世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

一介の旅人(タビスト)

2015年07月07日 | 100の力
テーマ:タビスト力


開店第一日目。

厳しい洗礼を受ける。


経営はふたを開けてみなければ本当のところは分からない。

いくら企画書や事業計画書できれいごとを並べても、

現実の世界は机上の論理とは一線を画す。


初日どれだけのお客さんが来るかに期待と不安は高まる。

結果は、予想の半分。

むしろ最初から千客万来で有頂天になるより、気を引き締めるにはいいのかもしれない。

と、どこまでも前向きに解釈する。

反省点を踏まえつつ、改善策を練る。



実質的な経営者は未経験ながら素直で誠実だ。

彼の成長に期待する。


    人気のバインセオ(ベトナムお好み焼き)


それにしてもベトナム人の女性はよく働く。


      うちの可愛い娘たち



      フルーツのチェー(ベトナムかき氷)


ボクは一介の旅人にしか過ぎない。

ただ、今回の企画で何のために旅するのかがおぼろげながら見えてきた気がする。

つまり、今回の福岡での起業がその例だ。


ボクは福岡に居住を移した訳ではない。

福岡に住む起業したい人と、そこで働きたい人たちとの間で、

ボクのコンセプトが一致しただけのことだ。


ボクはどこでも直接経営に携わるわけではない。

オーナーと呼ばれたり、投資家に思われるきらいがある。

それとも違う。


そもそもそんなに資産があるわけではない。

かすかすというか、むしろ借金地獄に浸っている状態だ。


やる気のある人を育てあげるのが自分の使命だと感じる。


事業を立ち上げて、ノウハウを提供したらスタコラサとその場を離れる。

ただ、貢献した分、帰ってきた時のねぐらを確保するだけだ。


一見、無責任に見えるだろう。

そうかもしれない。

だが、失敗したときのリスクはボクが背負っている。

あながち全くの無責任とはいえないだろう。


ボクが経営に携われば、動きが取れなくなることは分かっている。

だから、自分の立場と使命を再確認しつつ事業を立ち上げる。


既存のしがらみを捨て、新たな柵を作らない。

そうすることで自由でいられる。

それがボクのの目指すライフスタイルなのだから。


そして、無期限単独世界一周にでる。

はたしてそのスタートは?

いや、もうすでに始まっているのかもしれない。


次はネパールになるかもしれない。

なぜなら、ネパールから救難信号(Save our souls)が送られてきているから。