新しく買った古い車と言うと何となくゴロが悪いですが、エンジンキーがいわゆる「キーレス・エントリー・キー」ですが、ドアを開け閉めに何度も押さないと巧く行かないので少々腹が立って来ました。
最初は中古車だからこんな物かと割り切っていた筈ですが、1ヶ月も使って居ると「何とか成らないか」って気持ちに成ってくる物ですね。
それで、電池の点検を兼ねてカバーを外してみる事にしました。
小さな+ネジをトライバーで外すと簡単にカバーが外れました。中にはボタン電池とプリント基板が見えています。この辺は電子技術で飯を喰っていた私にとっては先刻想像の範囲内で、早速電池の点検をしました。電池は3Vあり、問題無しでした。
どうせバラシたんだから、更に分解して見ると、押しボタンスイッチの付近にゴミがこびり付いていました。
この写真は、いったん綿棒にアルコールを付けて拭き取った後の画像で、綺麗ですが、開けた直後は酷い物でした。
基板の下の方、左右に真ん中が丸いボッチの付いた物が開閉時に押す「押しボタンスイッチ」です。綿棒にアルコールを付けてごしごし擦って緑色の固着物をはぎ取りました。
ゴム蓋の裏側にも、同様に緑色の固着物が固まって付着していました。小さなマイナスドライバーの先で刮ぎ取って、アルコールで拭き取りました。画像の左側押しボタンの当たる部分には、まだ汚れが付着していますが、更に綺麗に取り去りました。
再組み立てのあと、車のドアの開閉テストは、勿論 バッチリ!! でした。これからは快適に乗れるでしょう。
気持ちの佳い正月が迎えられそうです。