新潟県上越地方の早朝風景、所々に朝霧に隠れて農家が散在している
久しぶりに写真撮りを目的に新潟県上越地方にでかけた。
魚沼産コシヒカリに代表される美味い米の多くは、この様な山間地で生産されている。
近頃の多くの田は土地改良政策で機械農業をやり易くするために碁盤の目の様に平行四辺形に作り変えているのだが、この地方の棚田は、昔からの曲がりくねった棚田を維持している。
土地改良によって生産数量は多くなるのだが、米が不味くなるそうだ。
新潟は、不便な昔からの形を変えずにやっているのには美味い米を維持する為に敢えて不規則で機械が使い難い形を維持しているのかもしれない。
棚田百選に選ばれた様な棚田も近頃の高齢化で休耕田が増えて見る影も無くなった所も多く見られる中で、多くの田んぼに田植えが行われていて、こうして棚田の写真を撮ることが出来るのは有り難い事だ。
撮影の合間に車の中で一休みしていた時、ふと外を見たら狸に似た動物が道路を横切る様に歩いているのに気付いた。
幸い、手の届く所にカメラがあったので撮影できた。
顔の形が狸とは違う初めて見る獣だ。
家に帰って調べた結果「アナグマ」と分かった。
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