書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

学校秀才・大人になったらただの凡人

2008-02-13 17:25:39 | 読み解けば‥‥
大阪府の橋下徹知事については、何かとここのところお騒がせのところだ。
大阪府について言えば、東京都がかって美濃部都政が続き、本来大黒字の東京都が赤字にならんとしたことがあった。
美濃部都政の時は、支持母体の職員組合には手厚く、都民には厳しくと言う本末転倒だったから驚くべきだった。
美濃部知事は、実は非人間的な冷たい人物と家族親族から見放されていたという。
大体こういう共産主義者というのは、例外なくそうだ。確か、美濃部氏の妹は生活保護の上寂しく一人で亡くなったと、かって週刊誌で批判されていた。
大阪はそれがもっと続いたのだから、大阪府政は府民のためではなく、そこに働く役人のためだったのがよく分かる。
しかし、色々な箱物とかね。
教育改革も最近地方の県でも、高校は全県一区になった。東京が学校群になったのは、昭和41年頃。
そのときの東京都の教育長は、結果の平等を求めたから、都立高校が軒並みダメになった。
不思議なことで、これを大都市圏では皆まねをした。
まねをしなかったのは、地方の県など伝統校を持つところだった。

さて、先日NHK問題で、色々と物議を醸し出したが、NHKと言うところは「役所」で番組には「出させてやる」という意識が強いのだろう。
橋下知事がTV抗議した後、NHKはプロデューサーがお送りしたとか、みょうちくりんのことを言っていた。
やっていたことは、NHKのマニュアルにあるようなことで、特別と言うことはないだろう。
そして以前NHKの取材番組に少し係わって思ったのは、NHKと言うところも縦割りと言うか、横割りというか分からないが一般企業とは違うと言うところだ。
要するに、上のアナウンサーやディレクターなどは、現場の段取りをするところとは一切関係しないと言うことだろう。
大方下請け任せという感じ。
そして、今回橋下知事が烈火の如く怒ったのは、多分「プライド」を傷つけられたと言うことではないか。
人間、何かのスイッチが入ってしまうとなかなか押さえられない。
こう言うのが若気の至りなのだが、NHKと言う官僚体質で上からものを見下ろすというのは、やはり問題だろう。
特に、アナウンサーが元同級生なら、相手の立場を意識せず、昔のスポーッばかりやっていた橋下君。
私の方が、成績は良かったなどと思ったりする。

こんな時、昔の癖が出て‥‥というか、自分も出世したと思ったのだろう。
NHKだと言っても、一介のアナウンサーと選挙で当選してきた知事とは、全く重みが違うのだという民主主義の基本を知らない民主主義を理解していない人物だ。

米国などの民主主義国家なら、単なる中央官庁の役人より知事の方がよほど偉い。
なぜなら、官僚は選挙によって選ばれたのではないからだ。

年を取っての同窓会で、ある年齢になると人生の勝負がついてきてしまっている。
学校時代、勉強が出来たとしても、大人になればただの人。
同窓会ならそれなりだが、外で逢ったらその人の地位に対応する扱いをしなければならないというのは当然だろう。