ここのところ引き籠もり、ろくに外に出てない気がするな。
何だか歯車が合ってない、今度の土日も台風なのか・・・
随分前(お盆休みの頃)に、行っていたのですが。
滋賀・湖南の「ミュージアム スタンプラリー」3軒目の「滋賀県立近代美術館」
びわこ文化公園内にありますが、これまた敷地が広い!
私が停めた駐車場からは日本庭園やらなにやら、遊歩道を歩き進めど建物がなかなか見えない
やっと見つけた建物は県立図書館。美術館はまだその先にありました。
特別展『ロトチェンコ+ステパーノワ-ロシア構成主義のまなざし-』をやってまして、これが見たくて来た訳です。
アレクサンドル・ロトチェンコ(1891-1956)はロシア人、ロシア構成主義の芸術家です。ワルワーラ・ステパーノワ(1894~1958)は彼の奥さんで、同じくロシア構成主義を代表する作家として活躍しました。
ふたりは美術学校で知合い、結婚。ロトチェンコは65歳で亡くなり、2年後ステパーノワは64歳で他界。死ぬまで佳き伴侶だったようです。
彼らが活躍した時代は、ソビエト連邦が誕生するなど政治的に大きな過渡期。ポスターやチラシなどプロパガンダ・アートの分野でも多くの作品を残してます。
1920年代になると絵画の制作をやめ、ロシア構成主義の詩人マヤコフスキーをコピーライターとして共同制作されたポスターの数々は、現代の広告デザインの基盤となったのではないでしょうか。
グラフィックデザインもですが、建築、工業デザインも手がけ、1924年頃からは写真の撮影を始めます。この写真作品も現代において高い評価を受けてます。
ステパーノワのほうも絵画活動からしだいにデザインで活躍し始めます。テキスタイルやコスチュームデザインも手がけ、本の装丁や、視覚詩、雑誌・広告のレイアウトなどにも多才さを発揮してます。
この展覧会ざっと見たあと、ボランティアの学芸員?さんの解説があるというのでもう一度、解説を聞きながらじっくり見て回りました。解説を聞きながら美術鑑賞なんて初めての体験でしたが、よく解るし、和やかで楽しいものでした。
当然の如く“撮影禁止”なんで、作品は紹介できませんがGoogleの『画像検索』でも見て下さい。
この美術館、博物館での“撮影禁止”って日本ではあたりまえのように受け入れてますが、諸外国(欧米)では自由度がもっと高いようですね。このことについては言いたいことありありなんですが・・・
『日本の美術館・博物館だけどうして写真撮影禁止なの?』
『吹田市立博物館-地元博物館見学記-』
ちょっと気付いた記事をリンクしておきましょ。それと我が国では国立博物館が5年前九州に出来てやっと4ヶ所(東京・京都・奈良・九州)なんだそうですね。そんな国、珍しいそうです。国民は税金の使い道にもっと口を挟まないといけませんね!
ちなみに東京の国立系の美術館、博物館は基本撮影可のようです。
『本当に館内での写真撮影ができないのは日本の美術館だけなのか』
がらっと変わって、こちらは撮影自由でした。
一応「写真撮ってもいいんですか?」って訊ねたら「どうぞ、どうぞ♪」って嬉しそうでしたよ。
展示は・・・どうも文化祭のノリでしたが。(^_^ゞ
お決まりの施設内食堂でのランチご案内。
茶室「夕照庵」ってのもちらっと気になりましたが、今回はスルー。
2010.8/14、びわこ文化公園にて。
何だか歯車が合ってない、今度の土日も台風なのか・・・
随分前(お盆休みの頃)に、行っていたのですが。
滋賀・湖南の「ミュージアム スタンプラリー」3軒目の「滋賀県立近代美術館」
びわこ文化公園内にありますが、これまた敷地が広い!
私が停めた駐車場からは日本庭園やらなにやら、遊歩道を歩き進めど建物がなかなか見えない
やっと見つけた建物は県立図書館。美術館はまだその先にありました。
特別展『ロトチェンコ+ステパーノワ-ロシア構成主義のまなざし-』をやってまして、これが見たくて来た訳です。
アレクサンドル・ロトチェンコ(1891-1956)はロシア人、ロシア構成主義の芸術家です。ワルワーラ・ステパーノワ(1894~1958)は彼の奥さんで、同じくロシア構成主義を代表する作家として活躍しました。
ふたりは美術学校で知合い、結婚。ロトチェンコは65歳で亡くなり、2年後ステパーノワは64歳で他界。死ぬまで佳き伴侶だったようです。
彼らが活躍した時代は、ソビエト連邦が誕生するなど政治的に大きな過渡期。ポスターやチラシなどプロパガンダ・アートの分野でも多くの作品を残してます。
1920年代になると絵画の制作をやめ、ロシア構成主義の詩人マヤコフスキーをコピーライターとして共同制作されたポスターの数々は、現代の広告デザインの基盤となったのではないでしょうか。
グラフィックデザインもですが、建築、工業デザインも手がけ、1924年頃からは写真の撮影を始めます。この写真作品も現代において高い評価を受けてます。
ステパーノワのほうも絵画活動からしだいにデザインで活躍し始めます。テキスタイルやコスチュームデザインも手がけ、本の装丁や、視覚詩、雑誌・広告のレイアウトなどにも多才さを発揮してます。
この展覧会ざっと見たあと、ボランティアの学芸員?さんの解説があるというのでもう一度、解説を聞きながらじっくり見て回りました。解説を聞きながら美術鑑賞なんて初めての体験でしたが、よく解るし、和やかで楽しいものでした。
当然の如く“撮影禁止”なんで、作品は紹介できませんがGoogleの『画像検索』でも見て下さい。
この美術館、博物館での“撮影禁止”って日本ではあたりまえのように受け入れてますが、諸外国(欧米)では自由度がもっと高いようですね。このことについては言いたいことありありなんですが・・・
『日本の美術館・博物館だけどうして写真撮影禁止なの?』
『吹田市立博物館-地元博物館見学記-』
ちょっと気付いた記事をリンクしておきましょ。それと我が国では国立博物館が5年前九州に出来てやっと4ヶ所(東京・京都・奈良・九州)なんだそうですね。そんな国、珍しいそうです。国民は税金の使い道にもっと口を挟まないといけませんね!
ちなみに東京の国立系の美術館、博物館は基本撮影可のようです。
『本当に館内での写真撮影ができないのは日本の美術館だけなのか』
がらっと変わって、こちらは撮影自由でした。
一応「写真撮ってもいいんですか?」って訊ねたら「どうぞ、どうぞ♪」って嬉しそうでしたよ。
展示は・・・どうも文化祭のノリでしたが。(^_^ゞ
お決まりの施設内食堂でのランチご案内。
茶室「夕照庵」ってのもちらっと気になりましたが、今回はスルー。
2010.8/14、びわこ文化公園にて。
でも、「なんでここでフラッシュ焚くかな」って非常識な人も少なくないので、仕方がないと思うこともあります。
とはいえ、「とにかく禁止」ってーのは、大人の社会じゃないので、禁止は禁止にしてほしいですね。
「フラッシュでの撮影禁止」くらいで。
でないといつまで経っても、社会が育たない気がします。
ソ連って国名が時代を感じますね。
すでに消え去っちゃいましたから。
ルーブル美術館ですら、フラッシュをたかなければ撮影OKだったような。
でもフラッシュをたかない設定にするやり方を知らないデジカメユーザーとか多そうですから、撮影自体禁止するしかないのかも。
フラッシュを幾度も浴びせるのって、絵画とかに悪そうですしねえ・・・。
とんでもない事する輩が出てくるからかなー
フラッシュの件は他の人に影響するからだけじゃなく、展示物が痛むから・・
(マグネシューム焚いていた時代じゃあるまいし・・)
滋賀県にはよく行くのですが、大阪と比べると文化施設が随分充実していると感じます。
教育に熱心なのか懐が深いのか裕福なのか
社会性を成熟させるのは時間がかかると思います。が、
文化財や美術品は多くの人の目に触れることも重要。
どうも日本の“撮影禁止”は、ことなかれ主義な感じがして・・・
余談ですがもうすぐ中華人民共和国ってのも消え去るかもね。
フラッシュや三脚はもちろん、場の雰囲気、他の観賞されてる方に迷惑をかけるようだと困りますが
何でもかんでも「とにかく禁止」ってのは、いかにも日本のお役所的で、それが良いとは思えないんですよ。
C国の観光客みたいにお寺で苔のお庭に座り込んで弁当を食べるとか、こんな例あげればキリが無いようです。
禁止は、先進国「和の国」には相応しくない、恥ずかしいことに思えます。
そう言えば大阪にはあまり行かないな・・・
↑アドレスを辞書登録してますな
ということは見事完走、ですか。
撮禁の施設は美術館の類以外にも多いですよね、日本は。
寺社仏閣の仏像なんかも撮禁が多いような気がします。
それよりエビふりゃーカレーがものごっつう旨そう♪
こんな時間に見ちゃダメね。(^^;
天気の悪いときは食べもんネタで凌ぎましょ。
でも、もし撮影可にすると、フラッシュももちろん、作品の前にへばりついて離れない御仁が大量発生するのでは?
日本では美術館、博物館でのマナーがまったくなっていませんから。
「混雑している場合、鑑賞したらさっさと立ち退く」「人の前には立たない」という基本的なことすら、できてませんからね。
悲しいことです。
いかがでした?