ブログどじ小舎

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17日の散歩 ( 妙心寺 拝観謝絶寺院など )

2011-08-17 16:10:30 | sanpo
 昼に出かけようとすると大雨。直ぐに止んだものの暫く待って出発。
一応龍安寺で何か花が咲いてないかと思って出かけましたが、龍安寺の人の多さに退却。
退却でそのまま帰っても仕方が無いので、昔のどこかの軍隊みたいに転進。
南へ下がって妙心寺を抜けてきました。
 妙心寺へ入ってただ素通りもなんなので、折角カメラを持っている事でもあり拝観謝絶で中に入れない塔頭を
門の外から庭先だけをカメラに納めてきました。
 妙心寺の塔頭寺院と言っても数が多いので全部の掲載も出来ません。目に付きやすい所を何か所か掲載します。
 どこも妙心寺境内をブラブラ歩いていたら目に入る所ばかりです。

妙心寺へは北門から入りましたので北から順に掲載すると
一枚目は北総門を入った所にある天球院。

鉢植えの花が時々見かけられる所で、先日はヒオウギが咲いていました。

次ぎが南隣の金牛院。

右の建物が庫裏でしょうか?松の根方の二つの石がちょっと良い景色です。


更に南に下がって麟祥院。ここは冬に公開していましたが今は非公開です。

春日の局の木像などが有ります。
ここも先日は蓮が咲いていましたがきょうは数も減って花は見られませんでした。

更に南へ下がると妙心寺の大方丈ですが、塀と通路を挟んで西側にあるのが霊雲院。

石畳が濡れているのは雨でなく、水を打ってある様です。

この霊雲院の門を入った所で見たのが蝉。

信仰心のある蝉で門を入って成仏したようです。
小舎主にはちょっと真似が出来ない!

妙心寺を南へ抜ける南総門の手前に有るのが龍泉庵。

先日、百日紅を撮った所です。
庫裏の建物が立派でけっこう目を引く建物です。

南総門を抜けて東側の脇参道から妙心寺へ入り直して今度は北へ向かいます。

門外からちょっと庭を見るとなると欠かせないのが東海庵。

ここの庭先の瓦はいつも興味深く見ています。何度見ても興しろいですね。

こあと大心院の凌霄花 (ノウゼンカズラ)や海福院の塀越しの夾竹桃などを見ながら北へ。

海福院の北隣の養徳院に芙蓉が咲いていました。

芙蓉を見かけたのはここだけ。ちょっと遠目で咲いていたのでアップは無し。


あいも変わらず暑い京都で、昼の雨が湿度を上げてしまい酷く蒸し暑い午後になりました。
龍安寺に比べれば閑散とした妙心寺ですが、それでも暑い中境内を歩いている人を何人も見かけます。

乳母車からお爺さんまで、老若男女取り混ぜて観光客を見かけた17日の散歩は妙心寺往復でした。

カメラ   PENTAX K20D
レンズ  TAMRON zoom 17-50 F2.8

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15日の散歩 ( 立本寺 )

2011-08-15 15:06:54 | sanpo
 今、あちこちで地蔵盆が行われています。本来は24日の地蔵さんの縁日に行われていたものらしいですが、大人が揃って仕事を休めるお盆に済ましてしまおうという事で、お盆のこの時期に地蔵盆をやってしまう所が増えた様です。
我が家の近辺の町内はいずれも地蔵盆の最中で、細い路地ばかりなので車での移動は不可能状態です。

我が町内は子供が居なくなったのと年寄りが増えたのとでお地蔵さんの守が出来ない。
という事でお地蔵さんが無くなりました。(お寺に預けた)

閑話休題。

きょうの散歩は平野さんを西大路の裏門から入り東の表門に抜け、天神さんを北側の裏門から入り南の表門に抜け御前通りを南に下がってから立本寺へ行って見ました。

平野さん、天神さんは花が無いので写真も無。
平野さんは桜の林で蝉が盛んに鳴いていました。
天神さんは大福梅の梅干しがもう終わって、片付け残しのテントがあるだけ。
平野さんは参拝者0。天神さんは20名くらい。炎天下に神社参りする人は少ない様です。

京都はどこを歩いてもお寺を見かけますが、ここから御前通りを南に下がるっても大小のお寺が何軒か並んでいます。
ここらは観光に無縁のお寺なので日頃は門扉がしっかり閉まっています。
さすがに今日は墓参りなどの為に大戸や潜り戸が開けてあります。
この時期開くのは地獄の窯の蓋だけでは無い様です。

再び閑話休題。

きょうはこの後行った立本寺の蓮の写真です。立本寺は南から入り東の七本松通りへ抜けます。
ジリジリと暑い炎天下で蓮が三種咲いていました。


上の二枚は同じ花を撮った物で、基本が白で薄紅の縁取り。蓮は交雑種が出来やすい様で色合いも様々に成る様です。


蓮らしい色合いの蓮が下の蓮二題。


やはり同じ花を撮った物です。単純に蓮と言われて思い浮かべる色はこの色かと思います。


次は薄紅の入り方が少し個性的。

先の蓮の様にグラディエーションで薄紅が入るのでなく。
はっきりと斑入りで薄紅が出ています。

どの蓮も炎天下の日差しの中で咲いていますが、帽子も傘も無では暑い事だろうと思います。

最後の写真は立本寺本堂脇の切り株と根っこ。

何の木か不明。いつ切られたかも不明。地面を這う根っこにきのこがたくさん出ていました。
ちょっと興しろかったので一枚撮影。


この後は七本松を北に上がり、ホームセンターで万歩計を手に入れて帰宅。

15日の散歩はお盆で蓮ずくし?の散歩でした。

暑い!




カメラ  PENTAX K20D
レンズ  SMC PENTAX DA 55-300 F4-5.8 ED

歩数????
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13日の京都府立植物園から ( 夏便り )

2011-08-13 17:46:00 | Weblog
 立秋はすんでも暑さは酷暑。表題は夏便りですが、早く秋便りにしたい!

きょうの夏便りは花ばかりです。
いつもの昆虫は 「どじ小舎」 で掲載しています。
どじ小舎で昆虫を多く掲載しましたので弾き出された花をここで掲載します。

一枚目は暑苦しい!アカツメクサ?

では無くてセンニチコウ。バックの赤はハゲイトウ。


少し涼しげな花はユキミバナ。

小降りな花で、雪が降るまで咲くという花期の長ーーーい花です。
バックの赤はセンノウ。


もう少し涼しげな花はスズムシバナ。今週二輪ほどが咲き始めたばかりです。

ユキミバナに似ていますが花の大きさが異なります。
(写真じゃ花の大きさなんてわからんがな!)
ごもっとも。葉っぱも違います。


これは?????「なんとかスゲ」でしょうが

名札が全く見当たりません。ナナシスゲですね。


次の赤いのはジンジャー。

これも咲き出しの花で、オレンジや白も咲き出してきました。


最後がジニア。百日草ですね。

名前の通り随分前から花を咲かせていて、古くなった花はこんなにユーモラスに咲いています。
花期が長いので見せる方としてはお手軽?等とは言わずにおきましょう。

ちなみにヒマワリはほぼ無くなってごく一部が残っているだけです。
それも来週には無くなりそう。(ちゃんと手入れもしていると言う事です)

暑い植物園ですが、色々な花が楽しめる所です。

今週の植物園夏便りは昆虫なしの夏便りになりました。

今週の昆虫は 「どじ小舎」 でご覧頂けます。


カメラ   PENTAX K20D
レンズ  SMC PENTAX DA 55-300 F4-5.8 ED

カメラ   SONY α550
レンズ  TAMRON SP 60mm F2.0 MACRO

8987(で故障、動かへん・・・・・)
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12日の散歩 ( 妙蓮寺 ~ 御所 )

2011-08-12 16:50:35 | sanpo
 きょうはロクを持して御所の拾翠亭に行って来ました。
お目当ては言うまでもなく百日紅。

例によって暑い京都で特にきょうはムシムシがきつい。
西から東に向かって歩いている間、北や南は青空が見えていますが小舎主が歩く所はずっと雲の影の中。
日除けになって何よりですが、暑さまでどこかに行ってしまうわけではない。やっぱり

暑い! 暑い! 暑い! 暑い! 暑い! 暑い!

さて、きょうのコースは寺の内通りを東へ向かい相国寺から御所に入るコース。
いつも妙蓮寺の前は素通り勝ちなのですが、一昨日に雲林院で芙蓉の花を見かけたのでこの妙蓮寺でも咲いているのを期待して久しぶりに入ってきました。

一枚目は、境内随所にたくさん植えてある芙蓉の中から、本堂前の芙蓉。

ご覧の様に咲き出したばかり。この木は境内でも大きく育ててあるようです。
全体に咲き揃ってきたら見事でしょうね。

濃い赤と濃い目の桃色そして白が咲いています。

三つの中ではやはり白が涼しげかな?

大き目の芙蓉の中にチャバネセセリが止まっていました。

蜜を吸っている様には見えないし、動かないので触ってみると飛んで逃げていきました。
花の中で暑さを避けていたのかな?いらぬ邪魔をしてしまった様です。

咲き出しの芙蓉がきれいですのでもう一枚。

本堂正面左側で咲いていた分です。花はまだまだこれから多く咲き揃ってきます。
本数がそれなりに多く植えてあるのでもう少しすれば見ごたえが有るかと思います。

お近くの方は是非一度見に行く事をお勧めします。境内をうろつく分にはお代はいりません。


さてロクを持して出かけた拾翠亭は、高倉橋に回って百日紅を見ずに茶室に上がりました。
行ったときは拝観者は小舎主だけで少しのんびり。

百日紅は思ったより少なくまだロクを持して出かけた割にまだ4分咲きほど。
一階からは花が撮れないので二階から撮影。


花が終わって来ている房も見受けられますが・・・・・
木全体に咲くのかな?

庭に出て池の方から撮った拾翠亭と百日紅。

ここから見る建物の風情も中々かと思います。

この後帰りに高倉橋に回って拾翠亭を見てみました。

やっぱり、まだ4くらいでしょうか?

夏の花が様々咲いていますが、さて絶好の写し時となるとそれなりに難しい。
満を持して出かける日が来るかどうかは微妙ですが、もう一回くらいは拾翠亭に百日紅を見に来ようかな?


妙蓮寺から御所往復の12日の散歩でした。

それで、きょうの散歩で良く見かけたのは・・・・・・・


バイクで走るお坊さん。今は盆の稼ぎ時の様です。暑いなどと言ってられません。
京の昔からの住宅街はベンツやボルボでは入り難いし、入れても出て来れない恐れがあります。
そこで便利なのがバイク。これなら檀家が路地の奥に有ろうとどこに有ろうと、お構いなく効率よくお経を上げて回る事ができます。

さて12月は師走(しわす)。8月は葉月ですが「坊主走」を当てましょう。


カメラ   PENTAX K20D
レンズ  TAMRON zoom 17-50 F2.8
       TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO

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10日の散歩 ( 浄福寺~雲林院 )

2011-08-10 16:40:40 | sanpo
 酷暑連続   酷く暑い日が続いている京都です。
月曜は家に居て、火曜の昨日は五条の陶器市へ行ってきました。マーここの暑かった事。
とてもじゃないが長居の出来る所ではありません。とは言っても店を出している人は逃げるわけにも行かず大変でしょうね。
出店している皆さんご苦労様です。
もっとも毎年陶器市は酷暑の中での開催なので皆さん用意万端だと思います。



写真は初めて渡った松原橋から見た鴨川と比叡山。

きのうの撮影です。陶器市は一枚も撮らずでしたので納涼床と比叡山を。

暑さ対策に下の写真の物など効果あるかも?

散歩に家を出たら筋向いさんが梅干しを干しておられました。
いい色に仕上がっています。見るだけで唾が出る?光景です。

で、きょうの散歩は今出川の七本松を下がってホームセンターで買い物をしてから一条通へ。
一条通を東に向かい浄福寺へ入りました。

境内に咲いていた夾竹桃。

赤の色が少し濃い目なのと白い筋が入っているのがこの夾竹桃の特徴?


境内を東に抜けると朱塗りの門があり、門の外が浄福寺通りなります。

通りの名前にお寺の名前が付いた通りは他にもありますが、この通りはちょっと有名??
ご覧の様に朱塗りの門は有りますが、大きさはそこそこ?お寺の大きさもそこそこです。

東に抜けて浄福寺通りを北上。大黒町(上立売)で少し東にそれてから、北に歩いて行くと北大路通りで大徳寺に突き当たります。

大徳寺の東の通りが旧大宮。コーヒー豆を買って、この旧大宮を下がるとすぐに小さな禅寺があります。(コーヒー豆を買わなくても禅寺はあります)

臨済宗大徳寺派雲林院。本当に小さなお寺ですがこの一帯の地名が雲林院町です。
此処を覘くと芙蓉が咲いていました。今年初めて咲いているのを見ましたのでちょっと遠目ですが一枚。

やさしい色の芙蓉で花も大振りできれいです。
この花に出会えて、きょう暑い中散歩に出た甲斐がありました。

この後は建勲神社へ登り船岡山を北大路へ抜けました。
船岡山で、珍しくウラギンシジミが飛んでいるのを見たのですが・・・・撮れずで残念無念。

北大路からは千本を下がって十二坊へ。
百日紅は草臥れ気味で他を探していて見つけたのがやはり芙蓉。

ここの方が色が濃い花を咲かせています。花びらがご覧の様に何かに食べられた様になっています。
葉もかなり虫食い痕がありますね。(コガネムシかな?)
それだけここの花が自然のままで、おいしい。良く言えばそうなりますかね。

もうひとつ十二坊で満開なのが木槿。

花びらに写る枝の影を撮ってみました。ここは蝉も元気に鳴いています。


10日の暑さで控えめの散歩はウロウロと買い出しと花探しとでした。

カメラ   PENTAX K20D
レンズ  TAMRON zoom 17-50 F2.8
       TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO

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6日の京都府立植物園から (夏便り)

2011-08-06 19:56:26 | Weblog
 言っても涼しくはならないけど暑いですね。
きょうはまだまし!? 明日の予想気温は36℃です。
明日から五条坂の陶器市が始まりますのでやっぱり陶器市があるせいですね。
「暑くなければ陶器市じゃねー!」 なんて誰かが言っているのかも。

写真は暑いか涼しいか??疑問ですが蓮の花びらから。

蓮は7月が見ごろでしょうか?花びらを落として花が終わっている株が増えています。

芝生広場で鉢植えされた分はまだ咲き残っているのも有りますので蓮が目的なら芝生広場へ。
芝生広場は木陰が無いので炎天下で暑いですよ。


次の花は「なつずいせん」。昨夜の雨に濡れています。

花自体は日本の森の木陰で多くの花を咲かせています。
咲いている場所は少しだけ涼しげですが、さて花は・・・・・


今見ておきたい花は鹿の子百合。

山百合より一回り小さめの花ですが、負けずに華やかに咲いています。
きょう一番人気の花かもしれません。
鹿の子百合にも白花が有りました。白花は どじ小舎 で掲載しています。

息が長い花は睡蓮。寒くなるまで花を見られます。

各種有る中で葉がちょっと変わった斑入りの分を。
葉も花も大き目の物です。睡蓮は宿根草園が閉鎖なのでこれは温室前の池での撮影。


花のあとは蝶。今週は一枚だけですが、「どじ小舎」にも少ないながら掲載しています。

炎天下はどうしても出てくる蝶の種類と数が減る様です。

きょうは上のヤマトシジミと「どじ小舎」に掲載したツバメシジミと掲載漏れの紋白蝶しか撮れませんでした。

最後の写真は蝉の抜け殻。

前回7月30日のブログにも載せた抜け殻ですが、今週は葉の上に一匹分追加されていました。
此処だけでなく過密な場所と抜け殻が無い場所とあります。地中から出たとこ勝負だから万遍なくも難しい?

8月夏真っ盛りの京都府立植物園からの夏便りでした。

暑い! 暑い! 暑い! 暑い! 暑い! 暑い!

カメラ   PENTAX K20D
レンズ  SMC PENTAX DA 55-300 F4-5.8 ED

カメラ   SONY α550
レンズ  TAMRON SP 60mm F2.0 MACRO

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4日の散歩 ( 十二坊から船岡山 )

2011-08-04 15:39:41 | sanpo
 連日暑さがぶり返して来ている京都は昨日が34℃、きょうも予報で34℃。気象台の様に涼しくない街中は猛暑日です。
そんな猛暑日の中、出かけようと玄関を開けると

鉢植えのランタナにヤマトシジミが来ていました。
しっかり咲いた花の方が蜜の味が良さそうに思いますが、このまだ良く咲ききっていない花に止まって口吻を伸ばしていました。

さて、きょう出かける目的は千本北大路の本屋へ買い出し。
行きがけの駄賃で十二坊によって見ました。

千本通りの東側から十二坊を見ると百日紅が門の向こうに見えています。

門の中に見えているのは春に花を咲かせていた枝垂れ桜と萩。


門内へ入って見ると木槿なども咲いていますが、きょう撮ったのは蝉。

クマゼミがたくさん止まっていましたが何故か鳴いていません。
知らずに近づくと10匹近いクマゼミがおしっこを振り撒いて逃げ出しました。
飛ばずに残った二匹がモデルです。


この後、本屋へ寄ってから久しぶりに弧蓬庵坂へ回りました。
紫野高校は夏休みで人は居ないだろうと思っていたら部活(テニス部)の部員がウロウロしていました。
写真は無しで今宮さんへ。ここは木々の緑が深くなっている分撮るものが無し。
南下して大徳寺へ。大徳寺は素通りで東へ抜けただけですが、外人さんを含め拝観者(観光客)に多く出会いました。

福島の原発事故が原因で外国からの観光客が減っているのとして、東電に賠償請求する話が昨今盛んに言われていますが、先日の龍安寺と云い、きょうの大徳寺と云い観光客の減少は恢復気味???

大徳寺を東に出た後は、どうせきょうは近場の散歩なので更に東に向かい堀川通りへ出て南下。
北大路を渡って南へ行くと島津製作所紫野工場ですが、この北側に紫式部墓所なるものがあります。
たまに観光タクシーが止まっているのを見かける事もある場所です。

だからといって他人のお墓を写真に撮る気はありませんが、

墓所を表す石碑と花がほぼ終わった「ムラサキシキブ」。
お墓はこの奥に入り右に曲がった所にあります。
花が咲いているうちの方が絵になった場所ですね。

ここから島津製作所の南を塀沿いに西に向かい建勲神社へ。
いつもの通り100段ちょっとの階段をフウフウ言いながら上がって、建勲神社から船岡山を歩いていて見かけた物。
これは何でしょう?







カシノナガキクイムシの防除用のトラップですね。

けっこう沢山虫が捕れていると新聞に出ていましたが、きょうは蝉を何匹か見た後だったので「このトラップなら蝉なども掛かるんじゃないだろうか?」と思いながら歩いていると・・・・・

ビンゴ!!!

まーピッタリで、トラップにはまった間抜けな蝉がいました。

京都府立大学などとの共同研究らしいですが、こんな風に標的と違う昆虫が罠にかかる事態も当然想定しているのでしょうね。こんな事は誤差範囲でしょうが、かかった蝉は命がけの災難ですね。
(誤差範囲ですますなよー)と蝉が言っています。

それにしてもカシノナガキクイムシによるナラ枯れ被害。京都だけでなく全国的な物の様だけど、有効な手立てが無いというのもちょっと情けない!

人間が自然をおかしくしているせいかな?

この後、船岡山で見たのがドングリの赤ちゃん。

この木の種類は何か分からないけど、取りあえずこの木はナラ枯れにならずに次代を担うドングリを付けています。

この船岡山はナラ、カシ、シイといったブナ科の樹木が多く見られます。(公園部はもっぱら桜になっていますが)
建勲神社の神域などは樹齢の高そうな太い木が多く有り、それだけに防除が大変なのかも知れません。

4日の散歩は本の買い出しから十二坊と船岡山と近場の散歩でした。


カメラ   PENTAX K20D
レンズ  TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO

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2日の散歩 ( 御所 花と蝶便り )

2011-08-02 16:19:50 | sanpo
 曇りで陽射しが無いのを幸いに家を出ましたが結局炎天下を歩いていました。
週末から猛暑日が帰ってくると言っています。
上立売から相国寺を抜けて今出川御門から御所に入りましたが、きょうでも十分の猛暑で汗だくで歩いていました。

 7日の日曜日から五条坂の陶器市だそうで、この期間は暑いと決まっていますので猛暑日が帰って来ても仕方がないですね。猛暑日が戻ってくるのは陶器市のせいかも  などとは言っていませんよ。
陶器市には 堂本陶工房 さんも出店予定だそうです。お近くの方、興味のある方は冷かしてきて下さい。


陶器市は置いといて「御所の蝶と花と」に戻りまして一枚目はヌスビトハギ?と思われる花です。

雑草扱いでしょうが、一面に咲いていると中々見ごたえがあります。


二枚目はツクバネウツギ?。

これも花の名前に確証は有りません。野鳥の水場の近くで花を咲かせていました。


少し南に下がって母子の森できょうもキンミズヒキを一枚。

ここでは蝶を期待していましたが出て来てくれませんでした。


更に南下した迎賓館の南側の「バッタヶ原」で紋白蝶が出て来てくれました。

止まった位置で逆光の撮影になりました。見た目そこそこ年を取っている感じですが・・・・・


ここから御所の最南端、九條邸跡の拾翠亭を見に堺町御門まで南下。
九條邸跡の東の端で咲いていたのがクサギ(臭木)。

花が大きめですので何々クサギと名前が有るのでしょうが?????
植物園のクサギはまだ咲きだしていなかったのでここのクサギは早咲きか早咲きの種類か?
撮っていて風が吹くと確かに臭っていました。鼻を詰まんだり顔を顰めたりするほど臭いわけではありません。
クサギの名誉の為に言い添えれば、匂いが強めと言うだけです。

さて拾翠亭の百日紅は先週二房ほど咲いていたので今週は5分咲きくらい?と思ったら6房ほどが咲いているだけ。
見ごろはまだまださきの様ですが、油断していると一気に咲くかもですね。

上の百日紅は九條池にある厳島神社の百日紅。こちらは満開です。
二本の木がそろって咲いており、周りは毀れ種から伸びたらしい百日紅が花を咲かせて池の上に伸びています。

拾翠亭偵察が終わったので帰路は夏休みの子供でいっぱいの出水の小川沿いを北上して中立売御門へ。
途中桃園で蝶に出合いました。

ヤマトシジミは翅がまだ傷んでいないのそこそこ若い個体かな。

ベニシジミは二頭見かけましたがどちらも「今朝羽化しました」と言うような翅のきれいな個体でした。

今は、蝶を数える時は一匹二匹と数えます。昔は一頭二頭だったそうです。
単純に考えれば一匹二匹が普通で分かりやすいですね。今は一匹でも間違いではないそうです。


2日の炎天下の散歩は御所の花と蝶便りでした。


カメラ   PENTAX K20D
レンズ  SMC PENTAX DA 55-300 F4-5.8 ED
      TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO

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1日の散歩 ( 妙心寺素通り )

2011-08-01 15:29:52 | Weblog
 8月に入りました。夏の折り返し点だとすれば、半分終わったのかまだ半分残ってるのか・・・・・
いずれにしろまだ当分暑い日が続きます。週の後半には猛暑が帰ってくると予報で言っています。

猛暑が来る前に、きょうも一応曇りがちなので散歩へ出かけました。

取りあえずは天神さんから。

上の写真は天神さんの裏側(北側)。御前通りから西を見ています。
手前の石柱の囲いが天神さんの東北角、写真の奥で道路が突き当たっている所が平野神社。
自転車が走っている辺りが北門で、こちらから天神さんへ入れます。

天神さんへ入り本殿の裏を通って御土居の方へ行きかけるとまだ梅が干してあるのが見えました。

大福梅も大分干しあがった様で、干してある梅の数が減って来ています。
赤紫蘇を使った梅干しとは違うので、梅だけを干すとこの色に成るようです。

このあと向かったのは妙心寺。歩いて行く途中で前を通った民家の玄関先。

植木鉢があり花が咲いているのはどこにでもある風景。
その鉢にランタナが植わっていて花を咲かせているのも今時の風景です。
この家はランタナの伸ばし様が半端じゃありません。

どの家のランタナも好き勝手に良く枝が伸びるので剪定が欠かせないと思うのですが、
こんな風に伸ばして花を咲かせているのも珍しい。

妙心寺に入っての写真は百日紅。

塔頭の龍泉庵に咲いていた物です。色が薄目でやさしい百日紅でした。
咲き揃うのはまだこれで、今は咲き始めた所です。


下の写真は法堂脇の通路。

過日ここで「水戸黄門」の撮影をやっていました。
時代劇の撮れる場所ですので、前を行くお坊さんが似合う道です。

リュックを担いでカメラをぶら下げた小舎主などは不似合です。

ここは暑さを気にしないか、気にならない季節ならば散歩にはもってこいの通路です。

この後、妙心寺を北に抜け龍安寺へ向かいましたが着いた所で1個団体と一緒になり入るのを断念。
暑い盛りで観光客も少ないだろうと思いましたが、どこも夏休みで出かけて来ている人が多いようです。
龍安寺は花が色々植えてあるので後日行って見ようかと思っています。

こんなことなら妙心寺大心院へ入ってきた方が良かったかも。あそこの阿吽庭には確か百日紅があった筈。

予定に反した8月最初の散歩は妙心寺素通り、龍安寺断念の散歩でした。

カメラ   PENTAX K20D
レンズ  TAMRON zoom 17-50 F2.8
      SMC PENTAX DA 55-300 F4-5.8 ED

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