明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

JAFF-020 日光国立公園・甲子高原 移動 2011年11月10日

2011-11-21 | アマチュア無線
今年も既に冬の季節に成ってしまい、強い季節風が吹き、無線の移動運用も来年まで冬眠の時期に入ったのだが、時たま無風の小春日和の暖かな日が訪れる。
そこで、日帰りで手軽に行ける「甲子高原」に出掛けて、今年最後の移動運用を楽しんでみた。



日本で6番目に長い流程を誇る阿武隈川、その現流部がこの甲子高原で、毎年紅葉の季節には多くの観光客が訪れる。
しかしこの日は、時既に遅く、枯れ葉の世界だった。雪が降るのも間もなくだろう。


画面は、普通のディスプレーでは右が隠れて見えないかも知れません。下部のスライダーを動かして見て下さい。
ワイドディスプレーなら全部表示されます。

運用する展望台から見た景色だ。左側が那須連峰の北端の山と足下に広がる景色は甲子高原。また遠くには福島県南部の山野が広がっている。 画面は、超広角レンズで捉えた二枚を横に合成したパノラマ画像。



展望台の片隅にアンテナを立て、



今回は、オペレートするテーブルを後ろ向きにして無線機などを設置したので広々とした感じになった。
例に依ってヨーロッパに向けて呼びかけた結果150局と交信する事が出来き、その内、昨年交信した2度目は約10局程で、それ以外は新規の交信だった。

   交信数  カントリー数
14MHz  40  16
18MHz  16   10
21MHz  44  17
28MHz  50  13
--------------
    150   28 (全バンドを通してのカントリー数)

14MHz : アラブ首長国, イタリア, ウクライナ, オーストラリア, キルギスタン, スペイン, スロベニア, ドイツ, ハンガリー, フィンランド, ベラルーシュ, ベルギー, ボスニアヘルツェゴビナ, ユーロピアンロシア, アジアテックロシア, 日本

18MHz : イタリア, ウクライナ, スロベニア, チェコ, ドイツ, ハンガリー, フィンランド, ベルギー, ラトビア, ユーロピアンロシア

21MHz : イタリア, ウクライナ, スエーデン, スペイン, セルビア, チェコ, ドイツ, ハンガリー, フランス, フィンランド, ベルギー, ポーランド, リトアニア, ルーマニア, ユーロピアンロシア, アジアテックロシア, 日本

28MHz : ウクライナ, オーストラリア, カザフスタン, ギリシャ, クロアチア, ドイツ, ハンガリー, フィンランド, ブルガリア, ポーランド, ユーロピアンロシア, アジアテックロシア, 日本




.
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAFF-020 陸中海岸国立公園・唐桑半島 移動   2011年10月28日

2011-11-17 | アマチュア無線
南三陸金華山国定公園移動を終えて、海岸沿いに北上し唐桑半島へと向かった。



途中、津波で酷い被害を受けた雄勝の町を通過したが、建物の上にバスが乗っている姿は、神様の悪戯にしては、あまりにも酷い事をするものだと、当時の惨状を思うと、ぞ~として立ち尽くしてしまった。

唐桑半島へは、気仙沼の街を抜けた先なのだが、気仙沼の海岸近くは通らないので、気仙沼の被害状況は見る事無く、唐桑半島に辿り着いた。
この辺一帯は、地盤が高いので全体的には、穏やかな風景が見られたが、途中海岸に近づく地帯では津波の痕跡が濃く残っており、土地の人々が復興作業を続けて居られた。



私は、現地に向かう前に地図を調べて、有名な巨釜半造を観る周遊道の半蔵側に有る駐車場を予定地に決めたいと考えて目的地に辿り着いた。そして駐車場に一角にあるレストハウスにお願いした所、快く翌朝までの運用を認めて下さった。

近くの広場には、埼玉県から来たボランティア達のテントが建てられていたが、洗濯物か干してあっただけで、人の姿は見えなかった。きっと活動のために何処かへ行っているのだろう。



写真の中央は、巨釜の折れ石、右は八幡岩だが、この眺めから津波は想像出来ない美しい景色だ。



こちらは、半蔵側の磯だ。ゴミ一つ見当たない。
津波は自然には悪さをしなかったのだろうか・・



アンテナを建てるにはコンクリートの駐車場にはステーロープを支えるペグが打てない等で難しいが、幸い端に小さな緑地が有ったので、其処を使わせて頂いた。

この日の朝、女川町コバルトラインで北米向けに運用したため、撤収作業が終わって可成り遅くなって出発した事と、唐桑までの距離を概略80kmと考えて居たのだが、曲がりくねった海岸線沿いの道程は、約150kmも有ったので現地到着が遅くなってしまった。
それから急いでアンテナを立てるなどセットアップを済ませて運用を開始したのは午後4時半頃になってしまった。 既に28Mのパスは、終盤に差しかかって居たこと、更にヨーロッパ方向へは、唐桑半島の山間部が徐々に高くなって続いて居る事も原因して居るのだろう、電波の飛びが今ひとつ伸びなかった。それでも翌朝の北米も含めて何とか122局をログに記録出来た。

交信数 交信国数
14MHz 23 15
18MHz 22 13
21MHz 1 1
28MHz 76 23
---------------
122 52
全体を通しての交信カントリー数= 23

14MHz: イタリア, ウクライナ, カナダ, スエーデン, セルビア, チェコ, ドイツ, フィンランド, フランス, ブルガリア, ベラルーシュ, ポーランド, ユーロピアンロシア, アジアテックロシア, 日本,

18MHz: イタリア, ウクライナ, オーストラリア, スロベニア, ドイツ, ニュージーランド, フィンランド, フランス, ブルガリア, ベルギー, ポーランド, リトアニア, 日本

21MHz: 日本,

28MHz: アメリカ, イタリア, ウクライナ, オランダ, スペイン, エストニア, スロベニア, セルビア, チェコ, デンマーク, ドイツ, ニューカレドニア, ニュージーランド, ハワイ, ハンガリー, ブルガリア, ベルギー, ボスニアヘルツェゴビナ, ポーランド, ユーロピアンロシア, アジアテックロシア, 日本


.
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAFF-043 南三陸金華山国定公園・牡鹿半島 移動  2011年10月27日

2011-11-05 | アマチュア無線
そろそろ山は寒く成って来た時期なので、春から暖めてきた牡鹿半島移動の時期が来たようだ。5月頃から石巻市に住む友人に状況など尋ねたり、津波後の環境や人々の感情など含めて、他所からの招からざる客が現地の皆さんのお邪魔にならないかを念頭に計画を進めてきた。
最近のテレビ報道などを見ても、外部からの来訪を歓迎する様な機運も高まってきたやに思える昨今なので、寒さが厳しくなる前に実行させて頂くことにした。今回は、牡鹿半島に続いて陸中海岸国立公園・気仙沼市唐桑半島へ脚を伸ばす考えだ。

この時期になると、季節風が吹くので、時にはアンテナを立てる事さえ出来ない場合が有る。今回も気圧配置を見ながら何日か様子見をして、平穏な気候を見計らっての出発だった。



女川町の手前で、石巻市を通過するのだが、海岸に近づくと酷い津波の惨状が目に付いた。まだまだ手つかずの場所も沢山あり、道路脇の側溝から異臭が漂い走っている車にまで臭いが届く有様だ。
日和大橋を越えて、右に漁協関係などの施設や港湾が続く辺りで、路傍に津波で打ち上げられた巨大なタンクが転がっていた。画質は期待出来ないと思いながら走りながら片手でシャッターを切った。



牡鹿半島の「コバルトライン」は、昔は有料道路だったが現在は県道として、半島の尾根筋を南北に縫う様に縦断している。今回は、北側の起点から僅かに南下した辺りで道が東側に大きく迂回している所に女川湾を展望する地点に作られた駐車場があり、その片隅を利用させて頂いた。
この場所からの北北西から東回りで南方向まで良く開けていて、ヨーロッパ方向への伝搬も良さそうだ。



この駐車場は、展望が良いので観光客のために大きな案内板などが設置されていた。



やや南方を望む展望だが、更に少し右側に女川原発などもあり、遠くに金華山島が望める。



展望や休憩のために駐車する利用者に邪魔に成らない様に展望が利かない北側の一角に設置させて頂いた。アンテナの根本周りの記念碑は、昔難破した漁船の慰霊碑の様だ。



今回は、主に28MHz帯がヨーロッパだけでなく、翌朝の北米方向にも良く飛んでくれたので、254局と交信する事が出来て、これまでの最高交信数となった。

交信数 交信カントリー
18MHz 94 28
21MHz 19 10
28MHz 141 33
------------------
254 71
全QSOを通してのカントリー数=40

18MHz : アメリカ, イギリス, イタリア, ウクライナ, ウズベキスタン, エストニア, オーストラリア, オーストリア, オーストリア, カナダ, キルギスタン, クロアチア, スエーデン, スペイン, セルビア, チェコ, ドイツ, ノルウェー, ハンガリー, フィンランド, フランス, ベラルーシュ, スロバキア, ベルギー, ポーランド, ラトビア, ルーマニア, ユーロピアンロシア, アジアテックロシア, 日本

21MHz : イタリア, ウクライナ, ドイツ, チェコ, ベルギー, ポーランド, ユーロピアンロシア, アジアテックロシア, 日本

28MHz : アメリカ, アラブ首長国, イタリア, イスラエル, ウクライナ, ウズベキスタン, エストニア, オランダ, オーストラリア, カナダ, カザフスタン, 韓国, コロンビア, スエーデン, スペイン, スロベニア, セルビア, チェコ, デンマーク, ドイツ, ノルウェー, ハンガリー, フィンランド, フランス, ブルガリア, ベルギー, ボスニアヘルツェゴビナ, ポーランド, リトアニア, ルーマニア, ユーロピアンロシア, アジアテックロシア, 日本



.
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする