世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

祈りと願い

2019年02月06日 | 100の力
神社仏閣を訪れることが好きだ。


だからと言って、

願い事はしない。

ましてや、頼ることもない。


何しに行くのか。


お礼を言いに行く。

感謝の祈りをささげるのだ。


      (裏山の天神さまで)



祈願という言葉がある。

だが、

祈りと願いは似て非なるものがある。


祈りは他者を思い、

願いは欲であり、エゴである。


祈りは、他の幸せを想う、温かい心で、

見返りを求めない。


願いは見返りを求める。

そして、

自分の思いを対象に飛ばす陰の波動(汚れ)である。


願って叶うならこんな簡単なことはない。


願いは届かないが、

熱い想いは届く。


願いは、無いことを前提にする。

本来、不足から発している。

だから、無いものが叶うように願うのである。


祈りは、

すでにあることを前提にしている。

求めるものは、

すでにもたらされているということを知っている。

「知足」の考えが根底にある。


だから、感謝の意を伝えるのだ。

そうすれば、

それは自ずと引き寄せられる。


なぜなら、

必要なことはすべてもたらせられるから。



望む未来を、

すでにかなったものとして確定すること。

そして、そのことに感謝すること。

それが、「祈り」です。



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ボクが世界一周できたのも、

出版できたのも、

次から次へと事業を展開できるのも、

すべてこうして感謝をするからなのです。


「感謝しなさい。

そうすれば、すべては叶うから」by Asay


予め感謝すること。

それが、「予感」なのです。



一つの宗教を信仰はしていないが、信仰心はある。


神は信じる。

ボクにとって神とは、天であり、宇宙である。

そして、

それはエネルギーなのです。


いわゆる、

Something Great(偉大なるもの)


だから、崇める、尊ぶ。

尊敬はしても、畏敬はしない。



46億年前、

ビッグバンによって地球が生まれた。


それから、小さな細胞からエラ呼吸をする魚類が誕生する。


それは、5億年の長い期間を経て、

陸に打ち上げられて両生類へとなり、

エラが手となり爬虫類と進化し、

さらに哺乳類となり、

二足歩行の猿人から、

脳が発達しホモサピエンス(人類)へと進化していく。


5億年かかかって人間が誕生した過程を、

今はわずか300日(十月十日)で母親の胎内でやってしまう。


この神秘をどう見るか、どう感じて生きるかで

物事の見方感じ方が違ってくる。

そして、それは生き方、生き様、死に様に通じる。


肉体は59兆もの細胞から成り立っている。

そして、120日で入れ替わる。


人の運命は、

生まれ持った遺伝子と、

その後の育った環境によって大きく変わる。


根付いた遺伝子は変えられなくても

環境は自分の意志と努力で変えられる。


変えたい、変わろうと思う気持ちがあればだが。