴が轟き、ゲリラ豪雨などと称する夕立が来る。7日の午後1時頃には、急激に突風に近い強い風が吹来だした。コンテスト終了まで後2時間残していたのだが、この後に強い降雨を考えると躊躇せず、撤収作業を開始した。
折良く、状況を察知した友人が駆け付けてくれたので雨が降り出す前に撤収を終える事が出来た。友人の有り難さをつくづくと感じながら無事山を降りて今年のフィールドデーは終了した。

周波数帯  交信数  都道府県数
7M 131 42
14M 36 24
21M 15 11
28M 11 7
50M 59 17
合計    252 101 スコア=252x101x2 = 50,904

(得点計算の"x2"は商用電源を使わず、発電機などから供給した場合の乗数)

例年、交信数=300 を超えていたのだが、今年は、2時間早く終わったので残念ながら目標数に達する事は出来なかった。
コメント (2)
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ヤマユリの咲く道

2011-08-03 | アウトドア
週末には、毎年参加している日本アマチュア無線連盟主催の「フィールドティーコンテスト」に参加のため、市の東部にある標高690mの羽山に登るのだが、今年は3月11日の東日本大震災が有ったので林道がどうなっているか確かめて置かなければと心配であった。

そこで、今日は「戻り梅雨」の合間の曇り空で、大して暑くもなかったので久しぶりに山道の確認のために徒歩で登って見た。



普段は雑木林と雑草の変哲も無い山道だが、今年は「ヤマユリ」が沢山咲いていて目を楽しませてくれた。
毎年今の時期に登るのだが、こんなにヤマユリが咲いていた事は無かったと記憶している。



昔、子供の頃には山に入れぱ何処にでも沢山咲いていたヤマユリだが、いつの日か里人が掘って家へ持ち帰って庭に植えたり、根を掘って食べてしまったりして姿を見なくなって久しい。
たまに、その大輪の花を見かけると「珍しいなぁ」と思うと同時に「まだ自生して居たんだっ」と懐かしく思って眺めた日も記憶に新しい。それが近頃の自然の再生、復活を求める世風が為せる業か、彼方此方でヤマユリを見かける様になって来たのは嬉しいことだ。



これは、何の実だろうか、雑草の間から見えていた小さな木に生っていたのだが、実だけを見ると鬼グルミの様でもあるし、桃の様でも有るし、後で調べてみたいと思いながらカメラに収めて来た。





他にも幾つか、色々な花が咲いていた。



しかし、やはりヤマユリがひと際美しく緑に映えていた。
道は、大した損傷もなく、この分では土曜には心配無くあがれそうだ。
何時もの広場も変わりが無いことを確認して山を降りた。


コメント (5)
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