二日目京都市内を歩いた後は大阪のホテル泊となる。大阪の夜景は綺麗だ。
京都から大阪に着くと修学旅行生は吉本喜劇を見る為に、グランド花月へ。
随分と流行っている様だ、関西人はこういうどたばたが好きな様だとは理解していたが、この盛況ぶりは流石だ。
私は近くのラーメンやで夕食・・・これが何と拙いラーメン!!
大阪人はこんな拙いラーメンを喰ってるのか? 近くにチェーン店らしく同じ店の看板を幾つも見たので少しは喰えるラーメンを期待したのだが・・何と後味の悪い事!!
食事のあと、千日前道具屋街の看板を見て社会見学のつもりで歩いてみた。さしずめ「カッパ橋」ってところだろう。
色々な商売に使われる提灯が沢山ぶら下がった提灯屋?
瀬戸物ばかりの店、各種包丁や鍋釜ばかりを置いた店、
お盆など塗り物専門店などなど、ここに来れば商売で使う物は何でも揃いますよって所の様だった。
だいたい見終わった頃にテレビで話題になっていた「食い倒れ太郎」の事を思い出した。実は、この付近は昭和36、7年頃だが暇が出来ると良く来た所なので可成り様相は変わっては居るが土地感はあるので少し周りを歩いてみる事にした。
くいだおれの店は直ぐに見付かった。
流石は道頓堀界隈、この賑やかさは並では無い、ネオンと人の波で久しぶりに「おおさかに来た」と実感した。
「くいだおれ太郎」さんの前は人だかりがいっぱい、テレビで見た時と同じで皆さん太郎さんと並んで携帯のカメラでパチパチやっていて、此方はなかなか撮影出来ない、やっと空きを見つけてパチリっ!
先ほどの拙いラーメンが頭から離れない、少し腹も落ち着いたので何処かにラーメン屋ないかなぁって右左見ながら歩いた。
見つけた! 「花丸軒らーめん」何処かのテレビで見た様な「はなまる」!
「不味かったらどうしよう」覚悟を決めて入る事にした。
若い人達で店は満席に近かったが入り口近くに空き席が有った。
さっと座って、お品書きをみた。勿論トップの「しあわせらーめん」を注文。
まわりを見ると、皆巧そうに喰っている。
出てきたラーメン一目で結構巧そうだ!
チャーシューでは無く、なにやらきょろきょろした物が入って居る。ゼラチン状の例えば豚の脂身を煮込んだ物とか、なにやらそんな感じの物だが、これがスープの味の決め手に成っているみたいだ。
関西の若い人もまんざら味音痴では無い事が分かった。口直しも出来て大阪の夜は幕を閉じる。ビールを飲みながらホテルの窓から夜景を眺めて「おやすみなさい」した。