世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

地方の生き残りをかけて

2019年02月23日 | 100の力
昨日は、

発達障害の男性(50歳)を叔父さんの家に連れていくという

ボランティアを請け負って、同行した。


無事任務を果たした後は、

フリーだった。


その時間、

何をしようか、どこへ行こうかと

ほとんど決めずに行き当たりばったりだったのだが、

思いのほか、充実した時間が過ごせた。

(結構見どころ満載で、退屈する暇もなかった)




昼間は、「門司港レトロ」を散策し、

名物の焼きカレーに舌鼓。








夜は、山からの夜景と、



若戸大橋・洞海湾の

「夜景バス&ミニクルーズ」を堪能。





これは、1月から始まったばかりで、

なんと500円だった。(モニター価格)

しかも、たまたま金曜日のみのイベントに当たったのだから、

ラッキーとしか言いようがない。


それに、

降水確率80%にもかかわらず、

一滴も雨が降らなかった。

これも、感謝以外の何物でもない。

(日頃の行いが・・・とは言わないが、
そもそも晴れ男だから)


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以下は、感じたこと。



地方はダメなんじゃないか。

多くの人がそう思っている。


熊本も頑張ってる。

どこもそれなりに地方は頑張ってる。


だけど、

一部を除いて、

ほとんどの地方が衰退の一途をたどることは避けられない。

(少子高齢だから)


いや、

そもそも、日本そのものが衰退していることは

みんな気付いているはずだ。



だが、多くの人は、

悲惨なニュースばかりが巷を賑わすほどに、

ストレスをため込んでいるものの、

何とか自分の気持ちをセーブして、

何もなかったかのように冷静さを装って傍観している。


危機感を持ってはいるが、

自分にはどうしようもないと、

ほとんどあきらめムードだ。

(選挙に行かないし)


小さな殻の中で、

その日その日を刹那的に生きている。



というか、

まるで思考停止しているかのようだ。


そもそも日本人は意思決定をなかなかしない民族である。

人任せにして、

ただただ流れに身を任せている。


色んな所に気を遣っていて、

その場の空気はそれなりに読むのだが、

意思表示を放棄してしまって、

それがストレスとなって突然キレてしまったりなど、

自分の感情をコントロールでできないでいる。


何か問題が起きても、

対岸の火事のように、

立ち向かうのでなく、

まるで傍観者になり切っている。


人が老いるのはある程度止められても、

国家の老いにつける薬はあるのか。


メンツや利権ばかりを気にし、

付け焼刃の政策しか打ち出せない政治家では

今の日本を救うことはできない。


個人個人が、

持続可能な地方や国家を創るための

ファイティングポーズだけはしっかりとっておかなければならない。




レトロな門司港駅の写真。