明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

コモンモード フィルタ の製作

2012-06-29 | アマチュア無線
アマチュア無線で電波を出すとき、トランシーバからアンテナへ電波を送り出すときの色々な条件の関連でケーブルに予定外の副作用が発生する事が有る。その一つにアンテナからトランシーバへ逆流してくるコモンモード波と言う厄介で無効な電波がある。これは、時として、トランシーバの動作を混乱させたり、接続しているパソコンが異常な動作をしたりする。



今回、このコモンモード波をシャットアウトするフィルタを製作した。
箱は、100円ショップの「なんでも収納BOX 3」の下側半分で、蓋は不使用。現在底板は無し。
このまま無しでも問題無いのだが、後日薄い板で取り付ける予定だ。



今回の目的は、大電力で運用しているメインシステム用では無く、移動時や、実験などで使う200W以下の小電力用として作った物だ。

全体のコイル インダクタンスは、約290μH だった。過去に何例か作った時の経験から、十分な効果が得られると確信して完成完了とした。



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磐梯吾妻スカイライン-2

2012-06-20 | 
その後、6月15日に快晴を予想して、一眼レフカメラを持って早朝に家を飛び出した。
道中は、霧と雨で不吉な予感も有ったが、天気予報を信じてひた走り、福島市街から山道に掛かり、どんどん高度が上がるに従って次第に空模様が良く成り、スカイラインのゲートを過ぎて暫く経つ頃には雲海の上にでて、快晴の空が見えてきた。

そして、吾妻連峰が眼前に迫る頃にはその上に一面の青空が広がって、道中の不安も何処かへ消えていた。

浄土平らの駐車場に車を駐め、迷わずまっしぐらに吾妻小富士に登って行った。



先日の曇天中の登山で撮った画像を思い出しながら、快晴をバックに沢山の写真を撮る事が出来た。



一切経山の左側には、東吾妻山 1974.7m のなだらかな山姿と浄土平の湿地帯が広がっている。吾妻連峰は、東吾妻山の裏側方向に展開しているので残念ながら此処からは見えない。行きたい人は、浄土平の湿地帯を抜けて東吾妻山の北側を迂回して西に進むか、一切経山を経て北へ向かい、山形県境を西に進む事になる。全て徒歩によるトレッキングの世界だ。

吾妻連峰には、前大巓1917m、吾妻山1910.2m、東大巓1927.9m、中大巓1964m、天狗岩2004m、西吾妻山2035m、西大巓1981.8m、などの名峰が連なっている。



一方、撮影の為に登った吾妻小富士から右へ目を転じれば、吾妻小富士の噴火口壁の向こうに一切経山の裾の先には福島盆地が広がるのだが、未だに霧は晴れず、深く雲海の底に沈んだままであった。



今回の画像は、アマチュア無線で、交信した人に差し上げる「QSLカード」として使う目的かあった。帰宅後早速画像を編集してQSLカードとして原稿画像を作成した。
(2012-07-08 野生の猿の画像をはめ込んだのと、実際のカード(ハガキ)に大きさに併せてサイズを変更して再掲載)
コメント (3)
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磐梯吾妻スカイライン (磐梯朝日国立公園)

2012-06-14 | 
11日、或る団体の年次総会一泊旅行で安達太良山麓の中ノ沢温泉に泊まった。
途中復活したアサヒビール福島工場を見学をして、出来たてのスーパードライを頂いたり、好天に恵まれてさい先良かったのだが、夜中には雨が降り、翌朝は、生憎の曇天に成ってしまった。

帰路は、昨年の震災以来無料開放された磐梯吾妻スカイライン経由だったが、宿を出た頃には、マイクロバスの行く手が全く見えない程の請いきるだった。
しかし、スカイラインに入り、高度が上がるに従って霧が晴れ、景色が見える様に成ったのはラッキーの一言に尽きる。



眼前の一切経山は、常に噴煙が上がる活火山だ。所々に白い固まりが見えるが、春の陽に徐々に溶けた雪がまだ少し残って居るのだ。 この残雪がすっかり消えて無くなるのも間もなくだろう。



出発時間まで1時間あると言うので、吾妻小富士に登って見る事にした。



後の筋肉痛の事など考えもせずに登り始めたが老人の脚には可成りきつい登りだった。



何とか登り切ってカルデラ火口縁から眺めた一切経山は、素晴らしかったが、見て居る内にだんだんとガスが掛かって来た。どうやら束の間の晴れ間に来合わせた様だが、そろそろ終わりに近いらしい。
一切経のピークは二つあって、画面の中央のピークは1928m、右側のもう一つのピークは1949.8mだ。更にその向こうには五色沼など美しい風景が展開している。

吾妻連峰は、東の端にこの一切経山があって、福島盆地(福島市)を見下ろしている。撮影場所の吾妻小富士は、一切経側から見ると小さな富士山の様な形で、福島市の市街地からも美しく見える一帯のシンボルだ。
一切経から更に西に2000m級の幾つもの山が連なって福島県と山形県に跨る一大連峰を成している。



時には黄色く見える噴煙は、震災後一段と増えた感じがする。

震災後、原発事故の風評で観光客が減っているらしいのだが、ここに永住して生活するなら多少は気にするのも分かる。1年間浴び続けたら健康に影響が有るか無いかのリミットで安全性のリミット値を決めているのだから、一日居続けても365分の1なので健康に影響するなど考えられない程に微量だと言う事を理解して欲しいものだ。
放射線など気にせずに、是非この素晴らしい景色を見に来て欲しい。

磐梯朝日国立公園と言う名には、含まれない吾妻連峰、そして西に新潟県を含む3県に跨る飯豊連峰も、同様に国立公園名に含まれないので、不遇な立場だ、尾瀬国立公園の様に是非とも吾妻国立公園、飯豊国立公園と単独の園名を被して欲しいと願わずには居られない。


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コメント (2)
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