明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

羽黒山、国宝の五重塔     2013年11月7日

2013-11-26 | 


朝日スーパー林道を走破し、行き着いた先は山形県鶴岡市だった。
鶴岡と言えば、出羽三山だ。此処まで来て、国宝の五重塔を観ずして帰れない。
時間も早かったので、羽黒山に向かった。



羽黒山の出羽三山神社をナビにセットして、スタートしたが、近くまで来て、向かっている先が社殿近くの駐車場だと気付いた。そこは、30年以上も昔に来た時に行き着いた所だったが、ここには五重塔は無かったと記憶している。

近くまで来た時、「羽黒山参道」の道路案内板が、ナビとは違う方向だったので、迷わず案内板の方に進んで、山門に辿り着いた。



山門の横に無料の駐車場が有ったので其処に車を駐め、カメラと折畳み傘を持って山門を潜った。
山門の先、いったん石段を下るが、辺りは鬱蒼とした杉林だ。



「須加の滝」と書いてあったが、神社に行くとこの様な場所には必ず祠が奉ってあるが、ここにも同様にお祀りしてあった。



五重塔は、直ぐ先に杉の木立に囲まれてひっそりと建っていた。



流石に国宝だ。 素木作りの重厚な見栄えに圧倒される。
山門に着いた頃には霧雨が降っていたが、幸いに雨も止んだ。
色々な角度から眺めて、脳天にズッシリと重さを感じながらシャッターを切り続けた。

ここから参道を進むには、長い石段を登り詰めないと最奥の社殿まで行けない。
重いカメラと三脚を持っているので、今回は此処までとした。

満足感で満たされて、最上川沿いに一気に走って、真夜中になる前に我が家に戻り着く事が出来た。
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朝日スーパー林道の紅葉   2013年11月6, 7日

2013-11-17 | 
久しぶりに、新潟県の旧朝日村(村上市)から山形県の旧朝日村(鶴岡市)へ抜ける山岳林道、朝日スーパー林道に紅葉の写真を撮ろうと出掛けた。

久しぶりと書いたが、実は可成り昔に一度出掛けた事があった。
当時は猿田川ダムの上へは通行止めの大きなコンクリートブロックが行く手を阻んで居て、その先には行きたくても行けなかったので、やむなく引き返した苦い想い出のルートでもあった。
その後、ルートが開けて通行可能となっていた事は色々なインフォで承知していたので、今回、昔の夢を果たすべく、初めて山形県側へ通り抜けての旅をした。

福島県から行くので、いったん山形県の米沢市を経由して西に向かい、小国町から山道を通るルートを選んだ。



小国駅前で昼食のラーメンを食べて、米坂線の踏切を渡って、県道261号を北に向かって行くと、やがて荒川を渡る林道へ分岐する。その長い田舎道をひたはしると、新潟県境を越え、間もなく三面川水系、あさひ湖の(奥三面ダムのダム湖)上流部に達した。



ブナの紅葉を見ながら、あさひ湖岸を辿って行くとやがて奥三面ダムを過ぎて、突き当たりが県道349 スーパー林道となる。

左へ向かえば三面ダムだが、午後の3時に成らんとしている時間なので、三面ダム行きを諦めて、道を右へと目的ルートにストレートに進んだ。



直ぐに三面ダムの上流に位置する猿田川を渡る。 ダムの下流の為、流水が少ないが、河岸は切り立った斜面に見事な紅葉が出迎えてくれた。



猿田ダムのダム湖(猿田貯水池)はV字状に二手に分かれているが、左側が猿田川本流だ。
スーパー林道は、猿田川沿いに山形県境へと向かう。



約10kmも進むと無人の猿田川野営場に着いた。
無人にしては立派なコンクリート造り、二階建ての建物が有ったが、施錠されていた。
その奥に一段下がった処がテント場らしかった。



時間は早いが、この先に野営地となる適地は無いかも知れないので、今夜は、ここに一泊する事とした。


周囲は、ブナの紅葉真っ盛りの森林の風の音と、猿田川の流れる音以外には何も聞こえ無い。
コッフェルで飯を炊く間、缶ビールを開け、明日のルートの事を想いながら食事を済ませた頃に夕闇が迫った。
陽が落ちると途端に真っ暗になった。  満天の星が家族の様に心を和ませてくれた。

夜中に、時々目を覚ますと星を眺めたのだが、夜が明ける頃に雨が降り出した。
起き出す頃には止んでいたが、天気予報通り、今日は曇天らしい。



何キロか、猿田ダム湖の最上流部まで戻ってみたが、雨に濡れたブナの紅葉が霧に霞んで居た。



その後は、ひたすら北へと猿田川沿いに走った。



雨に濡れた紅葉は、行く先々で特別な輝きを見せてくれた。



晴れていれば、また違った景色となったかも知れない。
しかし、雨に濡れた紅葉も素晴らしい景色だ。








猿田川が細い流れとなり、やがて、勾配を上り詰めると県境を超えて山形県にはいった途端に雨天に変わってしまった。
そして、峠に近い高台に記念碑が立っていた。

山形側は、新潟側とは違ったおおらかな風景だ。 残念ながら雨で写真も撮れず、ひた走って朝日スーパー林道の旅は終わった。
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よみうり世界一万局賞 授賞式   2013年10月31日

2013-11-02 | アマチュア無線


10月31日、仙台市の「読売東北総局」で、表題の授賞式が行われ、待望の賞を受賞する事ができた。
「待望の」と書いたのは、受賞審査が終了し確定通知を受け取ったのが、2006年11月20日だったのだから既に7年経過した事になる。
私の頭の中から忘却、記憶が欠落して居ても不思議は無い程に時間が経ってしまった。
勿論、忘れては居ない、何時になったら授賞式が行われるのかと思う反面、薄々事情を考えない訳では無かった。

元々このアワードは、4~5年に一度程度の間隔で授賞式が行われていた。副賞として総務大臣賞が付く設定になっていて、お役所や大臣にお願いをしなければ成らなかった筈だが、其処へ来て民主党政権になったため、話の通りが不透明になり、授賞式を先延ばしにして居たのではと想像して居た。



東北で、よみうり世界一万局賞を受賞するのは、今回三名だったが、既に一名は、授賞式を迎える事無く黄泉の世界に旅立ってしまった。 想うに彼の無念は如何ほどで有ったろうか、読売も自分の都合で延ばしに伸ばして居たのだから罪作りだ。



期待した総務大臣賞も授与されたので、ホッとした。

さて、この世界一万局賞だが、単純に世界の一万人のアマチュア局と交信すれば良いと言う物では無いのだ。
付帯条件が有って、世界電気通信連合(ITU)の定める地球上を75のゾーンに区分けした各地域に居るアマチュア局との交信など、中には人が住んで居ない南極などの地域も含んでいるなど、困難を極める課題を克服しなければならない、その為か、過去福島県からの受賞者は一人であった。 私が二人目の受賞者となった次第だ。

兎も角、何とか自分の足で授賞式に出席出来たので、この夜は一人美酒に酔うことが叶った。

コメント (5)
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