明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

奥只見 中の岐川の紅葉-2

2015-10-31 | カメラ・写真


行くほどに、景色が変わる。



何処を向いても、初めて見る景色、見事な紅葉だ。



滝と言うには、細い流れだが、見事に流れ落ちている。



高い尾根の鞍部から一筋の沢が駆け下りている。良く見ると、途中にも見事な滝が見える。



まるで、一つの滝の様に見えているが、小さな滝が何段にも縦に連なって居る。
この様な小滝が、本流に流れ込む枝沢を遡上するのでは無く、本流に沿った林道に直接流れ落ちている。



手元のGPSの里程が9.4kmを示した頃に、西沢に掛かる橋に辿り着いた。
車が走れる林道のほゞ半分くらいの地点だ。
次第に標高も高くなり、出発点からの標高差は300m近くになった。
この辺りから上流は、既に紅葉も終わり、枯れ葉が多くなったので、写真の撮影もこの辺で打ち止めだ。

朝、7時半に歩き始めたのだが、途中大半の時間を撮影のために費やしたので丁度昼時となった。
橋の手前の木陰で昼食を摂り、一休みしてから、カメラをザックに仕舞い、三脚を縛り付けた。

このあと銀山平に行き、越後駒ヶ岳に落ちる夕日を見たかったので、ここから引き返す事とした。
普段歩かない生活をしていたので、少々脚が痛くなったけど、心地よい疲れを感じながら一目散で歩いた。
凡そ9.4kmの帰り道を2時間半で歩いた。

往復約 19km 今日は良く歩いた。疲れたけど、気持ちの良い疲労感だ。
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奥只見 中の岐川の紅葉-1

2015-10-29 | カメラ・写真


銀山平方面に向かって、国道352号線は、クネクネと右へ左へと銀山湖の湖岸を縫う様に進むと、中の岐川に掛かる大きな鉄橋にさしかかる。

中の岐川沿いに、林道が山奥まで通じているが、入り口には遮断機が下りて居て、一般車両は入れない。
銀山平の温泉宿や民宿など、一部業者だけ通行を許されているのだそうだ。
国民の税金で作った林道を一部業者にだけ利益供与しているのは、腑に落ちないが、この場でとやかく言い様が無いので、歩く事にした。



中の岐川は、林道から何十メートルか、深い谷底を流れていた。所々で道ばたの藪越しに流れが見える。
いたる所の川底が異様に白く見えた。
私の想像だが、地下水などに混ざって溶け出した石灰質が岩盤の上に蓄積した結果なのだろう。



轟々と音を立てて落ちる滝は、地図に載っているので滝と分かるが、全く望む事が出来ないのは、極めて残念だった。







至る所、辺り一面の紅葉は、見事だ。



川の中に、大きな石、多分大雨に依る洪水で上流から流れてきて、ここに落ち着いたのだろう。
その周りに小さな石が積もり、やがて隙間を埋めて、強固な位置固めがこの石の将来を盤石にしたのだろう。
堂々と川の中に居場所を確保して、主となった様に見える。
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檜枝岐から銀山湖へ    2015年10月20日

2015-10-26 | カメラ・写真
久し振りに檜枝岐経由で奥只見湖(銀山湖)へ紅葉を撮りに出掛けて見たが、時は既に紅葉真っ盛りを少し過ぎた感じで、ブナの葉は濃い茶色に、枯れ葉に成る寸前まで進んで居た。



檜枝岐村に入る少し手前に、会津駒ヶ岳への登山口近くに立つ大木を見つけた。
何とも堂々とした偉容だ。



「竜の門の瀧」へは、標高差100m以上の急な山道を登らねば成らなかった。
しかも今は、展望台が壊れていると言う事で登り口に縄が張って有ったが、自己責任と言う事で登らせて戴いた。
木製の展望台は、脚部が破損したらしく、傾いて乗る事が出来ない状態だった。



更に国道352号を尾瀬方面へ、国道沿いに「モウカケの滝」がある。
此処は、駐車場も有り、歩いて僅かな先に頑丈な滝見台があって、誰でも見る事が出来る。



尾瀬への玄関口「御池」の駐車場を横に見て、国道を進む。峠道は紅葉真っ只中、何処を向いても紅葉だらけ、隙間を探すのが難しい程だ。

御池の駐車場から峠の頂上は、直ぐ先だ。左側の谷の先には、燧ヶ岳が直ぐ傍に見えている。
尾瀬から見るの燧ヶ岳の裏側になる。



峠を下り、銀山湖の最上流部に近づくとポツリ、ポツリと農家が見えてくる。
蕎麦などを耕って夏の間だけ過ごし、秋の終わり、雪の降る前に戸締まりをして里に下りる。
11月から翌年6月末まで半年以上は、雪のために道路が封鎖されて住む事が出来ない。
最近は、観光客目当てのペンションなど洒落た建物も増えてきたが、これが昔からのこの辺りの農家の標準的な佇まいだ。



蕎麦の収穫も終わり、時は間も無く冬季閉鎖に近づいている。 蕎麦を刈った後の蕎麦畑も綺麗だ。
農家は来年の為に最後の手入れに余念が無い。



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福島潟

2015-10-11 | カメラ・写真


福島潟に行って見た。 福島潟と言うのに所在地は新潟市に有る。
名の由来は分からないが、福島県人としては、何となく収まりが悪いのだが仕方が無い。

冒頭の画像は、福島潟の西側に「ビュー福島潟」と言う、ピサの斜塔では無いが、斜めに傾いだ建物があって、その屋上から撮ったパノラマ写真だ。



水鳥と、水草類の宝庫の様で、沢山の鳥が飛来したり、住み着いたりしている様だ。



水面に霧が立ちこめた湖面が少しずつ明るさを増し、夜明けの兆しが訪れた。



水鳥が、目覚めて、一斉に飛び立ち、静寂を破る。



やがて、五頭連峰から朝陽が昇った。



草や野の花に付いた朝露が輝き始める



福島潟に朝陽が注がれ、今日が始まった

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秋本番 稲刈りが始まった

2015-10-02 | その他


スカッと抜けた青空に白い雲、 ススキの穂が風になびいて、いよいよ秋も本番だ。



谷間の小さな田圃には、大きな機械は入らないので、手押しで手間を掛けて刈っている。こう言う田の米は美味い筈だ。



今どき珍しい、刈った稲を「はせ掛け」で干している。 自家用米だろう、売る米は乾燥機で一晩で一気に乾燥させる。何故って、手間も問題だが、水分だとか、うるさい規格みたいな物が有って、均一な一等米に仕上げるのには、必要な事だそうだ。

自分で喰う米は、天日干しが最高らしい。

「はせ」は、新潟の方では「はざ」と言うらしい、東北では「はせ」と言っている。



農家のお婆さんが、背負い籠を畑の隅に置いて、せっせと里芋畑の手入れをしていた。
「あたしが嫁に来た頃は、機械も何も無かったから、働け働けって、毎日毎日、嫁ばかり、こき使われて、大変だった」と良いながらせっせと手を動かしていた。



さと芋の葉も大きくなって来た様だし、今年も旨い芋が沢山出来るだろう。



道ばたに、道祖神など一塊に置かれていた。
昔は、彼方の道ばた、此方の道ばたに有ったのだが、道路の拡張などで、邪魔になった。
心ある村人が、それらを一ヶ所に集めて、保存したのだろう。

廿三夜、これも、女達の心の支えであった過去の証だ。今では、信心などしなくても幸せな世の中になった。
役目を終えて、邪魔な遺物となったのだろうか、過去を背負った道祖神たちは、誰も振り返ってくれない。寂しく日陰で佇んでいる。
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