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4日の散歩 ( 十二坊から船岡山 )

2011-08-04 15:39:41 | sanpo
 連日暑さがぶり返して来ている京都は昨日が34℃、きょうも予報で34℃。気象台の様に涼しくない街中は猛暑日です。
そんな猛暑日の中、出かけようと玄関を開けると

鉢植えのランタナにヤマトシジミが来ていました。
しっかり咲いた花の方が蜜の味が良さそうに思いますが、このまだ良く咲ききっていない花に止まって口吻を伸ばしていました。

さて、きょう出かける目的は千本北大路の本屋へ買い出し。
行きがけの駄賃で十二坊によって見ました。

千本通りの東側から十二坊を見ると百日紅が門の向こうに見えています。

門の中に見えているのは春に花を咲かせていた枝垂れ桜と萩。


門内へ入って見ると木槿なども咲いていますが、きょう撮ったのは蝉。

クマゼミがたくさん止まっていましたが何故か鳴いていません。
知らずに近づくと10匹近いクマゼミがおしっこを振り撒いて逃げ出しました。
飛ばずに残った二匹がモデルです。


この後、本屋へ寄ってから久しぶりに弧蓬庵坂へ回りました。
紫野高校は夏休みで人は居ないだろうと思っていたら部活(テニス部)の部員がウロウロしていました。
写真は無しで今宮さんへ。ここは木々の緑が深くなっている分撮るものが無し。
南下して大徳寺へ。大徳寺は素通りで東へ抜けただけですが、外人さんを含め拝観者(観光客)に多く出会いました。

福島の原発事故が原因で外国からの観光客が減っているのとして、東電に賠償請求する話が昨今盛んに言われていますが、先日の龍安寺と云い、きょうの大徳寺と云い観光客の減少は恢復気味???

大徳寺を東に出た後は、どうせきょうは近場の散歩なので更に東に向かい堀川通りへ出て南下。
北大路を渡って南へ行くと島津製作所紫野工場ですが、この北側に紫式部墓所なるものがあります。
たまに観光タクシーが止まっているのを見かける事もある場所です。

だからといって他人のお墓を写真に撮る気はありませんが、

墓所を表す石碑と花がほぼ終わった「ムラサキシキブ」。
お墓はこの奥に入り右に曲がった所にあります。
花が咲いているうちの方が絵になった場所ですね。

ここから島津製作所の南を塀沿いに西に向かい建勲神社へ。
いつもの通り100段ちょっとの階段をフウフウ言いながら上がって、建勲神社から船岡山を歩いていて見かけた物。
これは何でしょう?







カシノナガキクイムシの防除用のトラップですね。

けっこう沢山虫が捕れていると新聞に出ていましたが、きょうは蝉を何匹か見た後だったので「このトラップなら蝉なども掛かるんじゃないだろうか?」と思いながら歩いていると・・・・・

ビンゴ!!!

まーピッタリで、トラップにはまった間抜けな蝉がいました。

京都府立大学などとの共同研究らしいですが、こんな風に標的と違う昆虫が罠にかかる事態も当然想定しているのでしょうね。こんな事は誤差範囲でしょうが、かかった蝉は命がけの災難ですね。
(誤差範囲ですますなよー)と蝉が言っています。

それにしてもカシノナガキクイムシによるナラ枯れ被害。京都だけでなく全国的な物の様だけど、有効な手立てが無いというのもちょっと情けない!

人間が自然をおかしくしているせいかな?

この後、船岡山で見たのがドングリの赤ちゃん。

この木の種類は何か分からないけど、取りあえずこの木はナラ枯れにならずに次代を担うドングリを付けています。

この船岡山はナラ、カシ、シイといったブナ科の樹木が多く見られます。(公園部はもっぱら桜になっていますが)
建勲神社の神域などは樹齢の高そうな太い木が多く有り、それだけに防除が大変なのかも知れません。

4日の散歩は本の買い出しから十二坊と船岡山と近場の散歩でした。


カメラ   PENTAX K20D
レンズ  TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO

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コメント
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