書道家Syuunの忘れ物

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たたくと埃の出る道路特定財源

2008-02-28 23:42:15 | 読み解けば‥‥

道路特定財源の問題が出てきて、国土交通省では無駄使いやら何やらで、社会保険庁の様相を呈してきた。
数々の、数字あわせの使い道やら、国際建設技術協会による「3冊で1億円の報告書」とはあきれたものだ。
毎日新聞では、「道路予算の配分の「公平さ」も議論となった。」とあるように、道路特定財源は道路族や声が大きい国会議員のところには、全額補助金の道路が出来たりする。
これなどは、正に国民の金を都合の良いように使う現れだろう。
公明党が国土交通相を続けて要求して、冬柴鉄三国土交通大臣がいるのも、「金」にまつわる利権がらみだろう。
だから、「28日の衆院予算委員会で、身内の公明党・
富田茂之氏に答弁姿勢を指弾される一幕」(産経)があっても、蛙の顔にション弁だ。
この指弾に対して「改革を妨げていると手紙や電話をいっぱいいただくが、胸を張って毎日元気だ。オレも庶民であり、庶民の立場で判断して、どう言われても将来は必ず理解していただけると思っているからだ」(産経)
‥‥というのは、別に国民に対していっているのではないだろう。
公明党とその母体である創価学会に、役人の言いなりになっていれば、「おこぼれ」を廻してくれると言っているに過ぎない。
事実、役人というのはそう言うことをするらしい。
それが日本というのが民主主義国家でないところだ。

それにしても、高規格道路は費用対便益は「1.2」と言っていたのに、都合が悪い見ると「投資額に対する効果の割合を示す「費用対便益」が「1.0」を超えれば、着工」と朝令暮改した。
こんなところによれば、国土交通省の利権はなんとしても維持したいという魂胆が見え見えだ。

それにしてもこの福田首相というのは、道路特定財源関してあまりの出鱈目さに、世論が大反発を食らっているのに、何も意に介さない様子。
支持率が急降下するはずだ。
こんな官僚よりの、そして美味しい既得権よりの姿勢を見せるというのは時代遅れだか、実は支持母体の古賀氏などの道路族を優先する国民無視。

かって、密室政治で情報は身内だけという時は終わったはずなのにねぇ‥‥
時代が逆戻り、昔の言葉で言うと「反動政治」。

それにしても、国会というのは無駄遣いの巣窟だ。
国会議員の引っ越し料100万円は驚いた。
そう言えば、国会の衛視という職員も一人1000万円近い給料だという。
なにやら週刊誌に載っていたが、事務方トップは大臣より高額な給料だと言うから笑いが止まらないのは、国会職員だ。