書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

30分以上前に気づいた漁船・海上衝突予防法第7条違反

2008-02-23 00:22:36 | 読み解けば‥‥

イージス艦との衝突事故は、22日の朝の番組でも他の漁船の船長が護衛艦批判を繰り返していた。
そこで、37分前だったか、その漁船の船長は護衛艦をレーダーで確認したから分かっているはずといって批判していた。

しかし、疑問を持ったのは、30分以上も前に護衛艦という大型艦が向かってくるが判っているのに、この航路と交差する航路を何故取ったのだろうかと言うことだ。

海上衝突予防法第7条(衝突のおそれ)
3項
「船舶は、不十分なレーダー情報その他の不十分な情報に基づいて他の船舶と衝突するおそれがあるかどうかを判断してはならない。」
4項
「船舶は、接近してくる他の船舶のコンパス方位に明確な変化が認められない場合は、これと衝突するおそれがあると判断しなければならず、また、接近してくる他の船舶のコンパス方位に明確な変化が認められる場合においても、大型船舶若しくはえい航作業に従事している船舶に接近し、又は近距離で他の船舶に接近するときは、これと衝突するおそれがあり得ることを考慮しなければならない。」
そして、
第10条
8項
「長さ20メートル未満の動力船は、通航路をこれに沿つて航行している他の動力船の安全な通航を妨げてはならない。」
とあって、30分以上前に大型船であるとレーダーで分かった時点で、レーダーによってその航路を予測し、回避する必要が漁船にはあった。

この法律の通りの条文からすると、護衛艦はそのまま航行することが義務づけられているようなもので、基本的には漁船がその航路が交差するの避けなければならない。

多分、こんな事は船舶を運用していれば、常識なのだろう。
そして、危険を知らせなかったとか、相手が回避しなかったと言っても、衝突して沈没亡くなってしまえば元も子もない。
だから、やはり危険に近づかないという「予防安全」の精神は必要だろう。

昔、自動二輪の免許を取ったとき、教官が言った。
追い越し車線が渋滞している交差点では、右折車両に気をつけろ。
直進車が優先だが、直進してくるバイクが見えないときがある。
いくら相手が悪いと言っても、「命あっての物種」というものだ。


事情が見えてくると次第は、互いの船が自動操縦(護衛艦は確認)だったらしいと言うことだ。
自動操縦なら、最短距離で向かう航路を取るはずで、漁船は護衛艦が気がつかなかったということもありうる。

逆に、大型の護衛艦は優先の原則から航路を容易に変える小型船の併せて、いちいち航路を変えるわけには行かない。
そんなことをしていれば、蛇行航行になって航路予測が難しくなり、益々衝突の危険性が高まる。

護衛艦の情報は、見張り員との伝達が不十分との指摘があるが、色々な不注意が重なったのが今回の事故だろう。
何故なら、護衛艦にぶつかりそうになって回避した同じ漁船があったからた。

マスコミ報道では、一方的に護衛艦が悪いと批難しているように取られるが、一方的すぎる様に思える。
そして、大型艦船というものは、容易に回頭出来ないのは、戦前の高速巡洋艦の戦闘船速が30ノット以上であることからも推測出来よう。

一方、防衛省も未だに制服組の上に私服組がいて、意思の疎通が上手く行かないようだ。
今回、海幕長が直接大臣に報告しなかったと批判されている。
多分そうしていれば報告は早く行ったかも知れないが、長年私服の役人の下にいると萎縮して出来ないようなことが明らかになった。
やっていたら、逆に私服組から恨まれただろう。
報告も、順次上に上がって行く平時の官僚組織だから大幅に遅れた。
やはり防衛省というのは、私服組必要ないのではないかと思う。


不明瞭続出・前橋市長・当選直後にレイムダック

2008-02-22 13:00:19 | 世の中妙な??事ばかり

2月17日群馬県都の前橋市で市長選があった。当選したのは現職の高木氏。
対抗馬として元県議会議員で、自民党県連幹事長の金子氏との票差は、6000票弱。
現職の知名度と2期目。
そして大きな争点がなかったので、やはり現職強しで逃げ切った感がある。

しかし、当選直後に高木氏の兄会社

(「、「高木建設」と関連の不動産会社「アーバンプラン」(いずれも昨年9月に解散)がバブル期に旧埼玉銀行系列のノンバンクから土地投機のため融資を受けた約150億円。」)

が、約150億円の債務免除に絡んで、国税局から所得隠しと

「関東信越国税局は昨年6月に調査を開始。隠ぺい行為があったとして重加算税を含めて課税処分した。」(読売群馬版)

それにしても、良くも150億円も貸したものだと不思議に思う。
それだけではない、「県信用農業協同組合連合会から2000年ごろ、約8億円の債務免除を受けた際に2社が免除益を所得計上していたという“矛盾”が発覚する場面もあった。」とあるように、プラス8億で158億円だ。

実は、その他「2社には今も、金融機関を中心に約50億円の債務が残っている」という。
これで208億円。
まだまだ出てくる「『高木建設』と『アーバンプラン』を経営していた高木俊一元社長らを相手取り、前橋市の不動産会社が総額約2億4600万円の貸付金返還などを求める訴訟を前橋地裁に起こしていたことがわかった。」
‥‥とあって、総額210億円。
よくもこんな非上場会社に210億円も貸し込んだと思うものだ。
それだけではなく、裁判を起こされていると言うから、自己破産をしているのかどうか怪しいものだ。

確か群馬では、二部上場の井上工業は40億円の債権放棄で社長は自己破産、役員総退陣になったはず。
一部上場の佐田建設は100億円程度の債権放棄で、社長は自己破産。
子会社を整理して、保有不動産全部売却ということになった。
佐田建設は、長男は例の佐田玄一郎元大臣だから、佐田建設には直接関与していない。
そんなわけで、大方創業社長家は、事業から手を引いたと言うものだが、この高木建設は不思議なものだ。

それどころか「また、昨年5月には、俊一氏の妻を社長とする7つの会社が、俊一氏の息子の経営する前橋市天川原町の建設会社と同じ住所地に一斉に設立されているが、俊一氏は「どういうことなのか、私もわからない」と述べるにとどめた。」(読売)とあるように、事実上復活しているのである。

そして、21日読売新聞群馬版に「前橋再開発予定地に市長親族企業が土地」と題して、この企業が土地を買収している。
報道に依れば、「親族企業は俊一氏の息子が社長で、妻が役員を務める同市内の不動産会社。」とあり、事実上の復活した会社。

「関係者によると、1995年に高木建設の不動産部門が分離して設立されたという。登記簿によると、同社は2005年3月に、4番街区の一部約677平方メートルの土地と、同地に建つ立体駐車場などの建物を取得している。」

写真によると、元関谷酒造という会社が持っていた駐車場ビルと建物で、関谷氏が自己破産したとき、根抵当権約8000万円がつき、足利銀行の担保権者だった。
売値は、6000万円くらいだったか??

結構曰く因縁月の物だった。
その誰も買わない物件を誰かが買って、全面改装して今や貸しビルとなっている。
だから、およそ1億円はかかったのではないだろうか。
前橋でも、貸しビル業者が破産して、東和銀行が17億円の負債を背負ったというのは昨年の秋。
今時こんなところに貸しこむ金融もあるまい。

そして、その地域は「前橋市が再開発計画を進めている中心市街地の4番・8番街区(前橋市千代田町)」というのだから何やらおかしい。

新聞では、「関東信越国税局から所得隠しを指摘される中、市長の親族企業が市の大規模開発予定地の一部を“先行取得”していた形となり、市長の「説明責任」を求める声が強まりそうだ。」とあるが、この親族企業は、他にも大量の不動産を所有している話もあり全く妙なものだ。
関東信越国税局から所得隠しを指摘される中で、別会社が再開発地域などを買収する。
現実問題では、誰も出来ないことだろう。

もし、この問題が市長選の前に出でいれば、必ず落選だったはず。
そして、19日の前橋市民展の表彰式には高木市長は姿を見せなかった。
ここ8年以上市長は常に出席していたのにである。

22日読売新聞では、「工業団地予定地も」と題して、前橋工業団地造成組合(管理者=高木政夫前橋市長)
が前橋市下佐鳥町に造成を計画している「朝倉工業団地」の拡張予定地の一部に高木建設が絡んでいることが暴露された。

「登記簿などによると、問題の土地は下佐鳥町の約1・8ヘクタールの農地。バブル期の1991年、高木建設が地権者から購入し、農地法上の許可を条件に所有権移転の仮登記をした。県信連は同時期、同社に融資し、農地に8億7500万円の根抵当権を設定した。  高木建設の経営悪化に伴って、2001年、県信連は競売を申し立てた。しかし、間もなく取り下げて、02、03年、支援企業の経営者が設立した有限会社に融資額を大幅に下回る額で相次いで売却した。」(読売)


そして、「この土地は現在、高木市長の支援企業のグループ会社(2002年設立のペーパーカンパニー)が所有。工業団地の拡張は高木市長の初当選後に決定しており、一連の経緯は今後、論議を呼ぶ可能性がある。」 と述べられている。

その上、「問題の農地を巡っては93年、国土利用計画法に基づく届け出のないまま売買したとして、高木建設と俊一氏らが同法違反容疑で書類送検されている。」
とあって、高木市長に絡む不明朗な疑惑がまたまた出てきた。

元々こんな事は、知られたことだったらしい。
高木市長の兄一族の金にまつわる疑惑は本当に不思議なものだ。
債務放棄されたのに、その後設立された会社が誰も手に入れることが出来ない土地、建物を買い、それが再開発の場所に指定されていたり、工業団地の予定地を関連会社が持っていたり、どう見ても不明朗。

このような疑惑が選挙中に出で来なかったのは、前橋市民にとって不幸だった。
益して、支援者はこんな疑惑だらけの高木氏を支援したのだから騙された?いや承知だったのだろう。
要するに、支援者も同じ穴の貉と言うところだ。
そして、被害を被るのは市民ばかりというのはふざけたことだろう。

もし、市長として市政を続けるなら、高木一族の不正や金にまつわる事を全て精算する必要があるのではないか。


価格.com製品大賞の不明瞭

2008-02-22 12:33:40 | デジカメ関係

価格コムでは、「価格.com製品大賞」というのを始めたそうだが、どういう評価でこれを決めているのかさっぱり分からない。
たとえは、カメラ部門では
オリンパスのデジタル一眼レフ「E-3」なのだが、こんなカメラを持っている人に出会ったことがない。

常識として、
オリンパスのデジ一眼レフを買うのは、最近カメラは始めたか新規にカメラに参入した人ぐらいだろう。
普通今まで写真を趣味にしていた人は、キャノンや
ニコンペンタックスなどのレンズ資産や周辺機器があればそちらを買うからだ。
それらを無駄にして、敢えてフォーサーズという小さいCCDなどを積んで、焦点距離が二倍になるものなど買う必要があるのかと思う。

しかも、
オリンパスのE-1から失敗続きで、やっと最近まともなカメラが出てきたところだか、既にそのステータスは他者に追いつかれ、実はいつオリンパスが販売を止めるのか分からないところだ。
何故なら、OM-1シリーズでの前科があるではないか。
銀塩カメラでAFが当たり前になった頃、OM-101というAFカメラを発売したが、あまり評価されないうちにAFカメラから撤退。
OMシリーズのマニュアルFに終始した。
事実上の、一眼レフからの撤退だった。
ユーザーから見ればいきなり梯子を外されたようなものだ。
だから
オリンパスがカメラから撤退するのもなきにしもあらずなのである。

製品大賞は、
ユーザー満足度というのなら、確かにE-3は高い、しかし、金賞CANON PowerShot G9は、満足度平均4.6、
銀賞のフジのF31fdも4.6。しかし、F31fdは生産中止品。銅賞 CANON PowerShot A720 IS に至っては、満足度5.0だが評価したのがわずか6人である。

一方、リコーのCaplio R7は、満足度4.8(68人)、
ニコンCOOLPIX P5100 <WBR>は、満足度4.7(74人)だ。
こんな風に見てみれば、実は指標は当てにならないと言うことが一目瞭然だろう。

要するに、宣伝、スポンサーを取るための方便に過ぎないと言うことだろう。


////第7章The Will of Albus  Dumbledore////その2

2008-02-21 23:43:12 | 日記

////第7章The Will of Albus  Dumbledore////
Halley potter and the deathly hallows

アルバス・ダンブルドアの遺言
その2
ハリーは、キャンプベッドの横に置いてある魔法の杖を取り上げて、彼のメガネを置いてあった散らかった机にそれを向けた。そして言った『アクシオ・メガネ』。
それらは、たった約1フィート離れただけのもであったが、少なくとも、彼の目にぶつかるまで、彼の方へ飛んでくる。それらを見ることは、非常に満足が行く何かがあった。
「かっこいい」とロンが鼻を鳴らした。
「未成年追跡魔法」からの脱離を大いに楽しみながら、ハリーは、ロンの所有物を飛ばして、部屋中に送った。
ピッグウィジョンが目を覚ました結果、彼の籠の廻りを興奮してパタパタと舞った。
ハリーは、又魔法でスニーカーのヒモを結ぼうとした。(その結果として生じた結び目は、手で解くのに数分を要した)
それは、単に喜びのためだった。、
ロンのチャドヘリー・キャノンズのポスターの明るい青をオレンジ色に変えたりした。

「もっともな、僕なら社会の窓は手で閉めるけどな」とロンはハリーに忠告した。
ハリーがあわてて、チャックを確かめた時、ロンはくすくす笑いをした。
「これプレゼント、これは、包装していないぜ、お袋の目を盗むためにさ」
彼が長方形の包みを取ったとき、「本かい?」とハリーは言った。
「いつものとは違うもの、そうじゃなかった?」

「これは、君のいつもの本とは違うぜ」とロンが言った。
「価値があるものだぜ『魔女に魔法をかける12の絶対確実な方法』」
「君が、女の子について知る必要があるあらゆる事が説明されている。

もし、僕が去年これを持っていたら、ラベンダーを取り除く方法を正確に知っていたのになぁ。そして、これでどの様にしたらよいか分かった。当然、フレッドとジョージが写しをくれて、僕は多くを学んだよ。
君は驚くと思うよ。それは、魔法の杖の一振りが全てではないと言うことなんだ。」
彼らが台所にいたとき、テーブルの上にプレゼントの山を見つけた。

ビルとムッシュ・デラクールは、朝食を終えていた。一方、ウィーズリー夫人は、フライパン越しに、彼らと立ち話の雑談をしていた。

「アーサーは、私に17歳おめでとうと言ってくれと言っていましたよ、ハリー」とウィーズリー夫人はハリーを見つめながら言った。
「彼は、仕事で早く出発しなければならなかったのよ。けれども夕食に戻るでしょう。その私たちのプレゼントが山のてっぺんにあるわ。」
ハリーは座って、彼女が示した正方形の包みを取り、包みを開けた。
内側には、ウィーズリー夫妻がロンの17歳の時に与えたものとほとんど同じ腕時計が入っていた。
それは、金色で、針の代わりに文字盤の廻りを星が回っていた。
「成人したときに、魔法使いに腕時計を送るというのは、習わしなんですよ。」
とウィーズリー夫人は、調理器のそばから心配そうに彼を見つめながら言った。

「残念だけど、それロンの物のように新しくないのよ。それは、実は私の兄弟のファビアンのものなのよ。」
「彼は、彼の持ち物をひどく注意しない(物を大切にしない)人なので、裏に少しでこぼこがあるの。でもね‥‥」
彼女の言葉の後は続かなかった。ハリーは、立ち上がって抱きついていた。


プリンスホテル問題・左翼に甘い政府・官僚・警察権力

2008-02-20 14:00:52 | 世の中妙な??事ばかり

グランドプリンスホテル新高輪が日教組の教育研究全国集会(教研集会)の参加予定者の宿泊を拒んだ問題で、桝添厚生労働相の指示により事情聴取することになった。
「(特段の理由がなければ宿泊を拒めない)旅館業法違反の疑いが濃厚だ。港区がホテル側を事情聴取する」(桝添)
教研集会本体は、色々な問題をはらんでいるために、日教組の見方であるというか一心同体の民主党は、「宿泊」という方から憂さ晴らしを始めたようだ。
このような問題も、多分左翼でなかったら、新聞報道もされず何事もなかったはずだ。
確か、NHKなどは何万人集まった集会でも「右派」であれば、取材に来ても報道せず、左派の集会だと50人でも報道するという極めてアンフェアーな事をやっている。

そして言論に於いても、ある左派集会に「異議あり」と応じた普通のおじさんは、即座につまみ出された上に、警察に告訴。
なんとその場で、警察が逮捕して何日間も拘留して執行猶予付きの罰金刑だった。
逮捕も窃盗などの犯罪ではなくて、言論の場合、住所氏名が分かっていて逃亡するおそれがなければ、拘留するというのは行き過ぎであるのは常識だ。
しかも、その拘留は法的な定められた最大限だった。
これは、左翼に荷担した警察権力の右派というか一般人に対する見せしめだった。
そして、このプリンスホテル問題もよく見てみれば、直ぐに左翼は裁判所に訴える。
ここで問題なのは、世間知らずの裁判官で、警察権力や労働団体を無批判に評価するというおかしさだ。

プリンスホテルが、教研集会に参加した人々の宿泊を拒否したのは、当然それなりの理由がある。
なぜなら、それだけの人数がホテルに泊まっていて、もしロビーや空き部屋などを占拠して集会を行ったら、制御しきれないからだろう。
そして、もし規制すれば、またまた裁判に訴えると言う措置でもとりかねない。
裁判所は、会場の使用拒否した関係から、ホテル側の主張を認めないこともありうるし、大体裁判官というのは「民間人・企業」を馬鹿にしている。

宿泊を拒否したのは、無用なトラブルを避ける上の最善の方法だったろう。
それにしても、日教組というのは、豪華なところで集会をやりたがるものだ。

我々庶民の感覚では、とても何やらやれるものではない。

考えてみれば、彼らというのは公務員という安住したいわば「大釜の飯」を食う連中だと言うことだろう。


道路討論・道路特定財源は廃止して考え直すべき

2008-02-19 23:27:55 | 読み解けば‥‥

道路討論を読んでいると、道路特定財源というものの問題点が浮き彫りになる。
その第一は、膨大なその財源を国土交通省という国の組織が、国民の目の届かぬところで良いようにしているという実態だ。
確か、一台300万円以上もする車を900台も買ったという実例が出ていた。
要するに、特別会計というところには「官僚の金食い虫というウジ」が湧いている。
それだけでなく、金があるから都合の良いところに金をばらまき、国土交通省という役所の権限を強めている。
これだけで、なんと民主主義とは関係ないものが存在していると思わざるおえない。
かっては、各省庁が批判にさらされて、分割、分離させられたりして省益と天下り先優先を改め、少しは国民の方向いた部分もある。
ところが、法務省国土交通省などはまだまだ残された聖域だろう。
もっとも、もっと酷いのは国会事務局であるのは、週刊誌報道で明らかだが。

兎に角、道路特定財源というのは、国土交通省にとって美味しいものだ。
それは、国民から問答無用で取り上げた「何でも使える」金で都合の良い道路を作る。
文句を言う政治家にはその選挙区に膨大に予算の道路で黙らせ、又、その金をばらまく事によって天下り確保を狙う。
考えてみれば、こういう役人など「頭の黒いネズミ」にピッタリではないか。

又一方、地方の過疎地に道路が必要と言っているようだが、本当のところ作っても交通量の少ないところだ。
なんと言っても、人口が少ない。
その上、おかしなことはその交通量の少なさ、利用率が少ないことを防災、災害対策で逃げていることだ。
だから、立派な道路を作っても、災害がなければ単なる無駄なものになるはずだ。
当然、その災害も毎年起こるものではない。

この討論で再度確認されたのは、地方に道路を作るに当たって、道路特定財源は補助金として40%だと言うことだ。
だから、道路を作れば作るほど地方財政に穴が開く。
しかも、過疎対策などが多ければ、道路を作っても経済効果は期待できない。
そこに見られるのは、地方の公共事業としての土建屋救済という旧来の既得権と言うことになる。
はっきり言って、そんな時代は過ぎ去っていると言うことを気がつかないのは地方も同じと言うことだろう。

ここはやはり、国土交通省の利権を剥奪して、財源を国民の手に戻すと言うことをするしかない。
なぜなら、役人は取り上げた税は、不必要でもみんな使い切るという庶民感覚とは無縁なところにある。
税を増やせば増やしただけ使う、正に道楽息子そのものだと言うことである。


接戦だった前橋市長選の真相 と醜聞

2008-02-18 16:45:44 | 世の中妙な??事ばかり

前橋市長選は、現職の高木氏と元県議で自民党県連幹事長だった金子泰造氏との間で争われた。
これは、元々官僚知事の前知事小寺氏との確執に始まる結構根の深いものだった。
それは、元自治省の官僚であった小寺氏が、自らの後継として同じ官僚出身の出納長を副知事に任命しようとしたことから始まっている。
ところが、この小寺氏を始めとする官僚は
群馬県出身でもなく、群馬の伝統を破壊する様なことも自らの都合で、躊躇なく実行すると言う人物だった。
そこで、少しは地元の意見も聞いてくれと言うのが、県議会との確執の始まりだった。
しかも、多選知事で4期目だ。
その後、県知事選の前哨戦の県議選で妙なことが起きた。
それは、小寺氏に反対する
自民党幹事長だった金子泰造氏を当時の小寺陣営は、影響力のある取り巻きを動員して、建設業界、商工会議所などが反対派に廻り落選させようとした。
ところが、どぶ板選挙を勝ち抜いた金子氏はトップ当選は逃したもののそこそこの得票で当選した。

そして迎えた知事選挙。
現職の小寺氏は、当然商工会議所、建設業界、
財界を総動員し、市長会の会長の高木氏も小寺支持に回った。
自民党は、多選候補(5選目)は推薦しないために、対抗して独自候補を立て、現大澤知事が小寺氏を破って当選した経緯がある。
そこで、今度は市長選挙で‥‥と言うところだったが、高木氏の一期目で、まだ成果が出ていないところだから結構無理だったのかも知れない。
しかし、高木氏が
民主党推薦を取ったことは、市議会との確執を生むことになり、市の運営は益々難しくなるだろう。
それに、高木氏の貴重な市有地の投げ売り、箱物行政による財政負担は、今後問題になるかも知れない。

それにしても、今回は多少金子氏に無理があった。
特に結果が出ていない中での現職との戦いは、やはり難しいものだ。
ところが、18日読売新聞Webに「前橋市長 兄の会社が所得隠し150億円…国税指摘」という報道があった。
内容は、「前橋市内の建設会社「高木建設」と関係会社の不動産会社『アーバンプラン』(いずれも19年9月解散)が、関東信越国税局から計約150億円の所得隠しを指摘されていたことが分かった。………しかし、両社は所得として申告せず、同国税局は「収益に当たる債務免除を隠した」などとして高木建設に約7億円、アーバンプランに約60億円を追徴課税したとみられる。」とある。
その上、妙なのは「05年9月期に約三十数億円の債務免除を受け、アーバンプランも約120億円の債務免除を受けた」と言うことだ。
そんな中小企業が、併せて150億円も債務免除をうけるかな?と言うところだろう。
いずれにせよ、このことがあと1週間早く分かっていたら、高木氏の市長当選は間違いなくなかった違いない。
何と言っても、6000票に満たない票差だったのであるから。


////第7章The Will of Albus  Dumbledore////その1

2008-02-17 16:21:36 | 日記

////第7章The Will of Albus  Dumbledore////
Halley potter and the deathly hallows

アルバス・ダンブルドアの遺言
その1

彼は、夜明けの冷えた、青白い明かりの中を山道に沿って歩いていた。
遥(はる)か下に、霧で包まれたものは、小さな町の影だった。
彼があちらで探していた男は、いたのだろうか?
彼がほとんど他に考えることが出来なかったほど非常に必要とした男、答えを持った男、
彼の問題への答え‥‥
「おぃ 起きろ」
ハリーは、目を開けた。彼は、ロンの薄暗い屋根裏部屋で、再びキャンプベッドの上で横になっていた。
太陽は、まだ昇っていない、そして部屋はまだぼんやりしていた。
ピッグウィジョン(ロンのフクロウ)は、彼の小さな翼の下に頭を入れて寝ていた。
ハリーの額の傷は、ちくちく痛んでいた。
「君は、寝ながらぶつぶつ言っていたよ。」
「僕が?」
「よう、『グレゴロヴィチ』」「君は、『グレゴロヴィチ』と言い続けていたぜ。」
ハリーは、メガネを掛けていなかった。ロンの顔は、少しぼやけているように見えた。
「『グレゴロヴィチ』て言うのは誰だ?」

「俺はしらんよ、そうだろ?、君はそればかり言い張っていたぜ。」
ハリーは、彼の額をさすり、考えた。
彼は、以前名前を聞いたという漠然とした考えを持っていた。けれど、どこでだったか思いつかなかった。
「僕は、ボルデモートが彼を捜していると思うんだ。」
「哀れなヤツだ。」とロンは熱を込めて言った。
ハリーは、座り直して、彼の傷跡をまださすっていたが、今やすっかり目覚めた。
彼は、夢の中で見たことを正確に思い出すように試みた。
けれども、甦がえってきた全ては、山が多い地平線と深い谷に抱かれた小さな村の概要だった。
「僕は、彼が外国にいるのではないかと思う。」
「『グレゴロヴィチ』というのは誰だ?」

「ボルデモート、僕は彼が外国のどこかで『グレゴロヴィチ』を探しているのだとおもうね。それは、英国のどこのようにも見えなかったよ。」

「君は、又再び彼の心の中を見ていたと思う?」とロンは、心配している調子だった。

「親切にしてもらってありがとう、ハーマイオニーには言わないでおいてくれ」とハリーは言った。
「もっとも、僕の睡眠で、僕がものを見るのを止めることを彼女が期待する方法だけれども‥‥」

彼は小さなピッグウィジョンの籠を見上げて見つめた。考え事、『グレゴロヴィチ』と言う名前を、何故聞き慣れていたのか?

「僕は思うのだが…」彼は、ゆっくり話した。「彼は、クィディチに関係があった。何かの関連性があるぞ、けれど、わかんないなぁ、僕にはそれが何だか考えられない。」

「クィディチだって?」とロンが言った。
「確かに、君は、グレゴロヴィチについて考えていないなぁ?」
「誰だって?」

「ドラゴミール・ゴーゴヴィチ、チェイサーだったな。二年前、最高の移籍金でチャドヘリー・キャノンズに移籍した。シーズンで最も多いクァッフル得点の記録保持者だ。」

「いや、そうじゃない」とハリーは言った。「僕は、確かにゴーゴヴィチについて考えていたのではない。」
「僕は、そのいずれでも、わかんないけどね」とロンは言った。
「兎に角、誕生日おめでとう。」
「うぁ~、そうだ忘れていた!、僕は17歳になったんだ!」


実態を考えぬ無知な温暖化議論

2008-02-16 12:04:10 | 世の中妙な??事ばかり

近年、地球温暖化と言うことに対して、既定事実として全ての議論が進んでいる。
特に、ろくに化学や物理、地球物理など学んでこなかった人々が、専門家が言っているからとそのまま受け取る。
しかし、これは非常に危険な事ではないだろうか。
何故なら、ある人々、又はある組織が事実に基づかない事を既定事実として「こうだ」と決めつけ、それを知らずに信ずる国、人々、それを扇動するマスコミなど何やら恐ろしいものだからだ。
これは、テロリズムの一つであるというのは当たり前なのだが、大学で「情報学部」という学部があるのに何も学んでいないというのは馬鹿馬鹿しい。
本来、情報学部というのは、そう言うマスコミ扇動や情報、宣伝戦を分析するべきものと考えるのだけどね。

そして、この情報戦とか、マスコミ宣伝というのは、元々共産主義とナチスによって考えられたもので、今の環境問題もその延長線上にある事は間違いない。

さて、この地球温暖化に関しての議論で、国際組織は、温暖化予測が真実であるかどうかは議論しないと避けている。
それは何故かというと、地球温暖化の予測というものはあくまで予測であって、現実には出来ないと言うのが真実だからだ。
考えてみれば分かるように、世界最速のスーパーコンピューターを使っても台風の発生すら予測できていない。
だから、将来の地球温暖化を予測できるはずがない。
そこで行っているのは、「捏造」というデーターの仮定だ。
はっきり言えば、温暖化するという予定の結果を出すために、「仮定」を設定しているのである。
それが、インチキであるのは、そんな仮定を設定して、台風の予測など出来はしない事からも明らか。

その上、そんな一見「科学的」と言っている学者は、文系の学部を出た気象学者ばかりというのは、実に面白いではないか。


保育園に疑問を感じるこの頃

2008-02-15 22:52:39 | 読み解けば‥‥

保育園について考えるといつも妙な感じになる。
それはなぜかと言えば、今の女性は自分の子供を自分ので育てないのかと言うこと。
そして一方、経済的な苦労を無視して自分で育てようとする女性がいることだ。
それは、「子育て・育児」と「仕事」のどちらを取るのかと言う選択肢を迫るものでもある。
又、近年妙なのは、経済的に大変なので、子供を作らないという妙な感覚だ。しかし、多分経済的というのは関係ないだろう。
子供を作る人は、とにかく子供が出来るうちに作ると言うところがある。
だから、本当なところは自分たちの自由な生活を楽しみたいという事に尽きるのではないか。
この傾向は、ドイツに顕著見られる。
特に、ドイツでは子供を産んでも経済的な不都合は見られないからこの傾向が強いのではないかと考える。

待機児童ゼロ作戦‥‥保育園に入れる人数を増やすと言うことなのだろう。
しかし、実は一人あたり5-6万円以上ももかかる育児費用を半値以下で‥‥というものであることは、誰も言っていない。
そして、保育園の充実というのは、子供の面倒は「お国が見る」という国家主義的なものだ、と言うことに気がついていない。
一方で、子供を自分で育てながら、教育ママと化してお受験に邁進する母親もいる。
これから10年、20年後にどんなことになるのか、小生は予想することは出来ない。

ここで考えておかなければならないのは、今の教育行政や社会を指導している人々は、戦後のMacArthur教育によって教育されてきた人々であると言うことだ。
子供の子育ても、お国に任せるのか自分でするのか、よく考えてみる必要があるのではないかと思う。
そして、じっと目をこらして日本の国の指導者層、有名大学の女性教授を見てみると、全く違う実態が見えてくる。
国民に対して、愚民政治をやっているというのはこのことだろう。

日本の戦後の国家は、「嘘つき」だと改めて考えさせる必要がある。
なぜなら、年金問題、道路特定財源その他、国民を欺くようなことが露呈している。
政府にだまされてはならないと考え直すべきだろう。