明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

東京大空襲のこと 1945年3月

2025-03-10 | その他

麦畑にうつぶせに伏せながら、頭を上げて振り向く様に空を見た。

もの凄い轟音が空を覆っていた。

大きな爆撃機が何十機も空を埋め尽くして、皆同じように南の方に向かっていた。

 

その日、授業が終わって、教室のお掃除をして、学校を出て間もなくのことだった。

福島県、石川郡小塩江村江持小学校 1年生の数名は、学校の少し先の通学路の両側には麦畑が広がっていた。

飛行機が来たら「親指で耳たぶを耳穴の上にかぶせて塞ぐ様にして、残った4本の指で目を覆って、その姿勢で地面に伏せなさい」と

先生に教わったとおりにして、皆で麦畑に伏せていた。

どの位の時間が掛かったのだろうか、やがてB29が通り過ぎて爆音が聞こえなくなって皆はホッとして道路に戻り家路を急いだ。

 

この日が何月何日だったか、ハッキリとは覚えて居ないのだが、多分、B29は東京に向かって行ったのだろう。

間違い無くその日は東京大空襲があった日だったと思っている。

 

私は、東京都荏原区で生まれて、その家に住んでいた。

昭和19年の春に旗台国民校の1年生になったが、3年生以上は、学童疎開で田舎の方に行ったので、学校には1年生と2年生しか居なかった。

その年の秋のことだった。

突然頭の上を1機の爆撃機が手が届きそうな超低空で東の方に向かって通った。

もの凄く恐ろしかった。

あとで伝え聞いた話で「戸越銀座あたりで空襲があったらしい」、誰から聞いたかも覚えて居ないのだが、兎も角現実にB29が頭の上を通ったことを経験したのだった。

間もなく父が招集されて家には母と妹と3人になってしまったので、母は子供2人を父の実家に預ける事になり、正月明けの3学期から江持小学校に転校したばかりだった。

 

戦争の記憶は、これだけでは無い、 歳が大きく違う従兄弟の1人が見習い海軍士官として沖縄で戦死した。

この人は、商船学校在学中だったが、彼は無線通信を専攻していた。

私が中学2年生のときにアマチュア無線に興味を持ち、国家試験に挑戦しようと決めたのには少なからず従兄弟の影響があった様に思う。

この年は、ロスアンジェルス講和条約によって日本が独立した年であった。

 

戦後80年を迎えて、戦争の記憶を知る人が少なくなってしまった。

ましてや、実際にB29をこの目で見た記憶のある人は限られるだろうと思ったので、自分の記憶を書いてみたのだ。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭の梅が咲いた   2025年2月27日

2025-02-27 | カメラ・写真

 

今年も庭の古い梅の木に花が咲いた。

直前に大寒波が有ったのでもっと遅くなると思っていたのだが、予想よりも早く咲いた様に思う。

去年は2月15日に、一昨年は 2月6日に咲いたので、今年は随分遅くなった様に感じるが3月10日頃に咲いた記憶も有る。

兎も角、今年も春が来た!!!

これから日増しに暖かくなるかと思うと気分も晴れやかになる。

そろそろ庭の枯れ葉の片付けなど、外に出る機会が増えそうだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジタルモード オナーロール達成

2025-02-11 | アマチュア無線

 

DXCC 賞はアメリカ合衆国のアマチュア無線連盟 ARRL が発行するアマチュア無線界で最も権威のあるアワードだ

DXCC賞はアマチュア無線で外国の無線局と交信する事をDX通信と言い、外国の範囲を国や国から一定の距離を隔てた等の条件を満たす島嶼を含めて世界の340のエリア(エンティティと言う)を定めてその一つ一つに公的な免許を得たマチュア無線局と交信して、100以上のエンティティと交信して、ARRLが正規な交信と認めたアマチュア無線局をDXCCのメンバーとして認定し、アワードを与えるものだ。

そして、100を更に超えた分に就いて順次使い認定(クレジット)を行い、都度一定数毎にステッカーが与えられる。

DXCC賞には、Mix 、PHONE、CW、RTTY の四つが主要なアワードがある。

 

 

今回、デジタルモードで 335のエンティティと交信した事が証明されて、335のステッカーを贈られた。

実は、335のエンティティの中には、例えば嘗て存在した東ドイツ国など、消滅したエンティティが含まれているので、現存するエンティティの総数が340となり、私の場合も335の内の現存エンティティは331と成る。

オナーロールの条件は、現存数-9、即ち 331 エンティティとの交信が認定されて、オナーロールメンバー入りが果たせた。

その証として、オナーロールのメンバーリストに登録され、世界に公開された。

そして、その証としてステッカーが贈られた。

今日、そのステッカーをアワードに貼り付ける事が出来た。

更に、340全エンティティと交信すると「ナンバーワン」の称号を得ることが出来るが、北朝鮮がアマチュア無線を許可して無いので絶望的な目標となっている。

 

デジタルモードと書いたが、嘗ては RTTY モードだった。

RTTY = ラジオ・テレタイプ、即ち 無線通信のテレタイプモードの事だが、テレタイプの通信方式が即ちデジタル通信の始まりだった訳だ。

そして、更にいろいろなデジタル通信か行われる様になったので、全てを総称して「デジタルモード」と言うことになった。

アワードには、昔の名残で RTTY と記されている。

 

また、私は、既に MIX と PHONE の二つのモードで ナンバーワンを達成してして、CWモードで339に達している。

幸いにも、北朝鮮とは、PHONEとRTTY で交信することが出来て、MIX と PHONE で全世界交信を達成できた。

因みに  "CW モードは、モールス信号による交信のことである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藪の小鳥 「アオジ」

2025-02-01 | カメラ・写真

 

我が家の近く、阿武隈山脈の南部、石川町のダム湖に手頃な撮影地を探す目的で出掛けた時の話だ。

ダム湖沿いの細い藪道をゆっくり歩く位の速度で走っていた時、目の前10mくらいの路上で餌をついばむアオジを見つけて車を止めた。

アオジは逃げようとせず、盛んに何かを突っついて居たがやがて側の藪へと飛び移った。

カメラに超望遠レンズを付けて助手席に置いてあったので窓を開けて撮った一枚だ。

すばしっこく動き回るので、動きの取れない運転席からの撮影で何とかこの一枚をゲットするのが精一杯だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キッチンのレンジフード完成

2025-01-13 | DIY

 

レンジフードの内臓を隠す板を4本のネジで取り付けた。

これで完成だ。

 

いとも簡単に取り替えた様に書いたが、実際は途中の検討段階は想像以上に大変だった。

古い物と新しい物との共通点は、横幅60センチと言う寸法だけだった。

調理コンロの上に取り付けたレンジフードが吸い上げた湯気ゆ煙を外壁の排気口まで導く過程や機構が、古い物と新しい物と全く異なるのが最大の問題だった。

 

横幅60センチは同じなのだが、古い物を外して、新しい物が取り付くか、排気の構造に互換性が有るか。

排気系の構造が異なる事は、本体のカタログを見ただけで、判断が付くのだが、その異なる構造を巧く繋ぎ合わせて屋外に排気を導く為の加工が出来るかが最大の問題だった。

今回、それらの課題を何とか克服出来たことで目的を果たす事ができた。

細かい過程を説明することを省いたが、結果が上に報告した通りである。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キッチンのレンジフード交換

2025-01-10 | DIY

我が家は、今年3月で築44年になるので、全ての屋内設備が老朽化しているのだが

特にキッチンのレンジフードは油がこびり付いて廻らなくなっていた。

 

そこで今回レンジフードを交換する事とした。

 

 

古いレンジフードがどうなっていたかは、恥ずかしいので見せられない。

新しいレンジフードは、パナソニックを取り付けた。

古いレンジフードの吹き出し口が開いているので、そこに新しいファンの吹き出し口から蛇腹式アルミホースをねじ曲げて何とか繋いぐ事が出来た。

本来ならば右横の戸棚の下面を合わせるのだが、スイッチ操作をやり易くするために側板の厚さ分を下げて取り付けた。

 

本体取り付けは、これで完成となり、スイッチをONして動作もOK、あとは目隠し板を取り付けて完成となる。

目隠し板は、メーカー製のオプションを購入する事も出来るが、高さ方向の寸法会わせの事も有るので板材をDIYで加工する予定だ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謹賀新年 2025

2025-01-04 | その他

西吾妻山の日の出

 

平穏な新年を迎えて至極目出度い

今年1年間不穏事起こらぬことを静かに願う

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クッキングナイフの鞘

2024-12-07 | アウトドア

 

キャンプや車中泊の時に使うクッキングナイフには、買った時に付属していた革製の鞘が付いていたのたが、革のツヤが無くなって汚れが目立つ様に成っていたので新たに木製の鞘を作った。

 

 

このナイフ、G・サカイ製、刃渡り105mmの小型ナイフで、長らく愛用していたので傷だらけだ。

 

 

鞘の表面は、透明アマニ油で塗装した。

アマニ油は、ハンマーの柄などに塗ると表面が丈夫になることや、麻のロープに塗る事でロープが丈夫になる等の用途に昔から良く使われてきた塗料だ。

 

 

刃を鞘に収めた状態では、少し力を加えないと抜けない程度に、少しきつめにの嵌まり具合にした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥海山麓のモミジと滝  2024年10月13日

2024-11-23 | カメラ・写真

 

今年の紅葉は夏場から何時までも続く暑さで山々が紅葉する時期に見当が付かず、出掛けて行っても綺麗なモミジに出会うのが難しがった。

今回、見頃の紅葉を期待して、山形県と秋田県に跨がって聳える鳥海山の山麓、山形県遊佐町エリアを流れる月光川の上流域に「一の滝」「二の滝」「三の滝」を訪ねてみた。

今年の7月25日に遊佐町で記録的な大雨で多くの浸水被害が有った事で記憶に新しいが、月光川の下流域もその水害発生エリアとなった事で記憶に新しいが、今回訪れた場所はその川の最上流域になる。

 

 

細い山道の最奥、この先通行止めの看板の立つ処に駐車場があって、一の滝までは、細い山道を谷底まで可成りの道のりを歩いて下った所に有った。

滝が見える川岸に対岸に渡る鉄製の橋が有ったが、橋板が取り外されて骨組みだけでとなって居り、残念ながら渡る事が出来ず、二の滝、三の滝へ進む事が出来無かった。

 

 

一端駐車場まで戻り、車輌通行止めの道を歩いて進むと僅かな道のりで車止めとなり、其処から山道を登った。

一時間ほど登った所に二の滝の看板が有って、谷に向かって下り

 

 

沢筋まで降りたが、対岸に渡る橋は、一の滝の橋と同様に渡り板が外されており、渡る事が出来無かった。

二の滝は、少し上流に小さく見えて居るのだが、沢沿いの石には苔が生えて、濡れているのでトレッキングシューズでは滑るので危なくて歩けない。

ここであきらめて車まで戻る事にした。

 

実は、駐車場の近くに、冬期間橋板撤去の掲示が有ったので、積雪で重くなると橋が損傷するのを避けるための処置らしいと理解していたので、橋が渡れない事は分かって居た。

何時か、もっと早い時期に再度訪れて見たいと重いながら帰路に着いた。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八幡平の草モミジ  2024年10月9日

2024-10-26 | 

 

3年前の10月12日以来 久しぶりに八幡平へ、紅葉を見に訪れた。

アスピーテラインの最高点には駐車場やビジターセンターがあるのだが、盛岡側に少し下ったところに無料の広場があるので其処に車を止め、登山開始。

見返り峠で左方向進み、ガマ沼の展望台を過ぎるて出発点から標高差100mほど登ったところで程なく頂上に着いた。

 

 

下りはガマ沼まで戻って左に分かれて、八幡沼の北側に広がるながる草原の中を木道を辿って、沼を一周して見返り峠で登山路に戻った。

 

 

今年は秋になっても暑い日が続いたので、紅葉が遅れていると思って、少し早いかなと思いながら向かったのだが、実際は既に中腹が紅葉していた。

日本海からの風が直接吹き込むので、内陸の福島県とは少し様子が違うもようだ。

 

 

 

木道は八幡沼の北側を東に向かって下り、沼の東端でる更に東へ下る道と沼に沿って右折して沼を周回する道との分かれ道となり、

沼に沿って周回する形で駐車地点まで戻った。

 

 

途中で、騒がしい鳥の鳴き声に驚いて辺りを見回したが、相手が見つからなくて、気付いた時には白鳥の群れが既に頭の上を通り過ぎていた。

今年も北の国から、こうして群れになって渡ってきたもようだ。

暫く南下を続けて、何処かの湖沼地に降り立ち、一冬を過ごすのだろう。

結果的に少し時期遅れの探索となったが、晩秋の八幡平を楽しむ事ができた。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする