曇り気温22℃、自転車を漕ぎ出すのに丁度良さそうな日和だ。今日は阿武隈川に沿って上流の方へ向かう事とした。コースは事前にGPSのマップソースに書き込んでGPSに転送し、GPSナビゲーションでスタートした。
自宅を出て、大仏大橋の下を潜って前田川地区へ向かった。
ここ前田川地区には、明治38年に建設された「前田川発電所」がある。いまだに稼働している歴史的な価値ある水力発電所を尋ねる事にしていたのだ。
中学生の頃に、学校行事で一度だけ見学した事が有った。その頃は管理する人が居たが今は完全に無人化されているのでフェンスに囲まれて中を伺い知る事は出来ないし、建物も造り直されていたが、唯一昔をしのぶ文字「記念」「明治三十八年」「水力電気工事」が読みとれる記念碑が水路の傍らに立っていた。
水の取り入れ口は、乙字ヶ滝の直ぐ上から川の左岸に沿って導入され約1.4Kmの水路が引かれている。発電所を通過した水は、阿武隈川本流に落ちている。対岸を通るみちのく自転車道は南側起点の乙字ヶ滝からわずかな距離に位置してして、そこが発電所だとは気付かないだけで自転車道からも見える位置にある。
発電所を出て、一旦R 118号を南下、300メートルで旧道へ入り、橋の手前から川沿いの道を上流方向へむかうと暫くして県道284号へ、暫く行った所で矢吹町の天然記念物「谷中の大榎」に出会った。
樹齢約500年の大きな榎の大木があった。田圃の中で道が未舗装だったので細いタイヤのロードバイクには無理だ。そばへ行くのはやめにして望遠で撮って先を急ぐことにした。
やがて県道は、間もなく中島村に入る少し手前で川沿の道となった。
阿武隈川は、前の日に降った雨で増水していたがこの辺りまで来ると川幅も狭まり渓谷的な様相も感じる。
道は、やがて河岸から離れて県道44号線にはいる。矢吹町から棚倉町へと通ずる主要幹線なので車の量もふえるが約2Kmほどで再度阿武隈川と出会い、橋を渡って次の信号で左折県道11号線を東へ、ここからは阿武隈川の東側(右岸)を北上して帰路方向となる。更に県道106号線へ入ると一旦阿武隈川に接近するがそこで右へ進路を変えると水郡線を渡りJR野木沢駅前に出た。
野木沢駅でトイレを借りたり、冷たい缶ジュースを飲んだり、一休みして再びスタートした。約500mほど進むと国道118号線と交差する。車の多いR118を避けて東側をほぼ並行に通る村道を北に向かって進むことにした。玉川村でも家が建て込んで比較的繁華な地域を暫く進み、県道141号線へはいると須賀川市大東地区だ。
JR川東駅サイドを抜けて阿武隈川を渡れば我が家は目と鼻の先だ。
総走行距離: 59.7Km
平均時速 : 18.8Km/h
最高高度 : 324m
最低高度 : 240m
標高差 : 84m
自宅を出て、大仏大橋の下を潜って前田川地区へ向かった。
ここ前田川地区には、明治38年に建設された「前田川発電所」がある。いまだに稼働している歴史的な価値ある水力発電所を尋ねる事にしていたのだ。
中学生の頃に、学校行事で一度だけ見学した事が有った。その頃は管理する人が居たが今は完全に無人化されているのでフェンスに囲まれて中を伺い知る事は出来ないし、建物も造り直されていたが、唯一昔をしのぶ文字「記念」「明治三十八年」「水力電気工事」が読みとれる記念碑が水路の傍らに立っていた。
水の取り入れ口は、乙字ヶ滝の直ぐ上から川の左岸に沿って導入され約1.4Kmの水路が引かれている。発電所を通過した水は、阿武隈川本流に落ちている。対岸を通るみちのく自転車道は南側起点の乙字ヶ滝からわずかな距離に位置してして、そこが発電所だとは気付かないだけで自転車道からも見える位置にある。
発電所を出て、一旦R 118号を南下、300メートルで旧道へ入り、橋の手前から川沿いの道を上流方向へむかうと暫くして県道284号へ、暫く行った所で矢吹町の天然記念物「谷中の大榎」に出会った。
樹齢約500年の大きな榎の大木があった。田圃の中で道が未舗装だったので細いタイヤのロードバイクには無理だ。そばへ行くのはやめにして望遠で撮って先を急ぐことにした。
やがて県道は、間もなく中島村に入る少し手前で川沿の道となった。
阿武隈川は、前の日に降った雨で増水していたがこの辺りまで来ると川幅も狭まり渓谷的な様相も感じる。
道は、やがて河岸から離れて県道44号線にはいる。矢吹町から棚倉町へと通ずる主要幹線なので車の量もふえるが約2Kmほどで再度阿武隈川と出会い、橋を渡って次の信号で左折県道11号線を東へ、ここからは阿武隈川の東側(右岸)を北上して帰路方向となる。更に県道106号線へ入ると一旦阿武隈川に接近するがそこで右へ進路を変えると水郡線を渡りJR野木沢駅前に出た。
野木沢駅でトイレを借りたり、冷たい缶ジュースを飲んだり、一休みして再びスタートした。約500mほど進むと国道118号線と交差する。車の多いR118を避けて東側をほぼ並行に通る村道を北に向かって進むことにした。玉川村でも家が建て込んで比較的繁華な地域を暫く進み、県道141号線へはいると須賀川市大東地区だ。
JR川東駅サイドを抜けて阿武隈川を渡れば我が家は目と鼻の先だ。
総走行距離: 59.7Km
平均時速 : 18.8Km/h
最高高度 : 324m
最低高度 : 240m
標高差 : 84m