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聖地の惨劇

2008年06月09日 | 社会
聖地に衝撃が走った。

言わずと知れた、世界的な「オタクの聖地」 アキバ(秋葉原)。


昔、単なる電気街だった頃、パーツを求めに通った。


今や、ゲームやアニメ、フィギアーから電車男にコスプレのモエ~ちゃんたちが蔓延るアブノーマルな世界。

冥土の土産に、と思ったわけではないが、メイドカフェも覗いて見た。

が、場違いな雰囲気に一回で懲りた。



ひところ渋谷や竹下通りにはそれなりの表情があった。

華や個性が感じられた。


一方アキバには、画一的で無機質、無表情が心なしか漂って見える。

これが今や世界的に注目される日本の文化の象徴なのかと思うと、行く末が懸念され、情けなくなってしまう。



技術大国、礼節を重んじ、勤勉、実直の国、日本はどこへ。


日本の教育、モラル、人間性の問題が問われて久しい。

だが、もがけばもがくほどアリ地獄にはまるように、事態は悪化の一途を辿っている。



狂気的人間が何食わぬ普通の顔をして、日常に存在するという恐怖。

それはあるときゾンビのような正体を現す。



当然想定されて然るべき事件が日々起きている。

「日本にはもう一つの戦場がある」、といっても過言ではないだろう。


さて、武装でもしようか。

いずれにしても、心して生活しなければ。