明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

晩秋の尾瀬 2016年10月27-28日

2016-10-29 | 
晩秋の尾瀬を訪ねた。
目的は、今年買ったザックにテントなどの装備とカメラ、レンズなどを積めて、それを背負って山道を歩けるかを確認したかった。

若い頃には、ワイドキスリングに35kgの装備や食料を詰め込んで飯豊山を4日間で縦走した事も有ったのだが、いま、80歳間近の歳になって、しかも長らく山登りなどから遠ざかって居たので、果たして登れるのか自信が無かった。

沼山峠から尾瀬沼までなら、距離も近いし、100m前後の高低差なので、何とか成るだろうと、思い切ってトライして見た。



60Lのザックに、1人用テントやカメラを詰め込んで重量17kg、それに2kgの三脚と約1kgのミラーレスカメラを首に掛けて、総重量20kgの荷物と共に歩いた。



沼山峠から一山越えて尾瀬沼に向かって下るのだが、道は良く整備されていて、歩き易かった。



尾瀬の野原は、既に枯れ野の世界となっていた。



周囲の樹木は、白樺も葉を落として丸裸だったし、唐松の葉も残り少なくなっていた。
ただ、当然ながら針葉樹は葉を付けた儘だし、クマザサの緑が綺麗だった。



途中、檜枝岐村の観光案内所に立ち寄って、尾瀬沼ヒュッテのキャンプ場を予約したいと言ったら「今年の営業は終了しました」との事であったが、話に違わず周辺の小屋と共に板囲いをした無人となっていた。



唯一営業を続けて居たのは「長蔵小屋」と尾瀬沼ビジターセンターのみだった。



尾瀬沼ヒュッテのキャンプ場を使わせて貰うつもりで行ったのだが、何処がキャンプ場なのか小屋の周囲を見ても分からず、適当な作業スペースと思しき草原にテントを張らせて頂いた。



尾瀬沼は、静まりかえって居たし、燧ヶ岳も寒々とした姿に見えていた。



晴天のお陰で、夜の星空は素晴らしかった。
しかし、朝方4時頃に全天に雲が広がり、残念ながら朝の日の出は見られず、午後の悪天も予想されたので、朝食を済ませて、早めに下山行動となった。

今回の尾瀬一泊の旅で、何とかこの程度なら大丈夫らしいと分かったので、次は、撮影目的での山行きも視野に入った様に思う。
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下郷町 (福島県会津)   2016年10月8~9日

2016-10-12 | 
全日本写真連盟福島県本部の一泊撮影会に参加した。


湯野上温泉付近の大川ライン。  (大川は、阿賀川の上流域、会津平野で只見川と合流し、やがて阿賀野川となって新潟の海に落ちる)

今年は、郡山支部の担当で、湯野上温泉の「紫泉」で温泉に入り、写真の話に深夜まで楽しく語り明かした。



初日は、生憎の雨模様だったが、甲子トンネルを抜けて、真っ先に観音沼に向かった。



紅葉には未だ早い時期だが、水面の草紅葉は綺麗だった。



木々の葉も少しずつ色付き始めていたので、結構楽しむ事が出来た。



会津から見る名峰「二岐山」(1543.3m、那須連峰最北部)が雲海の上に浮いて、稲穂が稲刈りを待ち、豊作に喜ぶ農家の姿が目に見える様だ。



下郷から昭和村へ抜ける山中の「じろえもんの滝」を訪ねてみた。
均整の整った美しい滝だ。
峠越えの道の農家の爺さん(と言っても私と同い年)が滝まで案内してくれた。 土地の人は皆親切だ。



翌朝は、夜中まで降っていた雨も上がったので、真っ先に湯野上温泉駅に行ってみた。
登りの電車に乗る観光客が駅にやって来る。



朝早かったので、下りの電車にはローカルの人が少し乗っていただけだった。
東京方面からの客が来るのは、もう少し後の時間になるのだろう。



帰宅にはまだ早いので、塔のへつりを覗いて見た。
ここの紅葉も暫く後になる。時期的に早すぎた旅だった。



塔のへつりより少し下流に架かる鉄橋を渡る会津線を見て、少し時間が早かったが帰る事とした。
昨夜は少し飲み過ぎた様なので、後の体調を考えて今回の旅を終えた。


コメント (2)
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