世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

浄財

2011年09月11日 | 人生
浄財と云えば


一般に、

「寺社や慈善事業などに寄付する金銭」

のことをいう。




広義では



世の中のために役立つこと


良いことをすることを指す。




つまり


「徳を積む」 こと。



ボランティアもその一環になる。





利益、儲けを追求することは


それ自体は悪いことではない。




働くことで


生活の糧を得る必要は


誰しもある。






ただ


人は


どんな善人でも




知らず知らずのうちに

嘘をついたり、

悪口を言ったり


非難したり



責任逃れをしたりして



罪深いことをしている。





意識しようがしまいが。





だが

それ以上の 「浄財」 を積むことで


救われることが多々ある。







人生は長い。



どこでどうなるか分からないところが


面白いところだ。





どんな苦境にあっても


慈悲の心を忘れず




どんな順境の中にあっても


奢らず、

謙虚に


幸せをおすそ分けする気持ちを持つ。





自分だけが


得をしようとすると


必ずしっぺ返しに会う。





一人勝ちはあり得ない。




利益の一部を社会に還元することだ。



どんな形でもいい。





だからといって

自分が苦しんではいけない。


自分も楽しみながらやることだ。
 



楽しみや

幸せもまた


伝染していく。



それ自体が

「浄財」 となる。







そういうボクも


罪深い人間である。



自覚している。





だからというわけではないが


ボランティアを続けている。




国際交流会館で


ボランティアをするようになって


6~7年が経つだろうか。




そこから


ボクの幸せの輪が広がっているような気がする。





社会起業として立ち上げた

「フリートーク」 もその一環だ。




まだまだ十分とは言えないが


利益のすべては


スタッフに還元している。




今後もすべてそうする。





ささやかながら


発展途上国の貧しい人に寄付をし



4年ほど前から草の根国際貢献を行っている。






まだまだやり足りない気持ちはあるが


無理せずできる範囲で



これからも

楽しみながらやっていこうと思っている。





金額や時間の多少ではなく、


しかも

一時的なものではなく



細々とでも


続けることが肝心なのだ。




得ばかりを追求するのではなく、


「損して徳する」 気持ちが必要となる。



損得勘定でなく


「尊徳感情」 を持つことだ。





【補足・余談】


心のケアは


薬(錠剤)では治りにくい。




自ら

「浄財」 を施すことで


心が癒されることがある。